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出エジプト記(15)—最初の過越の祭り—

  • 2010.03.08
  • 出エジプト12章:1〜28
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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出エジ15 出エジプト記12章1節~28節

「最初の過越の祭り」

1.文脈の確認

(1)エジプトに【主】からの10の災いが下る。

(2)3×3+1=10という形式になっている。

(3)フィナーレは、エジプトの長子の死である。

(4)イスラエル人はその裁きを免れる。

(5)「過越の祭り」という言葉

  ①ペサハ(ヘブル語)

  ②パスカ(ギリシア語)

  ③旧約聖書でも、新約聖書でも、この祭りへの言及が最も多い。

(6)「過越の祭り」の3つの意味

  ①祭りの全体を指す場合

  ②過越の子羊を指す場合

  ③過越の子羊の準備を指す場合

*マタ26:17、19、マコ14:12、14~16、ルカ22:8、13

(7)ユダヤ人たちは、3千年にわたって過越の祭りを祝ってきた。

  ①今年は、3月30日(火)から(29日の日没から)始まる。

  ②8日間(過越の祭りが1日、種なしパンの祭りが7日)

  ③過越の祭りの起源が、出エジプト記12章である。

  2.メッセージのアウトライン

    (1)過越の祭り(1~14節)

(2)種なしパンの祭り(15~20節)

(3)【主】の命令を実行するイスラエルの民(21~28節)

  3.きょうのメッセージは、私たちに何を教えているか。

(1)過越の祭りの象徴的意味

(2)血の象徴的意味

(3)ヒソプの象徴的意味

(4)礼拝の象徴的意味

このメッセージは、メシアの業について学ぼうとするものである。

Ⅰ.過越の祭り(1~14節)

  
1.年の最初の月

(1)アビブの月

(2)ニサンの月(バビロン捕囚以降、バビロンの呼び名になる)

  ①ネヘ2:1

②エス3:7

(3)国の始まりの月なので、これが最初の月となる。

  2.ニサンの月の10日

(1)羊を用意する。

(2)家族ごとに羊1頭。人数が少ない場合は、隣の人と分かち合う。

(3)羊の条件

  ①傷がない。

  ②1歳の雄である。

  ③小羊かやぎのうちから取る。

  3.ニサンの月の14日

(1)10日から14日まで、それをよく見守る。

  ①ガードする(守る)。

  ②吟味する。

(2)夕暮れにほふる

  ①「夕暮れ」を直訳すると、「2つの夕暮れの間」となる。

  ②14日の午後3時から日没までの間

  ③日没から暗くなるまでの間(15日になっている)

  ④両方の解釈が可能である。

(3)その血を取る。

  ①2本の門柱と、かもいに、それをつける。

  ②象徴的な意味

*人間の全存在

「これをあなたの家の門柱と門に書きしるしなさい」(口語訳申6:9)

*十字架の形

  ③これを行うのは、最初の過越の祭りのみである。

  4.ニサンの月の15日

(1)その夜、その肉を食べる。

(2)火に焼く(ロースト)

  ①生のままはいけない。

  ②水で煮てもいけない。

  ③頭も足も内臓も全部いっしょに火で焼かなければならない。

(3)それを朝まで残してはならない。

①残ったものは、火で焼く。

②この祭りは特別なものなので、翌日に同じものを食してはならない。

(4)食べる時の姿勢(1度限りの命令)

  ①腰の帯を引き締め(旅立ちの格好)

  ②足に靴を履き

  ③手に杖を持ち

  ④急いで食べる

  ⑤【主】が「旅立て」と言われたなら、すぐに従えるように。

  ⑥約束の地では、ユダヤ人たちは横になって食した。

(5)【主】はその夜、エジプトの地を巡る。

  ①エジプトの地のすべての初子を打つ。

*人の初子

*家畜の初子

  ②エジプト人のすべての神々に裁きを下す。

(6)【主】はイスラエル人の家々を通り越す。

「あなたがたのいる家々の血は、あなたがたのためにしるしとなる。わたしはその血

を見て、あなたがたの所を通り越そう。わたしがエジプトの地を打つとき、あなたが

たには滅びのわざわいは起こらない」(13節)

