377　地震はどうして起こるのか。

Q：小学校5年生の孫の質問です。「地震はどうして起こるの。悪い事をしたからなの。神様ではなくて悪魔のしたこと」と聞きます。お答え下されば嬉しいです。

A：はじめに

なかなか難しいことですが、やってみます。いつものように3つ言います。

１番目に、神さまは、世界を完全なものとして造られました。

（1）神さまは、自分が造ったものを見て、「良し」と言われました。

（2）神さまは、人間を男と女に造り、たくさんの子どもを産むように命じました。

（3）また、地球を管理するという仕事を人間に与えました。

（4）人間は神さまのことが大好きで、とても幸せでした。

2番目に、悪魔は、人間にうそを言って、不幸をもたらしました。

（1）悪魔は、もとは天使でしたが、自分が神になろうとして悪魔になりました。

（2）悪魔の目標は、人間を自分の奴隷にすることです。

（3）神さまは、一つだけ禁止命令を出しておられました。

（4）悪魔は、「神に反抗すれば、自分が神のようになれる」とうそを言いました。

（5）人間は、神さまのことばよりも、悪魔のことばを信じました。

　　（例話）親のことばよりも、よそのおじさんのことばを信じる（深い穴）。

（6）神さまのことばを信じなかったために、不幸が襲ってきました。

　　①死が世界に入ってきました。

　　②自然界が破壊されました。

　　③人間は、自分のことが嫌いになりました。

　　④人間同士が憎み合うようになりました。

3番目に、神さまは人間を幸せにするための計画をお立てになりました。

（1）神さまの目標は、完全な世界の回復と、人間との幸せな関係の回復です。

　　①そのためには、人間の悪い心が良い心に変えられる必要があります。

　　②また、悪魔が裁かれる必要があります。

（2）赤ちゃんが生まれる前に、お母さんは大変な苦しみを経験します（陣痛）。

（3）今世界は、完全な世界が生まれる前の苦しみを通過しています。

（4）地震が起こるのは、誰かが悪いことをしたからではありません。

（5）自然の災害は、完全な世界が生まれる前の苦しみの一部です。

（6）深い穴から助け出される場合に、何が起こりますか。

　　①助け出されるためには時間がかかります。

　　②その間、子どもは穴の中で苦しみます。

　　③親は穴の底に降りて、子どもを助けます（主イエスの愛）。

（7）今は、完全な世界が生まれる前の苦しみの時です。

苦しみの中で学ぶことは、たくさんあります。