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サムエル記第一(1)「サムエルの家族」1サム1:1~8 サムエル記第一1:1~8 | メッセージステーション

サムエル記第一(1)「サムエルの家族」1サム1:1~8

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命題:神の御業は、取るに足りないことから始まる。
取るに足りない3つの出来事を見ると、それが分かる。

サムエル記第一(1)

「サムエルの家族」

1サム1:1~8

1.はじめに

(1)本来は、サムエル記第一と第二は、「サムエル記」という一書である。

①七十人訳が便宜的に第一と第二に分け、その区分が定着した。

(2)著者に関しては、3つの可能性が考えられる。

①1サム1:1~24:22までサムエルが書いた可能性がある。

*1サム25:1で、サムエルは死ぬ。

②サムエルのもとで学んだ預言者の1人が、まとめた可能性もある。

*その場合、サムエルが書き残した資料を利用したと思われる。

③祭司エブヤタルが、資料をまとめた可能性もある。

*ダビデと行動をともにした人物(1サム22:20~23参照)

    (3)本書の内容

①サムエル記全体は、前1120年頃から約150年間の出来事を記している。

  *サムエル→サウル→ダビデ初期

②士師記の時代(混乱した時代)が約300年間続いた。

③国が崩壊の危機に直面したとき、神の介入があった。

④イスラエルの民が王を求めたことにより、王政が始まる。

2.文脈の確認

  Ⅰ.王政に向けた準備(1~9章)

    A.サムエルの誕生と幼少期(1章)

      1.サムエルの家族(1:1~8)

      2.ハンナの祈り(1:9~18)

      3.サムエルの誕生(1:19~28)

3.注目すべき点

  (1)士師記の時代の末期、イスラエルは政治的にも霊的にも、混乱状態にあった。

(2)新しい時代を導くのは、預言者サムエルである。

  (3)冒頭で、サムエル誕生の経緯が紹介される。

命題:神の御業は、取るに足りないことから始まる。

取るに足りない3つの出来事を見ると、それが分かる。

Ⅰ.無名の人エルカナ(1節)

  1.1節

1Sa 1:1

エフライムの山地ラマタイム出身のツフ人の一人で、その名をエルカナという人がいた。この人はエロハムの子で、エロハムはエリフの子、エリフはトフの子、トフはエフライム人ツフの子であった。

    (1)ダビデ王国に至る大河の源流が記される。

    (ILL)スメタナの『モルダウ』は、チェコの川を描いた交響詩。

小さな泉から水が流れ出す様子が、弦楽器と木管楽器で奏でられる。

      ①サムエル記も、小さな流れから始まる。

    (2)エルカナの家系

①ラマタイム(二つの高地)は、ラマ(1:19)と同じ。

②エルカナは、実際はレビ人である(1歴6:33~38)。

*エフライムの領地に住むレビ人である。

③エルカナは「神が買い取られた」という意味。

④この家系からサムエルが出る。

⑤サムエルは、サウルとダビデに油を注ぐことになる。

    (3)教訓

      ①偉大な神の業は、無名の一人の人から始まる。

      ②神の主権の下に置かれた一人の人を軽視してはならない。

      ③私たちにも、神から委ねられた使命がある。

Ⅱ.不妊の女ハンナ(2~3節)

  1.2節

1Sa 1:2

エルカナには二人の妻がいた。一人の名はハンナといい、もう一人の名はペニンナといった。ペニンナには子がいたが、ハンナには子がいなかった。

    (1)エルカナの二人の妻

      ①ハンナ(1番目):恵み、好意という意味。

      ②ペニンナ(2番目):宝石、真珠という意味。

    (2)キアズム(ABBA)

      ①ペニンナには子どもがあった。

      ②ハンナには子どもがなかった。

      ③焦点はハンナにあり、物語の中心人物となることが示唆される。

    (3)ハンナが不妊だったので、ペニンナが側室になった可能性が高い。

      ①聖書は、一夫多妻制を規定する(申21:15)が、肯定はしない。

      ②一夫多妻制は、不和や争いの原因になる(アブラハム、ヤコブの例)。

    (4)恵まれた女に子がいないという現実をどう理解するか。

      ①神の働きの余地がある。

      ②サラ、リベカ、ラケル、マノアの妻(サムソンの母)、エリサベツ

2.3節

1Sa 1:3

この人は、毎年自分の町から上って行き、シロで万軍の【主】を礼拝し、いけにえを献げることにしていた。そこでは、エリの二人の息子、ホフニとピネハスが【主】の祭司をしていた。

