ヨハネの黙示録(17)—ラッパの裁き6—

  • 2016.12.26
  • 黙示録9章:12〜21
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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第6のラッパの裁きについて学ぶ。

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「ラッパの裁き6」

黙9:12~21

1.はじめに

  (1)キリストの再臨の前に何が起こるかを見ている。

①6章から大患難時代が始まる。

*巻き物の封印が解かれる。最初の6つの封印。

      ②7章は挿入句である。

      *144,000人のユダヤ人による世界宣教

*大患難時代の殉教者たち

      ③8章で第7の封印が解かれる。

        *その内容が8:1~19:10まで続く。

        *第7の封印の内容は、7つのラッパの裁きと7つの鉢の裁きである。

        *ラッパの裁きの前半の4つ(8章)は、自然界に対する裁きである。

        *ラッパの裁きの後半の3つ(9章以降)は、人類に対する裁きである。

          ・第5のラッパの裁き=第1のわざわいの裁き

          ・第6のラッパの裁き=第2のわざわいの裁き

・第7のラッパの裁き=第3のわざわいの裁き

     ④9章は第5と第6のラッパの裁きである。

       *第5のラッパは、神の裁きのターニングポイントとなるものである。

       *第6のラッパで、大患難時代の前半が終了する。

  2.アウトライン

    (1)これから来る2つのわざわいの裁き(12節)

    (2)4人の天使の解放(13~15節)

    (3)2億の軍勢(16~19節)

    (4)悔い改めない人々(20~21節)

  3.結論:大患難時代の前半を通して起こっていること

    (1)世界の政治状況

    (2)144,000人のユダヤ人による世界大のリバイバル

    (3)2人の証人の働き

    (4)エリヤの働き

    (5)偽教会バビロンの存在

第6のラッパの裁きについて学ぶ。

Ⅰ.これから来る2つのわざわいの裁き(12節)

  1.12節

Rev 9:12 第一のわざわいは過ぎ去った。見よ。この後なお二つのわざわいが来る。

    
(1)3つのわざわいの裁きがある。

      ①第1のわざわいは過ぎ去った。=第5のラッパの裁き

      ②なお2つのわざわいが来る。=第6と第7のラッパの裁き

      ③「わざわい」とは、不信者の大患難時代における状況である。

    (2)今日、サタンと悪霊どもの働きは制限されている。

      ①ラッパの裁きにおいては、サタンと悪霊どもの実相が明らかになる。

      ②歴史上初めて、不信者全員がサタンと悪霊によって苦しめられる。

Ⅱ.4人の天使の解放(13~15節)

  
1.13~14節

Rev 9:13 第六の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、私は神の御前にある金の祭壇の四隅から出る声を聞いた。


Rev 9:14 その声がラッパを持っている第六の御使いに言った。「大川ユーフラテスのほとりにつながれている四人の御使いを解き放せ。」

    
(1)第6のラッパの裁きが始まる。

      ①金の祭壇の四隅から声が出る。

        *この裁きには、殉教した聖徒たちの祈りへの答えという側面がある。

      ②この声は、ラッパを持っている第6の御使いに命じる神の声である。

      「大川ユーフラテスのほとりにつながれている四人の御使いを解き放せ」

    (2)4人の御使いが誰であるかを確定することは、この箇所を理解するために重要。

      ①この4人の御使いは、黙7章の4人の御使いとは異なる。

*黙7章の4人の御使いたちは、144,000人のユダヤ人たちの額に印が押さ

れるまでは、裁きを開始しないように命じられた。

      ②この4人の御使いは、堕天使たちである。

      ③聖書には、聖なる天使が囚われている例は出てこない。

      ④「つながれている」という動詞の時制は完了形である。

        *ある時点で、何かの罪を犯したためにつながれた。

        *その状態が、継続している。

      ⑤「大川ユーフラテスのほとり」とは、今のイラクである。

        *この地域は、伝統的に多くの偶像礼拝と偽宗教が誕生した場所である。

        *彼らは、東からの侵略軍を指揮するようになる。

    (3)4人の堕天使たちが解き放たれるのは、第6のラッパの裁きを実行するため。

  
2.15節


Rev 9:15 すると、定められた時、日、月、年のために用意されていた四人の御使いが、人類の三分の一を殺すために解き放された。

    
(1)神が裁きのタイミングを定めておられる。

      ①「定められた時、日、月、年」とは、裁きの期間を示したものではない。

      ②神の主権を示している。

    (2)ヨナ1:17

Jon 1:17 【主】は大きな魚を備えて、ヨナをのみこませた。ヨナは三日三晩、魚の腹の中にいた。

      ①魚は、不従順なヨナを裁くために備えられた。

      ②同じように、4人の堕天使たちは、人類の3分の1を殺すために備えられた。

    (3)人類の3分の1が殺される。

      ①キリストの再臨の前に起こる出来事の中で、最も悲惨なもののひとつである。

      ②第4の封印の裁き(黙6:7~8)で、人類の4分の1が死んだ。

      ③ここでは、生き残った「4分の3」の「3分の1」が殺される。

      ④3/4×2/3=6/12=1/2

      ⑤第6のラッパの裁きが終わると、人類は半分しか生存していないことになる。

      ⑥ノアの洪水以来、最大規模の裁きが下るのである。

Ⅲ.2億の軍勢(16~19節)

