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バベルの塔からアブラハム契約へ

  • 2008.11.11
  • 創世記11章:1〜9、12章:1〜3
  • スピーカー 中川健一
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アブラハム契約の背景を知ることによって、聖書の読み方を身に着けることができることを学ぶ。

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「バベルの塔からアブラハム契約へ」

創11:1~9、12:1~3

イントロ:

1.最近感じていること

(1)正しい聖書観を持つことの重要性

(2)聖書の読み方を知ることの重要性

(3)イスラエルを正しく位置づけることの重要性

 2.ハーベストフォーラム東京で創世記の講解メッセージをしている。

  (1)すでに20回が終了した。

  (2)きょうのメッセージは、バベルの塔からアブラハム契約への移行について話す。

3.メッセージのアウトライン

 (1)人類の2度にわたる失敗

 (2)人類の3度目の失敗:バベルの塔

 (3)人類救済の新しい計画:アブラハム契約

 4.なぜこのメッセージが大切か。

  (1)聖書に関して無知な人は、信仰が成長しない。

(2)リバイバルは、神の御心に沿って祈り、行動することから始まる。

(3)このメッセージは、魚を与えるものではなく、魚の釣り方を教えるものである。

アブラハム契約の背景を知ることによって、聖書の読み方を身に着けることができる。

Ⅰ.人類の2度にわたる失敗

1.エデンの園での失敗

(1)アダムの罪によって、全人類に罪が広がった。

 (2)死が進入してきた。

2.ノアの時代の失敗

 (1)箱舟が用意されたが、当時の人々をその中に入らなかった。

 (2)救われたのは、ノアとその家族だけ(合計8人)。

Ⅱ.人類の3度目の失敗:バベルの塔

  1.この時代は、一つのことば(一つの唇)、一つの話しことば(同じ語彙)。

(1)意思疎通が容易。

(2)そのことばとは、ヘブル語

 2.その後の人類の移動。「そのころ、人々は東のほうから移動して来て、シヌアルの地に平地を見つけ、そこに定住した」

(1)「東の方から移動して来て」という訳よりは、「東の方に移動して」の方がよい。

(2)アララテ地方(今のアルメニア、トルコ)から、シヌアルの地へ移動。

(3)シヌアルの地とは、バビロンのこと。

 3.シヌアルの地は、人類の歴史が始まった場所(エデンの園が置かれたあたり)。

(1)人類はアダムから始まり、大洪水で滅ぼされた。

(2)再びノアから新しい歴史を刻み始めていた。

(3)ノアの息子たちから出た人々は、人類の歴史が始まった「先祖たちの地」に帰還。

(4)神は人類に、新しいチャンスを与えてくださった。

(5)人類の責務は、そのチャンスを生かして地に広がり、神を称えること。

(6)しかし、人類は神の期待を裏切り、再び反抗の歴史を繰り返すことになる。

 4.人類は、神のようになろうとした(11:3~4)。

(1)人々は、石の代わりにレンガを作って、それを用いるようになった。

(2)しばらくすると、彼らは町と塔を建てようとした。

(3)「天に届く塔」を建てようとした理由:占星術のため。神の領域に届こうとした。

(4)ここには、誤った宗教の原型がある。

(5)黙示録17:5は、バビロンが「誤った宗教の母」であると教えている。

 5.人々は、「名をあげよう」という野望を抱いた。

(1)野望は、人間主義、傲慢、プライドから出てくるもの。

(2)これは、人間が抱く根本的な罪である。

(3)「われわれが全地に散らされるといけないから」

①これは、ノア契約の違反(創9:1、7)。

②人類が全地に広がることこそ、神の計画であった。

③人々は、神が与える領土の区分に反抗し、自らそれを選ぼうとした。

 6.今も人類の根本的な問題は変わっていない。

(1)地上における戦争は、すべて土地の奪い合いに起因する。

(2)私たちの内には、神を押しのけ、自分の思い通りに生きようとする性質が宿っている。

(3)神との和解の中にこそ、真の平安と喜びとがある。

 7.神の裁き(言葉の混乱)(11:5~7)

   (1)擬人法で神の思いを表現している。風刺、皮肉。

  (2)人類がいかに高い塔を建てたとしても、神は、降りて来なければそれが見えない。

  (3)これは反抗の始まりで、これからあらゆる種類の反抗が起こってくるであろう。

 8.神は2度目に降りて来られる。

(1)2度目は、裁きのために。

(2)目的は、ことばの混乱をもたらすこと。

(3)4節で語っていることが、できなくなる。

 9.裁きの結果(各地への離散)(11:8~9)

  (1)主は人々を、地の全面に散らされた。

 (2)多種の言語が発生した。人類の傲慢を砕くため。にこれが起こった。

Ⅲ.人類救済の新しい計画:アブラハム契約

1.最初の命令形(1節)

(1)「行きなさい」:直訳すると、「自分のために行け」となる。

  (2)「あなたのためになるから、行け」ということ。

  (3)神の祝福の約束は、神が示す地に入ってから有効になる。

  (4)これは、速やかに今までの生活環境から分離せよという命令である。

2. 3つの祝福

 (1)アブラムは、大いなる国民となる。大いなる国民とは、イスラエルの民のこと。

(2)アブラムは、神の祝福を受ける。霊的祝福と物質的祝福の約束。

(3)アブラムの名は、大いなるものとなる。

①ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はすべて、アブラハムを信仰の父を仰いでいる。

②バベルの塔の事件では、人々は自力で自分の名を上げようとした(創11:4)。

③しかし、彼らの上には神の裁きが下った。

④ここでは、アブラムの従順さに答えて、神が彼の名を上げてくださる。

3.第2の命令(2節)

(1)【新改訳改訂3】「あなたの名は祝福となる」

(2)【口語訳】「あなたは祝福の基となるであろう」

(3)【新共同訳】「祝福の源となるように」

(4)以上の訳の中で、新共同訳だけが「命令形」として訳している。

①アブラムには、周りに人たちを祝福するという使命が与えられた。

②その例が、シャレムの王メルキゼデクに対する祝福。

③彼はアブラムから祝福を受け、戦利品の10分の1を贈られている(創14章参照)。

4.3つの祝福

(1)「あなたを祝福する者をわたしは祝福する」

①この約束は、後になると、イスラエルの民全体に適用されるようになる(民24:9)。

②この約束は、今も有効である。

(2)「あなたをのろう者をわたしはのろう」

①最初の「のろう」は、ヘブル語の「カラル」で「軽んじる、軽蔑する」という意味。

②次の「のろう」は、ヘブル語の「アオール」で「垣根を立てる、近づくことを禁止する」という意味。つまり、最初の「のろう」よりも、次の「のろう」の方が強い表現になっている。

③ユダヤ人を少しでも軽蔑した者は、神から厳しい処置を受ける。

(3)「地上のすべての民族は、あなたによって祝福される」

①これが、イスラエルの民以外にまで広がる唯一の祝福である。

②これは、「異邦人の霊的祝福」の預言である。

    *ペテロはペンテコステのメッセージで、創12:3を引用している(使徒3:25)。

    *パウロは、創12:3と異邦人の救いを結び付けている(ガラ3:8)。

結論

1.人類は3度失敗した。

2.4度目の方法として、アブラハム契約が登場する。

3.アブラハムの選びは、人類を救うための選びである。

4.メシアはアブラハムの子孫から誕生する。

5.今も、アブラハム契約は有効である。

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