私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q.117 天国での生活を喜ぶことができますか。
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今回は「私が通っている教会は、クリスチャンファミリーがほとんどで、天国で会えるのが楽しみなどと言っています。私の家族は誰も救われず、いつも惨めな気持ちでいるのに、天国に行っても1人でいるなんて、と思うと悲しくなってきます。」というご質問です。
クリスチャンの少ない日本では、同じようなお気持ちの方が多いかも知れません。さて、天国に行ったら、現在抱えている悩みはどうなるのでしょう。
Q. 質問
Q:私が通っている教会は、クリスチャンファミリーがほとんどで、天国で会えるのが楽しみなどと言っています。私の家族は誰も救われず、いつも惨めな気持ちでいるのに、天国に行っても惨めな気持ちで、1人でいるなんて、と思うと悲しくなってきます。この気持ちをどのように考えたらいいのでしょうか。
A. 回答
A:これは、多くの日本人が抱いている疑問ですね。いつものように3つ申し上げます。「完全」がキーワードです。
(1)神は完全なお方です。
「完全である」とは、「欠けたものがない」という意味です。
①それゆえ、神のご計画も完全です。
②また、神が用意しておられる天国も、完全な場所です。
③神は、人類に対して、キリストを通した罪の赦しと和解を提供されました。
④その計画もまた、完全なものです。
⑤神が提供された和解を拒否するなら、その人は完全な計画を
拒否しているのです。
⑥もしその人が天国に入ったとするなら、天国の完全性は破壊されます。
(2)天国では、私たちの視点が変わります。
①私たちは、栄光の体を持つようになります。
②私たちの視点は、地上的なものから天的なものへと変化します。
③つまり、神の視点と完全に一致するということです。
④恐らく私たちは、天国に罪人がいないので、神をたたえるようになるのでしょう。
⑤あるいは、家族についての記憶が消されるのかもしれません。
⑥「彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、
苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである」(黙21:4)
(3)今は、天国での生活ではなく、福音を伝えることに焦点を合わせるべきです。
①愛する者たちの心が、キリストに向かうように祈りましょう。
②キリストの福音についてしっかりと理解し、的確に救いの道を
伝えることができるように努力をしましょう。
参考になる聖句
「彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである」(黙21:4)
今は、天国での生活ではなく、福音を伝えることに焦点を合わせましょう。
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