私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
世界の三大宗教 ダイジェスト
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このメッセージでは...
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のどこに真理があるかを探る。
「世界の3大宗教:どこに真理があるか」
イントロダクション
1.ハーベストUSA放映20周年記念で、セミナーを企画した。
2.世界の3大宗教を理解せずに、国際問題を論じることは不可能。
3.対決を回避しようとして「相対主義」に立つのはよくない。
(1) 人間関係については寛容
(2) 真理については厳格
(3) イースターを祝った直後の集会:どこに真理があるかを考えよう。
4.このメッセージで、3つの質問に答える。
(1) ユダヤ教の神、キリスト教の神、イスラム教の神は、同じか?
(2) ユダヤ教の救い、キリスト教の救い、イスラム教の救いは、同じか?
(3) キリスト教は、私たちに何を与えてくれるのか?
Ⅰ. ユダヤ教の神、キリスト教の神、イスラム教の神は、同じか?
1.ユダヤ教
(1)神の啓示に対して、常に2つの応答があった。
*反抗と従順
*肉のイスラエルと霊のイスラエル(イスラエルの残れる者)
*前者は後者よりも圧倒的に多かった。
(2)ユダヤ人の性格を変えたのは、バビロン捕囚:偶像礼拝が消滅した。
(3)帰還期以降、現在ユダヤ教と言われている形が誕生した:律法学者エズラ
(4)イエス時代のパリサイ人が、その継承者
(5)神殿崩壊以降、ユダヤ教はラビ的ユダヤ教になり、現在に至る。
2.キリスト教
(1)イエスは旧約聖書の成就として来られた。
(2)イエスの福音は、旧約聖書の成就であり、極めてユダヤ的なものである。
(3)初期の信者は、すべてユダヤ人であった。
(4)ユダヤ人の指導者たちは、イエスを拒否し、聖書信仰とは別の方向に進む。
(5)やがて、異邦人伝道が進む。
(6)紀元70年にエルサレムが滅びる。
(7)それ以降、異邦人中心の教会が発展する。
(8)MJたちは、ユダヤ人からも異邦人クリスチャンからも疎外される。
(9)異邦人中心のキリスト教は、片肺飛行の状態にある。
(10)教会の歴史は、分裂の歴史でもある。
3.イスラム教
(1)7世紀前半、アラビア半島で誕生
(2)約360の偶像と、12万4千人を超える預言者がいた。
(3)マホメットは偶像礼拝を嫌った。
(4)ユダヤ教徒とキリスト教徒に友好的
(5)後に、敵対的姿勢を取る
(6)アブラハムの一神教は、イスラム教において復活したとの主張
(8)経典
*コーラン
神(アッラー)がおよそ20年にわたってマホメットに与えた啓示
彼の死後、人々が記憶していたものを結集し、定本確定。
*スンナ(マホメットの言行録)
*ハディース(伝承)
(9)コーランは難解
*イスラム教徒にとっては、神の永遠なることば
*イスラム教の基本は「神への服従」、「コーランのことばに従うこと」 *物語性がない。歴史的背景が分からないと、理解できない。
*旧新約聖書の知識を前提としている。
*矛盾と思われるような箇所が多い。
*信条:神、罪、救い、死後の裁き、天国と地獄
*倫理:行動原理
*法的規範:神に対するものと、人間に対するもの
4.3大宗教の相関関係
(1)イスラム教は、後に出たものほどよいとする。
(2)一般的に日本人の理解:3大宗教の神は、同じ神である。
(3)ユダヤ教は脱線しているが、最終的には復帰する。
(4)キリスト教は片肺飛行であるが、なくなっていた肺が戻りつつある。
(5)イスラム教はカルト。光の部分と、闇の部分を合わせ持つ。
Ⅱ. ユダヤ教の救い、キリスト教の救い、イスラム教の救いは、同じか?
1.ユダヤ教
(1)共通理解として、ユダヤ人であれば救われているとの考え。
(2)律法を遵守することで、天国の位を確保できる。
2.イスラム教
(1)イスラムの基柱
*信仰告白 アッラーのほかに神はなく、マホメットはその使徒である。
*礼拝 日に5回神を礼拝する。
*喜捨 貧困者への施し
*断食 第9月、ラマダン月は、日の出から日没まで断食する。
*巡礼 一生に一度はメッカを巡礼する。
(2)基本的には、業による救い
(3)ジハードで殉教すると、パラダイスに行ける。
3.キリスト教
(1)ヨハネ3:16
(2)神の側の責任
(3)人間の側の責任
(4)信仰により、恵みによって救われる。
Ⅲ.キリスト教は、私たちに何を与えてくれるのか?
1.安心して死ねる。
(1)安心して死ねないことが、長寿時代の大問題。
(2)人生で最大の不幸は、安心して死ねないこと。
(3)死ぬことは、さほど悪いことではない。
(4)キリスト復活の可能性は97パーセント
(オックスフォード、リチャード・スワインバーン教授)
(5)私たちは、弟子たちの証言によって信じる。
2.生き方が変わる。
(1)ゴールから今を見る(中嶋プロの話。ピンから戦略を練る)。
(2)ゴールよりもプロセスを楽しむ。
(3)「永遠の今」を生きる。
3.人生の目標が定まる。
(1)Ⅰコリント13:13 愛
(2)キリストに似た者になる。
(3)神を賛美するにふさわしい民となる。
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