Q396 神学編 字義どおりの解釈とは。

  • 2024.05.16
  • スピーカー 中川健一
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396 神学編 字義どおりの解釈とは

Q:字義どおりの解釈とは、どういうものですか。

A:はじめに

ハーベスト・タイムは、聖書の字義どおりの解釈を強く主張し、その解釈法に基づいた講解メッセージをネット上で配信しています。字義どおりの解釈について、いつものように3つ申し上げます。

1番目に、字義どおりの解釈とは、機械的な解釈ではなく、最も自然で、単純な解釈です。

(1)これが正しい解釈法です。

(2)字義どおりの解釈は、著者の意図に到達する唯一の方法です。

(3)私は、皆さんが字義どおりに解釈してくださることを前提に話をしています。

2番目に、字義どおりの解釈は、比ゆ的表現を否定するものではありません。

(1)字義どおりの解釈は、著者が用いる文学手法に沿って、その意味を解釈します。

(2)比ゆは比ゆとして、擬人法は擬人法として、誇張法は誇張法として、解釈します。

  ①私は良い牧者です。

  ②私は門です。

  ③私はぶどうの木です。

3番目に、字義どおりの解釈は、一貫して行うべきものです。

(1)難解な箇所に来ると、字義どおりの解釈を捨てて、比ゆ的解釈に走る人がいます。

(2)その結果、著者の意図とは異なった結論を導き出すことになります。

(3)イスラエルということば

  ①イスラエルと書かれていれば、それは肉体的、民族的イスラエルのことです。

  ②教会を霊的イスラエルと解釈するのは、字義どおりの解釈から逸脱しています。

(4)次回は、比ゆ的解釈を取り上げます。

字義どおりの解釈が最もすぐれた解釈です。

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