私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q374聖書では犬は嫌われていますか。
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374 聖書では犬は嫌われていますか
Q:私は犬が大好きで、ペットに飼っています。ところか、マタ7:6には、「聖なるものを犬に与えてはいけません」とあります。何かしっくりこないものを感じます。この聖句をどう考えればよいですか。
A:はじめに
私も含めて、家族全員が犬も猫も大好きです。お気持ちはよく分かります。この質問に関して、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、聖書時代においては、犬に関する評価が今と異なります。
(1)マタ7:6では、犬と豚が並んで出ています。
(2)箴26:11では、「犬が自分の吐いた物に戻って来るように、愚かな者は自分の愚
かさを繰り返す」とあります。
2番目に、イエスは当時の認識に基づいて、犬と豚を比ゆ的教えのために用いています。
(1)犬と豚は、福音の価値を理解しない愚か者を象徴しています。
(2)「聖なるもの」と「真珠」は、福音を象徴しています。
(3)犬と豚(愚か者)は、それらを足で踏みつけます(福音の価値を理解しない)。
(4)また、向き直って福音を語る人を攻撃し始めます。
3番目に、この聖句には適用があります。
(1)福音を伝える際に、知恵が必要です。
①誰に伝えるか。
②どのタイミングで伝えるか。
③どのタイミングで止めるか。
(2)常に準備しておく必要があります。
①聖霊の導きが与えられるように、祈る。
②相手と親しくなり、その態度を観察する。
③拒否反応が出たなら、そこで止める。
福音を理解できないという意味で、犬と豚が愚か者の比ゆとして用いられています。
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