    (1)エルカナは、旧約的な意味での義人である。

      ①毎年、シロに上って、万軍の【主】を礼拝し、いけにえを献げていた。

②申16:16に巡礼祭の規定がある(年に3度)。

③当時、幕屋はシロにあった(ヨシ18:1)。

④「上る」は、物理的に高地に行くことであるが、霊的行為も意味する。

    (2)「万軍の【主】」(יְהוָ֣ה צְבָא֔וֹת)は、ここで初めて出てくる。

      ①天の軍団の統率者。圧倒的な権威と力を持つ戦いの【主】。

②この御名は、預言書では頻繁に出てくる。

③ハンナの祈りは、万軍の【主】に向けた祈りである。

④【主】は、ハンナ個人の悩みと、イスラエル全体の問題を解決される。

    (3)エリの二人の息子ホフニとピネハスが祭司として奉仕をしていた。

      ①彼らは、霊的に堕落していた。

    (4)教訓

      ①堕落した環境の中でも、個人が誠実に神を求めることは可能である。

      ②万軍の【主】の権威と力に焦点を合わせることが、礼拝の鍵となる。

      ③私たちが見上げている神は、どのようなお方か。

Ⅲ.家庭の不和(4~8節)

  1.4節

1Sa 1:4

そのようなある日、エルカナはいけにえを献げた。彼は、妻のペニンナ、そして彼女のすべての息子、娘たちに、それぞれの受ける分を与えるようにしていたが、

    (1)「ある日になったとき」=いけにえを献げる特別な日

      ①エルカナにとっては、喜びの日、厳粛な日である。

      ②彼は、律法に従って、いけにえを献げた。

      ③家族を霊的儀式に参加させた。

      (ILL)元旦での父親のスピーチ(祭司的役割)

    (2)妻のペニンナに、分け前(取り分)を与えた。

      ①これは、祭儀で分配される肉の部分である。

      ②彼女のすべての息子、娘たちに、それぞれの受ける分を与えるようにしていた。

      ③エルカナは、家族への責任を果たしていた。

      ④通常の分け前を与えていた。

*ハンナへの偏った愛情を際立たせるための布石

  2.5節

1Sa 1:5

ハンナには特別の受ける分を与えていた。【主】は彼女の胎を閉じておられたが、彼がハンナを愛していたからである。

    (1)ペニンナとハンナの対比

      ①ハンナには、特別な割り当て(二倍の分け前)与えていた。

        *量的にも質的にも特別な割り当て

      ②なぜなら、彼はハンナを愛していたから。

      ③語順に注意。しかし、【主】は彼女の胎を閉じておられた。

    (2)教訓

      ①ここには、人間の愛と神の主権の葛藤が見られる。

      ②ハンナの葛藤は、信仰の逆転劇の序章である。

  3.6節

1Sa 1:6

また、彼女に敵対するペニンナは、【主】がハンナの胎を閉じておられたことで、彼女をひどく苛立たせ、その怒りをかき立てた。

    (1)ペニンナは、わざと挑発的なことばや態度で、ハンナを苦しめた。

      ①動機の根源には、【主】がハンナの胎を閉ざしていたという事実がある。

      ②表面的には祝福を受けているが、その態度と動機は御心に反する。

    (2)教訓

      ①ペニンナのような存在は、信仰者の信仰を純化する道具となる。

  4.7節

1Sa 1:7

そのようなことが毎年行われ、ハンナが【主】の家に上って行くたびに、ペニンナは彼女の怒りをかき立てるのだった。こういうわけで、ハンナは泣いて、食事をしようともしなかった。

    (1)この苦しみは、継続的な、年中行事のたびに繰り返されるものであった。

      ①エルカナは、【主】の家に上ることをくり返していた。

      ②ハンナは、霊的な期待感を持って【主】の家に上って行った。

      ③しかし、ペニンナのいじめによって、礼拝の場は苦痛の場となった。

      ④ハンナは、泣いて、食事をしようともしなかった。

      ⑤神との出会いを求める魂の叫びが見られる。

    (2)教訓

      ①信仰者が神に近づこうとすると、サタンが妨害をしかけてくる。

      ②私たちにとっても、礼拝の場は霊的戦いの場である。

  5.8節

1Sa 1:8

夫エルカナは彼女に言った。「ハンナ、なぜ泣いているのか。どうして食べないのか。どうして、あなたの心は苦しんでいるのか。あなたにとって、私は十人の息子以上の者ではないか。」

    (1)エルカナの4つの疑問

      ①なぜ泣くのか?(感情)

      ②なぜ食べないのか?(肉体)

      ③なぜ心が痛むのか?(霊)

      ④私はあなたにとって十人の息子よりましではないか?(関係)

    (2)エルカナはハンナを思いやっているが、根本的な理解に欠けている。

      ①ハンナの苦しみは、「子がいないこと」以上に、霊的なものであった。

      ②神を信じているが、神の沈黙に苦しんでいるという信仰者に特有の経験

      ③夫のことばをきっかけに、神に直接訴える道を選ぶことになる。

    (3)教訓

      ①神の沈黙は、信仰者の内に真実な祈りを生み出す。

      ②ハンナの祈りは、「痛みの祈りから、請願の祈りに」転換する。

結論:今日の信者への適用

  1.神のわざは、小さなことから始まる。

(1)キリストにある自分を過小評価してはならない。

  2.不遇は、神の計画の一部であることが多い。

(1)遅れてくる答えは、想像を超える祝福をもたらす。

3 .万軍の【主】は、無名の人の祈りを聞いてくださる。

(1)祈りの力を軽視してはならない。

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