申命記(53)モーセからヨシュアへ31:1~29

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ヨシュアの任命について学ぶ。

申命記 53回

「モーセからヨシュアへ」

申31:1~29

(朗読 申31:1~13)

1.はじめに

  (1)4つの説教が終わった。

  (2)リーダーシップの移行がテーマとなる(31~34章)。

    ①モーセからヨシュアへ(31:1~29)

    ②モーセの歌(31:30~32:43)

    ③モーセの死の予告(32:44~52)

    ④モーセの祝福のことば(33章)

    ⑤モーセの死(34章)

2.モーセからヨシュアへ(31:1~29)

   (1)公の場での任命(1~8節)

    (2)律法の朗読(9~13節)

    (3)私的場での任命(14~23節)

    (4)律法の書の保管(24~29節)

3.結論

   (1)神の計画の前進

    (2)【主】のみおしえの朗読

ヨシュアの任命について学ぶ。

Ⅰ.公の場での任命(1~8節)

1.1~2節

Deu 31:1 それからモーセは行って、次のことばをイスラエル全体に告げて、

Deu 31:2
彼らに向かって言った。/「私は今日、百二十歳だ。もう出入りすることができない。【主】は私に『あなたはこのヨルダン川を渡ることはできない』と言われた。

(1)モーセは、イスラエル全体に語りかけた。

①彼は120歳になったが、気力は衰えていなかった。

②申34:7

Deu 34:7 モーセが死んだときは百二十歳であったが、彼の目はかすまず、気力も衰えていなかった。

      ③しかし彼は、「出入りすることができない」。

*戦争の指揮ができないという意味

      ④【主】も、モーセがヨルダン川を渡ることを禁じておられた。

        *民20:1~13

    (2)王朝継承の儀式の規定は、通常の宗主権契約の一部である。

      ①モーセは、公の場で、ヨシュアを次期リーダーとして任命しようとしている。

2.3~6節

Deu 31:3
あなたの神、【主】ご自身があなたに先立って渡って行き、この方があなたの前からこれらの国々を根絶やしにされ、あなたはこれらを占領する。ヨシュアが、【主】が告げられたように、あなたに先立って渡るのだ。

Deu 31:4 【主】は、主が根絶やしにした、アモリ人の王シホンとオグおよび彼らの国に対して行ったように、彼らに対しても行われる。

Deu 31:5 【主】は彼らをあなたがたに渡される。あなたがたは、私が命じたすべての命令どおり、彼らに行わなければならない。

Deu 31:6
強くあれ。雄々しくあれ。彼らを恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、【主】ご自身があなたとともに進まれるからだ。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」

    
(1)人は死んでも、【主】の計画はそのまま継続する。

      ①イスラエルに対する神の計画は、指導者によって左右されるものではない。

      ②契約に忠実な【主】が、約束を成就されるのである。

    (2)【主】ご自身が先頭に立って戦われる。

      ①イスラエルの民は、【主】によってその地を占領する。

      ②アモリ人の王シホンとオグを滅ぼしたように、【主】はカナン人を滅ぼす。

      ③民は、ヨシュアをリーダーとして、【主】の命令に従う必要がある。

    (3)モーセからの励ましの言葉

      ①強くあれ。雄々しくあれ。彼らを恐れてはならない。おののいてはならない。

      ②理由は、【主】ご自身がともに進まれるから。

3.7~8節

Deu 31:7
それからモーセはヨシュアを呼び寄せ、全イスラエルの目の前で彼に言った。「強くあれ。雄々しくあれ。【主】がこの民の父祖たちに与えると誓われた地に、彼らとともに入るのはあなたであり、それを彼らに受け継がせるのもあなたである。

Deu 31:8
【主】ご自身があなたに先立って進まれる。主があなたとともにおられる。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。恐れてはならない。おののいてはならない。」

    
(1)次にモーセは、ヨシュアを呼び寄せた。

①そして、全イスラエルの目の前でヨシュアに語りかけた。

      ②これは、ヨシュアを次期リーダーとして任命するための公の儀式である。

      ③これで、世代交代が円滑に行われた。

      ④ヨシュアへの励ましの言葉は、イスラエルの民に語ったものと同じである。

Ⅱ.律法の朗読(9~13節)

1.9節

Deu 31:9
モーセはこのみおしえを書き記し、【主】の契約の箱を運ぶレビ族の祭司たちと、イスラエルのすべての長老たちにこれを与えた。

    
(1)将来にわたって契約条項を確認するのは、宗主権契約に含まれる条項である。

      ①契約の効力は、後の世代にも及ぶ。

    (2)「このみおしえ」とは、申命記全体である。

      ①モーセは、みおしえの書をレビ族の祭司たちとすべての長老たちに与えた。

      ②イスラエルの民に律法を教えるのは、祭司たちの任務であった。

2.10~11節

Deu 31:10 モーセは彼らに命じた。「七年の終わりごとに、すなわち免除の年の定めの時、仮庵の祭りに、

Deu 31:11
イスラエル全体が、主が選ばれる場所に、あなたの神、【主】の前に出るためにやって来たとき、あなたはイスラエル全体の前で、彼らの耳にこのみおしえを読んで聞かせなければならない。

