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ヨハネの黙示録(35)—千年王国—

  • 2017.05.15
  • 黙示録20章:1〜6
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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千年王国について学ぶ。

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「千年王国」

黙20:1~6

1.はじめに

(1)これまでの復習

  ①大患難時代を扱っているのは6~18章、再臨を扱っているのは19章。

②旧約聖書のメシア預言には2つの流れがあった。

  *受難のしもべ(初臨のメシア)と王の王(再臨のメシア)

③再臨のメシアが、地上に千年王国を設立される。

    (2)千年王国論

      ①千年期前再臨説

        *メシアの再臨があって、次に千年王国が設立される。

*その王国は、地上で千年間続く文字通りの政治的王国である。

*キリストが王として聖徒たちとともに全世界を統治される。

      ②無千年王国説

        *地上に文字通りの神の国が出現するわけではない。

*霊的な神の国は、今の時代の教会からなっている。

*神の国とは、キリストが天から信者の心を支配しておられる状態のこと。*キリストの再臨とともに、すぐに永遠の秩序が始まる。

      ③千年期後再臨説

        *キリストは、千年王国(神の国)が成就した後に再臨される。

*人間の努力によって、理想的な状況(社会の状態)が訪れる。

*教会は、神の国を出現させるための協力者となるべきである。

    (3)黙示録20章の解釈は、旧約預言の解釈を決定づける。

*私たちは、字義通りに解釈した結果、千年期前再臨説を採用している。

  2.アウトライン


    (1)悪魔の縛り(1~3節)

    (2)千年王国(4~6節)

3.結論

  (1)第一の復活

  (2)第二の復活

千年王国について学ぶ。

Ⅰ.悪魔の縛り(1~3節)

  
1.1節

Rev 20:1 また私は、御使いが底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から下って来るのを見た。

    
(1)「また」

      ①ギリシア語の「カイ」である。

      ②默19:1は、「この後」という言葉から始まった。

      ③默19章では、「カイ」で始まる節が15もある。

      ④默20章はその続きで、5節以外の節はすべて、「カイ」で始まっている。

      ⑤つまり、黙19章(再臨)と默20章(千年王国)は、時間順になっている。

    (2)默19章では、獣(反キリスト)と偽預言者が裁かれた。

①彼らは、「火の池」に投げ込まれた。

      ②次に、再臨のキリストが取り扱うのはサタンである。

    (3)サタンを裁くために用いられるのが御使いである。

      ①「底知れぬ所のかぎ」

  *アビス(アブソス)を開いたり、閉じたりする鍵である。

  *アビスは、悪霊を一時的に閉じ込めておく場所である。

②「大きな鎖」

  *サタンを縛るためのものである。

  
2.2~3節

Rev 20:2 彼は、悪魔でありサタンである竜、あの古い蛇を捕らえ、これを千年の間縛って、


Rev 20:3
底知れぬ所に投げ込んで、そこを閉じ、その上に封印して、千年の終わるまでは、それが諸国の民を惑わすことのないようにした。サタンは、そのあとでしばらくの間、解き放されなければならない。

    
(1)悪魔の呼称

      ①竜(ドゥラコウン)は、悪魔の凶暴な性質を表わす比喩である。

      ②古い蛇(オフィス)は、創世3章に登場する蛇への言及である。

      ③悪魔(ディアボロス)には、敵対する者という意味がある。

      ④サタン(サタナス)には、敵対する者以外に、糾弾する者という意味がある。

    (2)天使の行為

      ①悪魔を捕らえ、千年の間、縛った。

      ②「底知れぬ所」(アブソス)に投げ込んで、そこを閉じ、封印をした。

      ③千年の終わるまでは、閉じ込めたままにした。

    (3)サタンの縛りのタイミング

      ①無千年王国説では、初臨の時にサタンの縛りが行われたとされる。

      ②しかし、默20:1~3は、サタンの縛りは再臨後に起こると教えている。

      ③今の時代も、サタンは活発に動き回っている。

      ④1ペテ5:8

1Pe 5:8
身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。

    (4)千年王国においては、サタンの惑わしや誘惑はなくなる。

      ①イザ2:4

Isa 2:4
主は国々の間をさばき、/多くの国々の民に、判決を下す。/彼らはその剣を鋤に、/その槍をかまに打ち直し、/国は国に向かって剣を上げず、/二度と戦いのことを習わない。

      ②イザ11:3~5

Isa 11:3 この方は【主】を恐れることを喜び、/その目の見るところによってさばかず、/その耳の聞くところによって判決を下さず、

Isa 11:4 正義をもって寄るべのない者をさばき、/公正をもって国の貧しい者のために判決を下し、/口のむちで国を打ち、/くちびるの息で悪者を殺す。

Isa 11:5 正義はその腰の帯となり、/真実はその胴の帯となる。

      ③イザ35:1~2

Isa 35:1 荒野と砂漠は楽しみ、荒地は喜び、/サフランのように花を咲かせる。

Isa 35:2
盛んに花を咲かせ、喜び喜んで歌う。/レバノンの栄光と、/カルメルやシャロンの威光をこれに賜るので、/彼らは【主】の栄光、私たちの神の威光を見る。

    (5)千年王国が終わると、サタンが解き放たれる。

      ①サタンは、神に向かって最後の戦いを挑む。

      ②サタンに従う人々(千年王国の間に誕生した人の中からそういう者が出る)。

      ③神は、直ちに、また最終的に、この反乱を鎮める。

      ④次に、白い御座の裁きが行われる。

      ⑤サタンと罪人たちは、燃える火の池に投げ込まれる。

Ⅱ.千年王国(4~6節)

