「人はどうしたら救われるのか」

ヨハネ３：16

イントロ：１．ヨハネ３：16がなぜそんなに重要なのか。

　 （1）福音のエッセンスが詰まっている。

　 （2）私たちの人生を変える力がある。

　２．フルクテンバウム・セミナーの後、基本に帰る。

　３．ユダヤ的視点から、日本人にも分かるように話してみたい。

　４．パウロがローマ人への手紙で論じている内容を、３幕物の劇として話す。

（1）人はどうしたら救われる（クリスマスになれる）のか？　

Prop：　人は救われる

TS：　イエスとニコデモ対話から、どうしたら救われるのかを学ぶ。

Ⅰ．　第一幕　イエスのメシア宣言（騒々しい舞台）

１．イエスの公生涯は洗礼から始まる。

２．その後、半年ほど静かな生活

３．弟子の数は６人で彼らはカナの婚礼での奇蹟を目撃している。

４．過越の祭り

（1） 好機到来：エルサレムに250万人（ヨセフス）が上ってきた。

（2） メシアとしてのデビューは、華々しかった。

（3） 多くの人々が、イエスの行われたしるしを見て、御名を信じた。

（4） しかし、イエスは彼らを信用していなかった。

Ⅱ.　第二幕　ニコデモの訪問（静かな舞台）

１．夜、イエスのもとに来た。その意味は？

２．パリサイ人：神学的立場を持っていた。ユダヤ人なら神の国に入れる。

３．イエスのことば：３節―「新しく生まれなければ」

４．ニコデモの困惑：４節

（1） 王として戴冠式を終える

（2） メシアとしての宣言を受ける

（3） バル・ミツバ　13歳

（4） 結婚　20歳　（ユダヤ人の指導者→議員、妻帯者）

（5） ラビとしての按手　30歳

（6） 神学校の校長　50歳　（10節に、the teacher of Israel とある）

５．イエスのことば：５節―二つの誕生が必要。

（1） 「水から生まれる」　パリサイ派の神学では肉体的な誕生を指す。

（2） 「御霊によって生まれる」　新しい生まれ変わりを指す。

６．業による救いは不可能である。もし可能なら、ニコデモこそ、その人である。

７．民数記21章の出来事

（1） 知っていることから、道の真理へと導く教授法

（2） 聖書（旧約聖書）の中に、その予兆がある。

８．ヨハネ３：16

（1） 神のなさること。

（2） 私たちがすること。

（例話）「パッション」という映画

イエスがいかに苦しまれたかよりも、なぜ苦しまれたかが大切。

（例話）米国の孤児院の院長とケンの物語

Ⅲ．第三幕　その後のニコデモ

１．すぐには信じない

（1） ユダヤ人の葛藤

（2） 日本人の葛藤

２．７章のニコデモ

３．19章のニコデモ

４．ユダヤ教の文献に残された記録

（1） 井戸掘り職人のニコデモは貧しくなって死んだ。

（2） その娘は物乞いをするようになった。

（3） しかしニコデモは、霊的には豊かにされて死んでいった。

結論

１．業による救いは不可能である。

２．救いの方法はただ一つ

（1） 神の業

（2） 人の応答

　３．ヨハネ１：12、13