  
1.16節

Rev 9:16 騎兵の軍勢の数は二億であった。私はその数を聞いた。

    
(1)騎兵の軍勢の数は2億であった。

      ①その数は数えることが不可能である。

      ②ヨハネは、その数を勝手に作り出したのではなく、聞いたのである。

    (2)これは、実際に2億の兵士たちからなる軍勢であると考える人たちがいる。

      ①中国の兵士か。

        *(Time, May 21 1965, p.35)

      ②インドの兵士か。

      ③これは、「新聞記事に基づく釈義」である。

    (3)正しい解釈は、悪霊の軍勢と考えることである。

      ①第5のラッパの裁きでは、悪霊(いなご)の数は明記されていなかった。

      ②第6のラッパの裁きでは、悪霊は2億と明示されている。

  
2.17節


Rev 9:17
私が幻の中で見た馬とそれに乗る人たちの様子はこうであった。騎兵は、火のような赤、くすぶった青、燃える硫黄の色の胸当てを着けており、馬の頭は、獅子の頭のようで、口からは火と煙と硫黄とが出ていた。

    
(1)騎兵と馬の描写

      ①中国兵の描写ではあり得ない。

      ②これを近代戦の預言と解釈する人もいる。

      ③これは、2億の悪霊どもの軍勢の描写である。

  
3.18~19節


Rev 9:18 これらの三つの災害、すなわち、彼らの口から出ている火と煙と硫黄とのために、人類の三分の一は殺された。


Rev 9:19 馬の力はその口とその尾とにあって、その尾は蛇のようであり、それに頭があって、その頭で害を加えるのである。

    
(1)馬の威力が強調されている。

      ①その口から出ている火と煙と硫黄によって人を殺す。

        *3つの災害のことであろう。

      ②尾は蛇のようで頭があって、それで害を加える。

    (2)人類の3分の1が殺される。

Ⅳ.悔い改めない人々(20~21節)

  
1.20~21節


Rev 9:20
これらの災害によって殺されずに残った人々は、その手のわざを悔い改めないで、悪霊どもや、金、銀、銅、石、木で造られた、見ることも聞くことも歩くこともできない偶像を拝み続け、

Rev 9:21 その殺人や、魔術や、不品行や、盗みを悔い改めなかった。

    
(1)このような裁きを経験しながら、生き残った人々は悔い改めなかった。

      ①人類の罪と堕落の深さを示している。

    (2)彼らは宗教熱心である。

      ①偶像礼拝を継続する。

      ②悪霊ども、金、銀、銅、石、木で造られた偶像を拝み続ける。

      ③教会が携挙されているので、偽の宗教が蔓延する。

    (3)彼らは罪の生活を続ける。

      ①殺人、魔術、不品行、盗みを悔い改めない。

結論:大患難時代の前半を通して起こっていること

  1.世界の政治状況

    (1)10人の王による世界支配

    (2)現在、世界には200ヶ国前後の国が存在する。

    (3)将来統合されて、世界は10ヶ国に分割される。

    (4)ダニ7:22~24の預言(10本の角の預言)

  2.144,000人のユダヤ人による世界大のリバイバル

    (1)黙7章で、すでに見た。

    (2)彼らの額には、印が押されている。

  3.2人の証人の働き

    (1)2人の証人が復活する。

    (2)これは、ヨナのしるしの第3番目のものである。

    (3)黙11章で学ぶ。

  4.エリヤの働き

    (1)預言者エリヤが奉仕する。

    (2)マラ4:5~6

Mal 4:5 見よ。わたしは、/【主】の大いなる恐ろしい日が来る前に、/預言者エリヤをあなたがたに遣わす。


Mal 4:6 彼は、父の心を子に向けさせ、/子の心をその父に向けさせる。/それは、わたしが来て、/のろいでこの地を打ち滅ぼさないためだ。」

  5. 偽教会のバビロン

    (1)宗教組織としてのバビロンが存在する。

    (2)黙17章で学ぶ。

  まとめ

    (1)第6のラッパの裁きは、恐れを生み出したが、悔い改めは生まなかった。

    (2)聖霊による新生体験だけが、真の悔い改めを生む。

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