私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q.159 愛する者が死んだとき、どうすればよいですか。
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亡くなった方の「冥福を祈る」「供養する」というのは仏教用語ですね。クリスチャンとは、亡くなった方に対して何もしない、冷たい人達なのでしょうか? 共に死を悼み、悲しみにくれる遺族に寄り添うために、どんな行動がふさわしいでしょう。
さっそくご覧ください。
Q. 質問
Q:愛する人が亡くなったとき、クリスチャンはどうすればよいのですか。キリスト教では仏教のように死んだ人の「冥福を祈っ」たり、「供養する」といったことはしないと聞きます。では、どうするのが聖書的ですか。教えてください。
A. 回答
A:一般的に、キリスト教は亡くなった人に対して冷たいと思われていますが、そうではありません。いつものように3つ申し上げます。
1番目に、亡くなった方の運命に関しては、神に委ねましょう。
実際のところ、その方の魂は肉体を離れて神のもとに行きました。生きている私たちにできることは何もありません。神は、愛と正義に満ちたお方ですから、神の判断にすべてを委ねましょう。
2番目に、遺族の悲しみに寄り添いましょう。
愛する人を亡くすことほど悲しいことはありません。そのことを理解し、悲しんでいる方の傍にいて、その悲しみを共有しましょう。安易な慰めは慎むべきです。悲しみが癒やされるためには、相当な時間が必要だからです。亡くなったのが自分の家族であるなら、悲しみの感情を押し殺してはなりません。神に対しても、自分の正直な気持ちを申し上げるべきです。主イエスは、私たちの悲しみを理解し、私たちを支えてくださいます。
3番目に、永遠の希望を告白しましょう。
クリスチャンの葬儀と、そうでない方の葬儀には、大きな差があります。最大の違いは、「希望」です。クリスチャンは、亡くなった方の魂がより良い所に行ったことを知っています。また、その方といつか再会できることを知っています。それゆえ、クリスチャンの葬儀は、永遠の希望を告白する場となります。悲しみの中にも希望が溢れているのが、クリスチャンの葬儀です。そのような葬儀に出席しながら、私たちは2つのことを覚えます。(1)イエス・キリストを信じる信仰によって罪が赦されているのは、なんと素晴らしいことか。(2)手遅れになる前に、ひとりでも多くの人に福音を伝えるのは、なんと重要なことか。
参考になる聖句
「眠った人々のことについては、兄弟たち、あなたがたに知らないでいてもらいたくありません。あなたがたが他の望みのない人々のように悲しみに沈むことのないためです」(1テサ4:13)
クリスチャンの死は、永遠の希望への旅立ちです。
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