私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q329 太陽が造られる前に現れた光とは何ですか。
- このメッセージに感謝を贈る
-
この無料配信メッセージは、皆様の祈りと献金のサポートで成り立っています。
あなたの「ちょっとした感謝」を300円献金で贈ってみませんか?
このメッセージでは...
329 太陽が造られる前に現れた光とは何か
Q:創世記1章3節では、光が造られています。まだ太陽が存在しないのに光が存在するのは、不思議な感じがします。この光とはなんですか。
A:はじめに
創世記1章は、天地創造の経緯を記録しています。神は、天と地を7日間で創造されました。第1日目に創造されたのが光です。この光がなんであるかについて、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、この光は、自然光ではありません。
(1)この光は、神のことばによって、第1日目に造られました。
(2)太陽と月が造られたのは、第4日目でした。
(3)つまり、この光は天地創造の最初の3日間、被造世界を照らしたということです。
(4)4日目以降、神は太陽には昼を治めさせ、月には夜を治めさせました。
2番目に、この光は、神の臨在を示すシャカイナグローリーです。
(1)シャカイナグローリーという概念は、ヘブル的なものです。
(2)それゆえ、異邦人信者はその存在を見落としがちです。
(3)イスラエルの民をエジプトから導き出したのは、この光です。
(4)ダマスコ途上でパウロが見たのも、この光です。
(5)シャカイナグローリーは、太陽よりも明るい光です。
「それは太陽よりも明るく輝いて、私と私に同行していた者たちの周りを照らしまし
た」(使26:13)
3番目に、この光は、新天新地を照らす光源となります。
(1)新天新地においては、夜がなくなります。
(2)新天新地においては、人工的な光も太陽の光もいらなくなります。
「もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、ともしびの光も太陽の光
もいらない」(黙22:5)
(3)私たちクリスチャンは、神である主とともに被造世界を治めるようになります。
(4)聖書は、シャカイナグローリーで始まり、シャカイナグローリーで終わります。
参考になる聖句
「神は仰せられた。『光、あれ。』すると光があった」(創1:3)。
第1日目に創造された光は、シャカイナグローリーです。
週間アクセスランキング
コリント人への手紙第二(16)パウロと偽使徒の違い(3)-使徒のしるし-12:1~18
コリント人への手紙第二(15)パウロと偽使徒の違い(2)-苦難に満ちた奉仕-11:16~33
ルカの福音書(5)マリアの賛歌1:46~56
イスラエル旅2023#089中川牧師とめぐる旅:【祈りの場、西壁】神殿再建の予感
Q423 聖書は、「性差別」を容認しますか。
ルカの福音書(13)ヨハネの奉仕の始まり3:1~6