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ヨハネの黙示録(18)—小さな巻物—

  • 2017.01.09
  • 黙示録10章:1〜11
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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小さな巻物について学ぶ。

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「小さな巻物」

黙10:1~11

1.はじめに

(1)キリストの再臨の前に何が起こるかを見ている。

  ①6章から大患難時代が始まる。

*巻き物の封印が解かれる。最初の6つの封印。

      ②7章は挿入句である。

      ③8章で第7の封印が解かれる。

        *その内容が8:1~19:10まで続く。

        *ラッパの裁きの前半の4つは、自然界に対する裁きである。

      ④9章は第5と第6のラッパの裁きである。

       *第5のラッパは、神の裁きのターニングポイントとなるものである。

       *第6のラッパで、大患難時代の前半が終了する。

(2)今後の展望

  ①10章~14章は、挿入箇所である。

    *物語の進展はなく、状況の説明が入る。

       *7章と同じである。

*例外は、11:15~19(第7のラッパが吹かれる)だけである。

      ②10章は、苦難を通過する信者たちへの励ましのメッセージである。

  2.アウトライン

    (1)もうひとりの天使(1~4節)

    (2)世の終わりの宣言(5~7節)

    (3)小さな巻物を食す(8~11節)

  3.結論:黙10:10

小さな巻物について学ぶ。

Ⅰ.もうひとりの天使(1~4節)

  
1.1節


Rev 10:1
また私は、もうひとりの強い御使いが、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。その頭上には虹があって、その顔は太陽のようであり、その足は火の柱のようであった。

    
(1)「もうひとりの強い御使い」

      ①もうひとりは「アロス」である。同質の別のもの。

      ②これまでに登場した天使たちとは別の天使である。

        *第6のラッパを吹く天使(9:13)

        *第7のラッパを吹く天使(11:15)

    (2)この天使については、さまざまな解釈がある。

      ①この天使は、キリストである。

        *その風貌、その権威は、キリストであることを示している。

        *しかし、ヨハネはこの天使を礼拝していない。

        *黙1:17では、キリストを礼拝している。

        *この天使は、大患難時代の中間期に天から地に降りて来る。

        *キリストの再臨は、大患難時代が終わってから起こる。

      ②この天使は、ミカエルである。

        *黙12章では、ミカエルという名が出ている。

        *ミカエルは、悪魔や悪霊どもと戦う。

        *黙10章の天使も、天使長ミカエルに違いない。

      ③この天使は、偉大な権威と任務を委ねられた天使である。

        *神は、ご自身の計画を実行するために天使たちをお用いになる。

    (3)天使の描写

      ①ヨハネは、非常に絵画的にこの天使の姿を描写している。

        *頭上に虹、顔は太陽のよう、足は火の柱のよう。

      ②この描写は、次に出て来る小さな巻物を紹介するための準備である。

  
2.2~3節

Rev 10:2 その手には開かれた小さな巻き物を持ち、右足は海の上に、左足は地の上に置き、

Rev 10:3 獅子がほえるときのように大声で叫んだ。彼が叫んだとき、七つの雷がおのおの声を出した。

    
(1)小さな巻物

      ①すでに開かれている。

      ②黙5章では、子羊が7つの封印で封印された巻物を持っていた。

        *封印が解かれるに従って、神の裁きの内容が明らかになる。

      ③黙10章の小さな巻物は、7つの封印の巻物とは別のものである。

    (2)右足は海の上に、左足は地の上に

      ①地を支配する権威を示している。

    (3)獅子がほえるときのように大声で叫んだ。

      ①7つの雷がおのおの声を出した。

        *神の裁きの声を雷にたとえている。

        *詩29篇には、「【主】の声」が裁きとの関連で7回出て来る。

      ②ヨハネは、その内容を理解した。

        *次の節で、彼はそれを書き留めようとしたとなっている。

  
3.4節


Rev 10:4
七つの雷が語ったとき、私は書き留めようとした。すると、天から声があって、「七つの雷が言ったことは封じて、書きしるすな」と言うのを聞いた。

    
(1)天からの声は、それを書き留めることを禁じた。

    (2)ヨハネに幻が与えられている理由は、その内容(黙示録)を書き記すためである。

      ①神は人類に多くのことを啓示される。

      ②しかし、まだ時が来ていないという理由で、隠しておられることもある。

      ③黙10章でヨハネが聞いた内容は、彼だけのための啓示である。

Ⅱ.世の終わりの宣言(5~7節)

  
1.5~6節a

Rev 10:5 それから、私の見た海と地との上に立つ御使いは、右手を天に上げて、


Rev 10:6 永遠に生き、天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを創造された方をさして、誓った。