    (1)モーセは、公の場での律法の朗読を祭司たちに命じた。

      ①律法の朗読は、7年の終わりごとに行う。

      ②7年目は、負債免除の年である。

      ③7年目の仮庵の祭り(秋の祭り)で、それを行う。

      ④【主】が選ばれる場所で、それを行う。

        *幕屋がある場所か神殿がある場所(エルサレム)

3.12~13節

Deu 31:12
民を、男も女も子どもも集めなさい。あなたの町囲みの中にいる寄留者も。彼らがこれを聞いて学び、あなたがたの神、【主】を恐れ、このみおしえのすべてのことばを守り行うようにするためである。

Deu 31:13
これを知らない、彼らの子どもたちもこれを聞き、あなたがたがヨルダン川を渡って所有しようとしている地で、彼らが生きるかぎり、あなたがたの神、【主】を恐れることを学ばなければならない。」

    
(1)巡礼祭は、年に3度巡ってくる。

①過越の祭り、五旬節、仮庵の祭り

②巡礼祭で【主】が選ばれる場所に上るのは、イスラエルの男子の義務である。

        *自発的に、妻や子どもを同行させる者たちもいた。

      ③しかし、7年目の仮庵の祭りでは、女と子どもも参加するように命じられた。

    (2)新しい世代が、【主】を恐れることを学ぶためである。

      ①ここで語られているのは、次世代への契約の継承である。

Ⅲ.私的場での任命(14~23節)

1.14~15節

Deu 31:14
それから【主】はモーセに言われた。「今や、あなたの死ぬ日が近づいている。ヨシュアを呼び寄せ、あなたがたは会見の天幕に立て。わたしは彼に命令を下そう。」モーセとヨシュアは行って、会見の天幕に立った。

Deu 31:15 【主】は天幕で雲の柱のうちに現れた。雲の柱は天幕の入り口にとどまった。

    
(1)公の場でのヨシュアの任命は終わった。

      ①ここでは、私的場での任命が行われる。

      ②モーセとヨシュアが、幕屋に立った。

*これは、【主】の前に立つことと同じ意味である。

    (2)【主】は、雲の柱のうちに現れた。

      ①この雲の柱は、【主】の臨在を示すシャカイナグローリーである。

2.16~18節

Deu 31:16
【主】はモーセに言われた。「見よ、あなたは間もなく先祖とともに眠りにつこうとしている。この民は入って行こうとしている地の異国の神々を慕い、自分たちのうちで淫行を行い、わたしを捨てて、わたしがこの民と結んだわたしの契約を破る。

Deu 31:17
その日、わたしの怒りはこの民に対して燃え上がり、わたしも彼らを捨て、わたしの顔を彼らから隠す。彼らが焼き尽くされ、多くのわざわいと苦難が彼らに降りかかると、その日この民は、『これらのわざわいが私たちに降りかかるのは、私たちのうちに私たちの神がおられないからではないか』と言う。

Deu 31:18 わたしはその日、彼らが行ったすべての悪のゆえに必ずわたしの顔を隠す。彼らがほかの神々の方に向かったからである。

    
(1)モーセは、イスラエルの民のために生涯を献げて奉仕をして来た。

      ①今彼は、地上生涯を終えようとしている。

      ②その段階で、民が堕落するという悲しい予告を【主】から聞かされた。

    (2)【主】による預言

      ①カナンの地で、民は異国の神々を慕うようになる。

      ②民は、【主】との契約を破る。

      ③【主】の怒りが彼らの上に下る。

        *わたしの顔を彼らから隠すとは、臨在が取り去られるということ。

        *多くのわざわいと苦難が民の上に降りかかる。

      ④民は、神から見捨てられたことに気づく。

      ⑤しかし、民は苦難の中にあって、【主】の恵みを見出すようになる。

      ⑥次に出て来るモーセの歌は、【主】の恵みについて教えている。

      ⑦またモーセの歌は、背教に対する警告にもなっている。

3.19~22節

Deu 31:19
今、次の歌を書き記し、それをイスラエルの子らに教え、彼らの口にそれを置け。この歌をイスラエルの子らに対するわたしの証しとするためである。

Deu 31:20
わたしが彼らを、彼らの父祖たちに誓った乳と蜜の流れる土地に導き入れるとき、彼らは食べて満ち足り、肥え太り、そして、ほかの神々の方に向かってこれに仕え、わたしを侮ってわたしの契約を破る。

Deu 31:21
多くのわざわいと苦難が降りかかるとき、この歌が彼らに対して証しをする。彼らの子孫の口からそれが忘れられることはないからである。わたしが誓った地に彼らを導き入れる以前から、彼らが今しようとしている計画を、わたしはよく知っているからである。」