  ①過越の祭りという言葉の起源

  ②【主】は、血を見て過ぎ越される。

  5.血の効用

(1)1~3の裁きは、エジプト人にもイスラエル人にも下った。

(2)4~9の裁きは、エジプト人にだけ下り、イスラエル人は区別された。

(3)第10番目の裁きは、両者に下る可能性があった。

(4)神の命令に従って血を塗ったので、イスラエル人は裁きを免れた。

  6.記念すべき日

(1)過越の祭りは代々守るべき祭りとなった(14節)。

「この日は、あなたがたにとって記念すべき日となる。あなたがたはこれを【主】へ

の祭りとして祝い、代々守るべき永遠のおきてとしてこれを祝わなければならない」

(2)今でもユダヤ人たちは、この命令を実行している。

Ⅱ.種なしパンの祭り(15~20節)

  1.7日間の祭り

(1)過越の祭りは、1日だけの祭り

(2)種なしパンの祭りは、7日間の祭り

(3)新約時代には、8日間をまとめて「種なしパンの祝い」と呼ぶようになった。

  ①ルカ22:1

「さて、過越の祭りといわれる、種なしパンの祝いが近づいていた」

  2.種を入れないパンを食べる。

(1)7日間食べる(過越の祭りを入れると、8日間それを食べる)。

(2)急いでいたので、パン生地を発酵させる余裕がなかった。

  ①これは旅のための食糧となった。

  ②出12:34、39

(3)それに違反するなら、殺される。

(4)第1日と第7日に、聖なる会合を開く。

  ①この期間の労働は禁止された。

  ②調理だけは許された。

  3.永遠のおきて

(1)出エジプトの記念として、種なしパンの祭りを守る。

Ⅲ.【主】の命令を実行するイスラエルの民(21~28節)

  
1.命令の伝達

(1)【主】 → モーセ → 長老たち → 家長 → 家族

  2.命令の内容

(1)家族ごとに羊を取り、過越のいけにえとしてほふる。

(2)その血をかもいと2本の門柱につける。

(3)朝まで戸口から外に出てはならない。

(4)【主】は血をご覧になり、その戸口を過ぎ越される。

  ①滅ぼす者がその家に入ってくることはない。

(5)この儀式は、永遠に守るべき祭りとなる。

  ①約束の地に入った時にそれを実行する。

  ②子孫にその意味を伝える。

(6)イスラエルの民は、【主】を礼拝した。つまり、同意した。

結論:
 このメッセージは、メシアの業について学ぼうとするものである。

  1.過越の祭りの象徴的意味


(1)政治的独立を祝うものではない。


(2)死からの解放を祝うものである。


(3)エジプトの地のすべての初子が死んだ。


  ①イスラエル人の初子も死ぬ可能性があった。


  ②過越の子羊の命が、イスラエル人の初子の命の身代わりとなった。


(4)過越の子羊はメシアの型である。


  ①ヨハ1:29


  ②マタ20:28


  ③マコ10:45

  2.血の象徴的意味


(1)罪のゆえに死が人類を支配するようになった。


「死のとげは罪であり、罪の力は律法です」(Ⅰコリ15:56)


(2)罪は裁かねばならない。


(3)血は命を象徴する。


「なぜなら、肉のいのちは血の中にあるからである。わたしはあなたがたのいのちを


祭壇の上で贖うために、これをあなたがたに与えた。いのちとして贖いをするのは血


である」(レビ17:11)


「それで、律法によれば、すべてのものは血によってきよめられる、と言ってよいで


しょう。また、血を注ぎ出すことがなければ、罪の赦しはないのです」(ヘブ9:22)

  3.ヒソプの象徴的意味(22節)


(1)血は、【主】がそれを見て、過ぎ越すための「しるし」以上のものである。


(2)ヒソプは、罪を清めるため、罪を覆うために用いられる植物である。


  ①レビ14:4~6、49~52


  ②民19:16、18


  ③詩51:7


  「ヒソプをもって私の罪を除いてきよめてください。そうすれば、私はきよくな


  りましょう。私を洗ってください。そうすれば、私は雪よりも白くなりましょう」


(3)旧約時代の犠牲の限界


  ①ヘブ9:9


  「この幕屋はその当時のための比喩です。それに従って、ささげ物といけにえと


  がささげられますが、それらは礼拝する者の良心を完全にすることはできません」

  4.礼拝の象徴的意味(27節)


(1)【主】の約束を信じたということ


(2)出エジプト体験と私たちの霊的体験


  ①約束の地と永遠の御国の対比


  ②過越の子羊とイエスの対比


  ③イスラエルの民の信仰と私たちの信仰の対比


  ④イスラエルの民が体験した死への勝利と私たちの体験の対比

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