    
(1)御使いは、創造主を指して誓った。

      ①これもまた、この天使がキリストではないことの証拠である。

      ②誓いの内容は、次に出て来る。

    (2)創造主の描写

      ①永遠に生けるお方

      ②天と地と海、そして、その中にあるいっさいのものを創造された方

      ③神は、常にすべてを統治される主権者である。

  
2.6b~7節

「もはや時が延ばされることはない。


Rev 10:7
第七の御使いが吹き鳴らそうとしているラッパの音が響くその日には、神の奥義は、神がご自身のしもべである預言者たちに告げられたとおりに成就する。」

    
(1)神の時が来たなら、神の計画はすみやかに実行に移される。

      ①もう時は残されていない。

      ②これは、大患難時代の聖徒たちにはグッドニュースである。

    (2)第7のラッパから大患難時代の後半が始まる。

      ①その内容は、7つの鉢の裁きである。

      ②旧約聖書の預言者たちが預言していたことは、すべて成就する。

        *それが「神の奥義」の内容である。

      ③その中心は、千年王国(メシア的王国)である。

        *神は罪人たちを裁かれる。

*キリストが再臨される。

*その後、地上に王国を設立される。

Ⅲ.小さな巻物を食す(8~11節)

  
1.8~9節


Rev 10:8
それから、前に私が天から聞いた声が、また私に話しかけて言った。「さあ行って、海と地との上に立っている御使いの手にある、開かれた巻き物を受け取りなさい。」


Rev 10:9
それで、私は御使いのところに行って、「その小さな巻き物を下さい」と言った。すると、彼は言った。「それを取って食べなさい。それはあなたの腹には苦いが、あなたの口には蜜のように甘い。」

    
(1)前に天から聞いた声

      ①黙4:1の声:「ここに上れ。この後、必ず起こる事をあなたに示そう」

      ②その声は、御使いの手から開かれた巻物を受け取るように命じた。

      ③ヨハネは、その命令に従う。

    (2)御使いは、それを取って食べるように命じた。

      ①腹には苦い。

      ②口には蜜のように甘い。

  
2.10節


Rev 10:10
そこで、私は御使いの手からその小さな巻き物を取って食べた。すると、それは口には蜜のように甘かった。それを食べてしまうと、私の腹は苦くなった。

    
(1)ヨハネの体験

      ①最初は、蜜のように甘かった。

      ②腹に入ると、苦くなった。

    (2)この体験の意味は、解説されていない。

      ①意味があるのは、間違いない。

  
3.11節


Rev 10:11 そのとき、彼らは私に言った。「あなたは、もう一度、もろもろの民族、国民、国語、王たちについて預言しなければならない。」

    
(1)ヨハネは、再度、預言するように命じられた。

      ①もろもろの民族、国民、国語、王たちについて

    (2)その成就が、黙示録の残りの部分である。

結論:黙10:10


Rev 10:10
そこで、私は御使いの手からその小さな巻き物を取って食べた。すると、それは口には蜜のように甘かった。それを食べてしまうと、私の腹は苦くなった。

  はじめに

      ①エレ15:16~18

「楽しみとなり、心の喜びとなった」

      ②エゼ2:9~10、3:1~4、14

      「口の中で蜜のように甘かった」

      「苦々しい思いで出て行った」

  1.口には蜜のように甘い。

    (1)聖書研究の喜び

      ①預言について学ぶ喜び

②特に、黙示録を学ぶ喜び

③ヨハネは、パトモス島にいながらこの喜びを感じた。

    (2)喜びの内容

      ①信者は、神の愛と恵みによって生かされている。

      ②神は、人類の罪を最終的に処理し、永遠の命を与えてくださる。

      ③神は、悪を完全に裁き、悪魔と悪霊たちに勝利される。

      ④神は、地上からいっさいの患難と苦しみを取り除かれる。

      ⑤神は、御子イエスを地上に送り、千年王国を設立される。

  2.腹に入ると、苦い。

    (1)学んだことを黙想していると、苦味を感じるようになる。

      ①ユダヤ教にも背教のキリスト教にも、神の裁きが下る。

      ②不信者の上に、神の裁きが下る。

      ③永遠の祝福と、永遠の滅びの違いは、現実に存在する。

  3.私たちへの適用

    (1)『レフトビハインド』( Left Behind )という長編小説

①ティム・ラヘイ、ジェリー・ジェンキンズの共著

②1995年に最初の小説が発売された。

③全米で6,500万部を売り上げたベストセラーである。

④日本語訳はいのちのことば社から刊行されている。

    (2)フルクテンバウム師とティム・ラヘイとは古くからの友人である。

      ①ティム・ラヘイの執筆動機は、救霊である。

      ②彼は、小説を書くずっと前から、預言研究が好きだった。

      ③預言研究が、彼の伝道の原動力となった。

      ④彼は、聖書預言の甘さと苦さを経験した伝道者である。

    (3)世界の趨勢は、ナショナリズムに向かいつつある。

      ①私たちのアイデンティティは、キリストの内にある。

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