Q.116 三位一体について

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今回のご質問は、「ある牧師は、原語で聖書を解釈することを強調し、「三位一体」という言葉は聖書に出てこないので認めないと言います。これは、異端につながるのでしょうか。」というものです。

 

短い文章の中に異なる要素が含まれているので、一つずつ分解して回答していきます。さらに、異端かどうかを確認するための簡単なチェック方法も登場します。どうぞご覧ください。

Q. 質問

Q:ある牧師は、原語で聖書を解釈することを強調し、「三位一体」という言葉は聖書に出てこないので認めないと言います。これは、異端につながるのでしょうか。

A. 回答

A:確かに、聖書を正確に解釈するためには、ヘブル語やギリシア語の知識が必要になります。
 今回は、それ以外の部分についてお答えします。いつものように3つ申し上げます。

(1)三位一体という用語は聖書にありませんが、概念はあります。

 ①三位一体という用語は、異端の教えと戦う過程で生まれてきた造語です。

 ②この用語は聖書にはありませんが、それが示す概念はあります。

(2)三位一体という用語を受け入れるかどうかは、本質的な問題ではありません。

 ①三位一体の代わりに、別の用語を用いてもいいのです。

 ②極端に言うと、「さんかた、おひとり」でもよいのです。

 ③重要なのは、三位一体という用語が示している神概念を受け入れているかどうかです。

(3)異端かどうかを判定するのは容易です。

 ①4つの質問をしてみましょう。

  *神は唯一ですか。

  *父なる神は神ですか。

  *イエス・キリストは神ですか。

  *聖霊は神ですか。

 ②以上の質問に対する回答が、すべて「イエス」なら、正統信仰です。

 ③ひとつでも「ノー」であれば、異端です。

参考になる聖句

「神は仰せられた。『さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように』」 (創1:26)

三位一体という概念は、聖書の中にあります。

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