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ローマ人への手紙(48)—愛の勧め(3)—

  • 2011.11.28
  • ローマ書12章:17〜21
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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このメッセージでは...

愛の勧告について学ぶ。
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「愛の勧め(3)」

1.はじめに

  (1)文脈の確認

    ①1~8章が教理

    ②9~11章がイスラエルの救い

    ③12~16章が適用

    (2)これまでに学んだ12章の内容

      ①献身の勧め(1~2節)

②謙遜の勧め(3~8節)

③愛の勧め(1)(9~13節)

④愛の勧め(2)(14~16節)

アンケートの紹介

    (3)きょうの箇所

      ①愛の勧め(3)(17~21節)

②6つの勧めが記されている(6番目はまとめになっている)。

③教会外の人たちも視野に入れている。

④前提を確認しておく。

    *この勧めを実行する力は、聖霊から来る。位置的真理の確認が重要である。

        *「キリストの弟子」としての自己認識が必要である。

  2.アウトライン(6のポイントがある)

  3.メッセージのゴール

    (1)ロマ12:1の原則を再確認する。

このメッセージは、愛の勧告について学ぼうとするものである。

Ⅰ.悪をもって悪に報いない

1.17節a

「だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、」

  (1)教会外の人も視野に入っている。

    ①先ず信者に対して、次に未信者に対して

2.「キリスト」の弟子としての自己認識

  (1)マタ5:39~41

  「しかし、わたしはあなたがたに言います。悪い者に手向かってはいけません。あな

たの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい。あなたを告訴して下着を取ろ

うとする者には、上着もやりなさい。あなたに一ミリオン行けと強いるような者とは、

いっしょに二ミリオン行きなさい」

(2)ガラ6:10

「ですから、私たちは、機会のあるたびに、すべての人に対して、特に信仰の家族の

人たちに善を行いましょう」

(3)1テサ5:15

「だれも悪をもって悪に報いないように気をつけ、お互いの間で、またすべての人に

対して、いつも善を行うよう務めなさい」

(4)1ペテ3:9

「悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。

あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです」

Ⅱ.すべての人が良いと思うことを図る

  1.17節b

  「すべての人が良いと思うことを図りなさい」

    (1)「図る」は、「プロノエオウ」である。

      ①あらかじめ考える。

      ②みことばに親しみ、判断基準の準備ができている。

  2.旧約聖書の背景

    (1)パウロはパリサイ派のラビであった。

    (2)箴3:4

    「神と人との前に好意と聡明を得よ」

  3.初期の信者たちの共通認識

    (1)教会外の人たちから好意を持たれることに留意した。

      ①宣教論的視点があった。

      ②1テモ3:7

      「また、教会外の人々にも評判の良い人でなければいけません。そしりを受け、

悪魔のわなに陥らないためです」

    (2)「すべての人が良いと思うこと」

      ①現実的には、これは不可能である。

      ②福音が示唆する生き方を実践すること。

Ⅲ.すべての人と平和を保つ

  1.18節

  「あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい」

  「あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい」(口語訳)

