私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q.94 クリスチャンになると、行いが必要になるのですか。
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今回は、クリスチャンが陥りやすい誤解についての質問です。「あれをやらなきゃダメ、これをしちゃダメ」と窮屈な思いをしたり、思ったように出来ない自分を責める前に、冷静になって聖書に書かれていることを見直してみましょう。
そして今回はぜひ、参考リンクのローマ人への手紙8章の解説も、あわせてチェックしてみて下さい。あなたのクリスチャンライフが変わること請け合いです!
Q. 質問
Q:クリスチャンになる前は、何もしなくてもそのままで神は愛してくれると聞いていたのに、クリスチャンになったとたんにあれをしろ、これはダメだと言われるようになって、混乱しています。どう考えたらよいですか。
A. 回答
A:これは、すべてのクリスチャンが陥りやすい誤解についての質問です。
いつものように3つ申し上げます
1.何もしなくてもそのままで神は愛していてくださるというのは、本当です。
(1)神は、罪人が滅びることを望まず、すべての人を愛しておられます。
(2)「何もしなくてもそのままで」というのは、
人は行いによって自分を救うことができないということを示しています。
(3)とは言え、それは神が罪を許容しておられるということではありません。
(4)神は私たちの身代わりとして、御子イエスを十字架に付けてくださいました。
(5)神の赦しを受け取る方法は、信仰しかありません。
2.神が私たちの成長を期待しておられるというのも、本当です。
(1)イエス・キリストを信じた人には、大きな変化が起こりました。
①霊的に新しく生まれました。これを新生と言います。
②聖霊が心に住んでくださるようになりました。
(2)神は、霊的幼子が成長することを期待しておられます。
①新約聖書の中の書簡は、私たちがどのように行動すればよいかを教えています。
②神の御心に沿った行動を可能にするのは、聖霊の力です。
3.混乱したり、窮屈に感じたりするのは、律法主義に陥っているからです。。
(1)聖書に書かれていないことを命じるのは、律法主義です。
(2)自力で行動を起こそうとするのも、律法主義です。
(3)自力で成長しようとするクリスチャンは、ロマ書7章クリスチャンです。
(4)聖霊に力によって成長するクリスチャンは、ロマ書8章クリスチャンです。
(5)「メッセージ・ステーション」のロマ書の講解メッセージを参考にしてください。
参考になる聖句
「肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です」 (ロマ8:6)
クリスチャンは、聖霊によって聖くされていきます。
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