私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
父なる神は「移住者の神」
- このメッセージに感謝を贈る
-
この無料配信メッセージは、皆様の祈りと献金のサポートで成り立っています。
あなたの「ちょっとした感謝」を300円献金で贈ってみませんか?
このメッセージでは...
父なる神がアブラハム(当時アブラム)を移住者として召された(創12:1〜3)ことを示す。
父なる神は「移住者の神」
イントロ:
1.このメッセージを語る理由
(1)3月20日~22日 All Nations Returnees Conference 2009
(2)クリスチャンとグローバル化の関係
(3)創世記の講解メッセージで、アブラハムの生涯が終わりつつある。
(4)コンフェレンスで語るメッセージのアウトラインを書いてみた。
2.このメッセージの目的
(1)父なる神のご性質を確認する。
(2)人類救済の歴史がどのように展開されてきたかを確認する。
(3)そこから読み取れる諸原則を、現代の状況に適用する。
3.人類の3つの失敗(創1章~11章)
(1)創世記3章 エデンの園でのアダムの失敗
(2)創世記6章~8章 ノアの時代の失敗
(3)創世記11章 バベルの塔での失敗
4.創世記12章から、新しい人類救済計画が始まる。
(1)これ以降、ひとりの人、ひとつの民族に焦点が絞られる。
(2)普遍的救いをもたらすための特殊化である。
(3)その人物の名は、アブラハム(当時アブラム)である。
このメッセージは、父なる神がアブラハム(当時アブラム)を移住者として召された(創12:1~3)ことを示すものである。
Ⅰ.アブラハムと神の友情の始まり
1.彼は3度、「神の友」と呼ばれた。
(1)Ⅱ歴20:7
(2)イザ41:8
(3)ヤコ2:23
2.神の友としての歩みは、分離から始まる。
(1)分離のための分離ではなく、祝福をもたらすための分離である。
Ⅱ.アブラハム契約の始まり
1.これ以降の聖書を読み解く大原則である。
2.アブラハム契約の啓示は、徐々に行われる。
3.この契約にともなう3つの祝福
(1)土地
(2)子孫
(3)祝福
Ⅲ.イスラエルの民の選びの始まり
1.最初は、アブラムという個人の選び。
2.それが、民族の選びに発展していく。
3.全人類を救うための選びである。
Ⅳ.異邦人の祝福の始まり
1.ペテロはペンテコステのメッセージで、創12:3を引用している(使徒3:25)。
2.パウロは、創12:3と異邦人の救いを結び付けている(ガラ3:8)。
Ⅴ.アブラハムの信仰の完成
1.父の家からの分離(創12章)
2.甥のトロとの分離(創13章)
3.イシュマエルとの分離(創21章)
4.イサクとの分離(創22章)
5.妻のサラとの分離(23章)
(1)マクペラの墓地の購入
(2)約束の地にしか将来はない。
(3)帰るべき天の故郷を見上げる信仰
ヘブ11:8~10
6.信仰の決断は物理的、精神的に、移住者となることから始まる。
(例話)私の献身の証し
結論
1.献身は、分離から始まる。
(1)父の家からの分離
(2)愛する者からの分離
2.神は個人の決断が、普遍的な祝福につながる。
(1)アブラハムの選びは、救いの選びではなく、方法の選びである。
3.私たちは、地上においては寄留者である。
(1)ヘブル 11:13
「これらの人々はみな、信仰の人々として死にました。約束のものを手に入れること
はありませんでしたが、はるかにそれを見て喜び迎え、地上では旅人であり寄留者
であることを告白していたのです」
(2)Ⅰペテ 2:11
「愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがた
は、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい」
週間アクセスランキング
60分でわかる旧約聖書(22)雅歌
コリント人への手紙第二(13)批判する者たちへの反論10:1~18
Q421 天国でも性別は存在しますか。
コリント人への手紙第二(12)エルサレム教会への献金(3)-喜んで与える祝福―9:1~15
イスラエル旅2023#088中川牧師とめぐる旅:【エルサレム旧市街】4つの地区とエルサレムの再統一
Q420 頭に燃える炭火を積むとはどういう意味ですか。