Deu 31:22 モーセは、その日、この歌を書き記してイスラエルの子らに教えた。

    
(1)【主】はモーセに、ひとつの歌を書き記すように命じた。

      ①モーセはそれをイスラエルの民に教えた。

      ②この歌は、イスラエルの民に対して【主】を証しするものとなる。

      ③イスラエルの民は、わざわいと苦難の中で、この歌を思い出して歌う。

      ④民は、カナン定住のはるか前から、【主】が計画を持っておられたことを知

るようになる。

    (2)モーセは、【主】の命令通りにこの歌を書き記し、イスラエルの民に教えた。

      ①イスラエルの民に希望を与えるための歌である。

4.23節

Deu 31:23
それから主はヌンの子ヨシュアに命じられた。「強くあれ。雄々しくあれ。あなたはイスラエルの子らを、わたしが彼らに誓った地に導き入れるのだ。わたしが、あなたとともにいる。」

    
(1)ヨシュアは、【主】から直接任命を受けた。

      ①ヨシュアは、【主】のことばによって大きな励ましを受けた。

Ⅳ.律法の書の保管(24~29節)

1.24~26節

Deu 31:24 モーセがこのみおしえのことばを、その最後まで書物に書き終えたとき、

Deu 31:25 モーセは【主】の契約の箱を運ぶレビ人に命じた。

Deu 31:26
「このみおしえの書を取り、あなたがたの神、【主】の契約の箱のそばに置きなさい。その場所で、あなたに対する証しとしなさい。

    
(1)契約書の保管は、宗主権契約の条項に含まれるものである。

      ①「このみおしえのことば」とは、申命記全体のことである。

      ②その書物が完成したとき、モーセは【主】の契約の箱を運ぶレビ人に命じた。

    (2)レビ人は、律法の書を契約の箱のそばに置く。

      ①契約の箱の中には、十戒を記した石の版二枚が入れられていた。

      ②この書は、背教に対する警告の書となった。

2.27~29節

Deu 31:27
私は、あなたがどれほど逆らう者であるか、うなじを固くする者であるかをよく知っている。見よ。私があなたがたとともに生きている今でさえ、あなたがたは【主】に逆らってきた。私の死後は、なおさらであろう。

Deu 31:28
あなたがたの部族の長老たちと、つかさたちをみな、私のもとに集めなさい。私はこれらのことばを彼らに聞こえるように語ろう。私は天と地を彼らに対する証人に立てる。

Deu 31:29
私の死後、あなたがたがきっと堕落して、私があなたがたに命じた道から外れること、また、後の日に、わざわいがあなたがたに降りかかることを私はよく知っているからだ。それは、あなたがたが【主】の目に悪であることを行い、あなたがたの手のわざによって主の怒りを引き起こすからである。」

    
(1)モーセは、【主】から教えられた歌を全集会の前で唱えようとしている。

      ①申31:30

Deu 31:30 モーセはイスラエルの集会全体に聞こえるように、次の歌のことばを終わりまで唱えた。

    (2)しかしモーセは、民全体に向かって怒りの言葉を発している。

      ①義憤が彼の心の中にある。

②イスラエルの民に対する深い失望が彼の心の中にある。

結論

  1.神の計画の前進

    (1)リーダーが死んでも、神の計画は前進する。

      ①人間的には、モーセ亡き後の民の状態を想像することができない。

      ②しかし神は、次世代のリーダーとしてヨシュアを用意しておられた。

    (2)イスラエルの民が神に反抗しても、神の計画は前進する

      ①【主】は、イスラエルの民の背教と苦難を預言された。

      ②と同時に、苦難からの逃れの道を用意しておられた(モーセの歌)。

    (3)悪魔が暗躍しても、神の計画は前進する。

      ①悪魔の戦略は、イスラエルの民を滅ぼすことである。

      ②神は、アブラハムに約束したことを必ず成就される。

  2.【主】のみおしえの朗読

    (1)みおしえの朗読の重要性を認識しよう。

      ①当時は、聖書の写本を個人が所有することは、ほぼなかった。

      ②みおしえの朗読と暗記が、学びの中心であった。

      ③みおしえを暗記する人が増えれば、背教に対する抵抗力が付く。

    (2)幼少期から、律法の学びを開始しよう。

①イスラエル人の子どもたちは、両親やレビ人から律法を学んだ。

②7年目の仮庵の祭りでエルサレムに上り、公に行われる朗読に耳を傾ける

ことは、子どもの心に深い印象を与えた。

③みおしえを知らなければ、【主】への恐れは生まれて来ない。

    (3)信仰を行動に移そう。

      ①7年ごとにエルサレムで律法の朗読を聞くのは、信仰の成長につながる。

②当時は、巡礼の旅に出ること自体が信仰の実践であった。

③留守にする家の心配、旅の費用の心配、道中の安全の心配

④信仰がなければ、この命令に従うのは難しい。

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