私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q.118 「若い地球説」と「古い地球説」は、どちらが正しいですか。
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今回はかなりツウなご質問なので補足しますと、「若い地球説」とは創造論のことで、地球の年代を6千年前後と考えるものです。「古い地球説」とは進化論の立場に立っており、地球の年代を45億年前後と類推します。
学校や科学番組では進化論を前提にした説明がなされる中、創世記に書かれた天地創造の箇所をどう考えたらいいかよくわからない、と思ったことのある方は、「もっと詳しく」の関連リンクもぜひチェックして見て下さいね。
Q. 質問
Q:クリスチャンでも「若い地球(創造論)」を信じる方と、「古い地球(進化論)」を信じる方とがおられます。どちらが正しいでしょうか。
A. 回答
A:これは、非常に専門的な質問ですね。この論争は、つまるところ、創世記1章と2章の解釈に関するものです。いつものように3つ申し上げます。
(1)両者を定義するとどうなるか。
①「若い地球説」とは、創世記1章と2章を字義通りに解釈し、地球の年代を
6千年前後と類推するものです。
②「古い地球説」とは、種々の科学的データを基に、地球の年代を
45億年前後と類推するものです。
*この立場の人たちは、通常、生物の進化は、神の創造の過程であると考えます。
(2)争点は何か。
①両者はともに、聖書の信頼性を認めています。
②「古い地球説」は、創世記1章と2章は、象徴的、あるいは詩的文書だと主張します。
③それに対して、「若い地球説」は、それ以外の聖書箇所は歴史的事実だと
認めているのに、なぜ創世記1章と2章だけを例外扱いするのかと反論します。
④「古い地球説」は、「若い地球説」が種々の科学的データを無視していると
批判します。
⑤それに対して、「若い地球説」は、「古い地球説」が科学的データを
誤って解釈していると批判します。
(3)どちらが正しいのか。
①地球の年代に関してどの立場を取るかは、救いとは無関係のことです。
*人は、福音を信じ、イエス・キリストを救い主として受け入れることで救われます。
②どちらが正しいかは、100%の確証をもって主張できるものではありません。
③私は、一貫して聖書を字義通りに解釈することを主張していますので、
「若い地球説」を採用しています。
④聖書は、アダムもイエスも歴史上の人物だと教えています。これは、
「若い地球説」を支持しているように思えます。
⑤私に関しては、「古い地球説」に立つ方でも、イエス・キリストを信じているなら、
キリストにある兄弟姉妹として、受け入れています。
地球の年代に関しては、常に謙遜な態度で論じるのがよいと思います。
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