はじめに

(1)千年王国に関する啓示は、たった3節だけである。

  ①黙示録の目的は、旧約聖書のあちこちに出てくる預言を時間順に並べること。

    *大患難時代の説明に13章を要した(6~18章)。

  ②メシア的王国(千年王国)に関する記述は、時間順に並べる必要がない。

  ③黙20:4~6は、旧約聖書にない情報を提供してる。

    *旧約聖書の預言のクライマックスは、メシア的王国である。

    *黙示録の啓示がないなら、メシア的王国が永遠の御国だと誤解してしまう。

    *黙示録の啓示によって、メシア的王国が千年間続くことが明らかになった。

    *黙20章には、千年という言葉が6回出てくる。

(2)メシアの再臨と千年王国の間には、75日間のインターバルがある。

  ①ダニ12:11~13

Dan 12:11 常供の燔祭が取り除かれ、荒す憎むべきものが立てられる時から、千二百九十日が定められている。

Dan 12:12 待っていて千三百三十五日に至る者はさいわいです。

Dan 12:13 しかし、終りまであなたの道を行きなさい。あなたは休みに入り、定められた日の終りに立って、あなたの分を受けるでしょう」。

        *大患難時代の後半は、3年半(1260日)である。

        *大患難時代の後、さらに30日が用意されている(1260+30=1290日)。

        *それからさらに、45日が用意されている(1290+45=1335日)。

      ②これは、千年王国が出来上がるための準備期間である。

        *反キリストと偽預言者が火の池に投げ込まれる。

        *悪魔が、「底知れぬ所」(アビス)に閉じ込められる。

        *生きている異邦人が、裁かれる(羊と山羊の選別)。

        *旧約時代の聖徒たちと、大患難時代の殉教者たちが復活する。

          ・ダニ12:2、イザ26:19参照。

        *ダビデの王座が確立される。

        *小羊の婚宴が開かれる。

  1.4節a

Rev 20:4a また私は、多くの座を見た。彼らはその上にすわった。そしてさばきを行う権威が彼らに与えられた。

    
(1)多くの座に座る人たちとは、誰か。

      ①12使徒

Luk 22:30 それであなたがたは、わたしの国でわたしの食卓に着いて食事をし、王座に着いて、イスラエルの十二の部族をさばくのです。

      ②教会

1Co 6:2
あなたがたは、聖徒が世界をさばくようになることを知らないのですか。世界があなたがたによってさばかれるはずなのに、あなたがたは、ごく小さな事件さえもさばく力がないのですか。

        *12使徒は教会に含まれている。

      ③この座に座る者たちには、さばきを行う権威が与えられた。

  
2.4節b


Rev 20:4b また私は、イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たち
のたましいと、獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たち
を見た。彼らは生き返って、キリストとともに、千年の間王となった。

    
(1)次にヨハネは、大患難時代の殉教者たちのたましいを見た。

      ①「イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たち」とは、大患

難時代の前半の殉教者たちである。

②「獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たち」とは、

大患難時代の後半の聖徒たちである。

    (2)彼らは復活し、千年の間、キリストとともに統治した。

      ①「王となった」と訳されている言葉は、「統治した」、「支配した」という意味。

  3.5節a

Rev 20:5a そのほかの死者は、千年の終わるまでは、生き返らなかった。

    
(1)5節をひとくくりにして読んではならない。

      ①5節aは、挿入句である。

      ②罪人は、千年王国が終わるまでは、復活しないという意味である。

      ③罪人たちは、白い御座の裁きを受けるために復活する。

 
 4.5節b~6節

Rev 20:5b これが第一の復活である。


Rev 20:6
この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。この人々に対しては、第二の死は、なんの力も持っていない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストとともに、千年の間王となる。

    
(1)第一の復活は、義人の復活である。

      ①第一の復活にあずかる者は、幸いな者、聖なる者である。

      ②永遠にキリストの御前に出ることができる(祭司は、仲介者を必要としない)。

      ③千年の間、キリストとともに統治する。

    (2)第二の死は、なんの力も持っていない。

      ①第一の死は、肉体の死である。魂と肉体の分離である。

      ②第二の死は、神との永遠の分離である(燃える火の池)。

結論:

  1.第一の復活

    (1)ダニ12:2


Dan 12:2 地のちりの中に眠っている者のうち、多くの者が目をさます。ある者は永遠のいのちに、ある者はそしりと永遠の忌みに。

      ①永遠のいのちへの復活と、そしりと永遠の忌みへの復活の2つがある。

      ②その間には、千年の時間差がある。

    (2)第一の復活は、信者の復活である。

      ①主イエスの復活は、「初穂」である(1コリ15:20)。

      ②携挙の時に起こる、教会時代の聖徒たちの復活(1テサ4:16)

      ③大患難時代の中間期に起こる、2人の証人たちの復活(黙11:11)

      ④再臨後に起こる、旧約時代の聖徒たちの復活(イザ26:19、ダニ12:2)

      ⑤再臨後に起こる、大患難時代の殉教者たちの復活(黙20:4)

    

  2.第二の復活

    (1)ヨハ5:28~29

Joh 5:28 このことに驚いてはなりません。墓の中にいる者がみな、子の声を聞いて出て来る時が来ます。

Joh 5:29 善を行った者は、よみがえっていのちを受け、悪を行った者は、よみがえってさばきを受けるのです。

      ①これは、裁きのための復活である。

    (2)黙20:11~15に、白い御座の裁きが出てくる。

      ①第二の復活は、この裁きを受けるための復活である。

      ②その後、火の池に投げ込まれる。

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