  2.キリストの弟子としての自己認識

    (1)マタ5:9

    「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるから」

    (2)ヘブ12:14

    「すべての人との平和を追い求め、また、聖められることを追い求めなさい。聖くな

ければ、だれも主を見ることができません」

  3.「すべての人との平和」

    (1)信者だけでなく、未信者との平和も含まれる。

    (2)自分から平和な関係を破壊するようなことはしない、という意味である。

Ⅳ.自分で復讐しない

  
1.19節

  「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書

いてあるからです。『復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われ

る』」

  2.旧約聖書の背景

    (1)申32:35

    「復讐と報いとは、わたしのもの、それは、彼らの足がよろめくときのため。彼らの

わざわいの日は近く、来るべきことが、すみやかに来るからだ」

(2)レビ19:18

「復讐してはならない。あなたの国の人々を恨んではならない。あなたの隣人をあな

た自身のように愛しなさい。わたしは【主】である」

  3.パウロの視点

    (1)1テサ1:6~7

「つまり、あなたがたを苦しめる者には、報いとして苦しみを与え、苦しめられてい

るあなたがたには、私たちとともに、報いとして安息を与えてくださることは、神に

とって正しいことなのです。そのことは、主イエスが、炎の中に、力ある御使いたち

を従えて天から現れるときに起こります」

  4.復讐が禁じられる理由

    (1)創造論的理由

      ①個人的復讐は、被造世界の一部を裁き主にすることである。

      ②裁きは、神の専属的特権である。

      ③神は、私たちの助けを必要としておられない。

    (2)宣教論的理由

      ①復讐心のある時に、福音を伝えることはできない。

②平和が保たれることは、宣教の秩序として重要である。

    (3)終末論的理由

      ①神の裁きは、現在進行形であると同時に、終末に起こることである。

    (4)実践的理由

      ①人間の判断は、必ずしも正確とは限らない。

②復讐心のある時は、聖霊よりも怒りに満たされている。

      ③そういう人は、クリスチャン生活の祝福を失っている。

    (例話)

      ①ケンタッキー州で、ルシアンとサムの関係。8年間の刑期が残っている。

      ②英会話の宣教師:ローリーさんの父の死

      ③金銭の貸借。クリスチャンの旅行社。個人的に貸した金。

Ⅴ.敵にパンを与える。

  1.20節

  「もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。そう

することによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです」

2.旧約聖書の背景

  (1)箴25:21~22

  「もしあなたを憎む者が飢えているなら、パンを食べさせ、渇いているなら、水を飲

ませよ。あなたはこうして彼の頭に燃える炭火を積むことになり、【主】があなたに報

いてくださる」

(2)2列6:21~23

「イスラエルの王は彼らを見て、エリシャに言った。『私が打ちましょうか。私が打ち

ましょうか。わが父よ』。エリシャは言った。『打ってはなりません。あなたは自分の

剣と弓でとりこにした者を打ち殺しますか。彼らにパンと水をあてがい、飲み食いさ

せて、彼らの主君のもとに行かせなさい』。そこで、王は彼らのために盛大なもてなし

をして、彼らに飲み食いをさせて後、彼らを帰した。こうして彼らは自分たちの主君

のもとに戻って行った。それからはアラムの略奪隊は、二度とイスラエルの地に侵入

して来なかった」

  3.「頭に燃える炭火を積む」

    (1)より深い地獄、より深い苦しみに落とすことではない。

    (2)善を受けた側が、深い痛み、悲しみを経験する。

      ①これは、罪人を悔い改めへと導く行為である。

Ⅵ.善をもって悪に打ち勝つ。

  1.21節

  「悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい」

    (1)17~20節のまとめとなっている。

  2.悪を武器として悪と戦うなら、より深刻な対立を生む。

    (1)善こそ、最大の武器である。

    (2)敵を友人とすることこそ、悪との戦いのゴールである。

結論

1
.ロマ12:1

「そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願い

します。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげ

なさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です」

2
.パウロの勧告

  (1)お願いとは、強い勧告である。

  (2)勧告の土台は、「神のあわれみ」である。

    ①信仰により義とされた。

      ②キリストにあって数々の特権と祝福が与えられた。

      ③聖霊の内住が与えられた。

      ④神の命令に応答できる状態になった。

    (3)勧告の内容は、「聖なる生けるいけにえ」である。

      ①旧約時代の供え物は、死んだ動物であった。

    ②新約時代の供え物は、他の命を犠牲にしない。

    ③それは、自発的な供え物である。

  (4)勧告の結論は、「なすべき、霊的な礼拝」である。

①神の恵みを熟慮した結果、全的献身は理性的な結論である。

②礼拝とは、キリストにあって行う業のすべてを指す。

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