私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q394 前世は存在しますか。
- このメッセージに感謝を贈る
-
この無料配信メッセージは、皆様の祈りと献金のサポートで成り立っています。
あなたの「ちょっとした感謝」を300円献金で贈ってみませんか?
このメッセージでは...
394 前世は存在するか
Q:前世は存在しますか。前世の記憶があると主張する人がいるようなので、自分の前世はどうだったのか、気になります。
A:はじめに
この質問は、肉体的な誕生の前に魂は存在していたかというものです。聖書は、前世については沈黙しています。魂の存在に関しては、3つの考え方があります。それを見てみましょう。
1番目に、魂は最初から存在していた。
(1)もしそうなら、人間は神の一部だということになります。
(2)何者によっても造られず、永遠の昔から存在しているお方が、神です。
(3)聖書は、【主】(ヤハウェ)だけが神だと教えています。
(4)人間は神ではないので、最初から存在していたことはあり得ません。
2番目に、魂は先に造られており、肉体に宿るのを待っていた。
(1)この説では、造られた魂は霊界のどこかにとどまっていたということになります。
(2)聖書は、そのような場所が存在するとは教えていません。
(3)創世記2章7節
「神である【主】は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれ
た。それで人は生きるものとなった」
(4)肉体と魂は、同時に造られました。
(5)地上の肉体が滅びても、魂は永遠に生き続けます。
3番目に、別の人に宿っていた魂が、別の肉体に移動した。
(1)魂がいつから、どのようにして存在するようになったかの説明になっていない。
(2)そもそも、魂が肉体から肉体に移動するという考え方は、聖書にはありません。
(3)人間は死ぬと、その魂は神のもとに行き、裁きを受けます。
(4)それゆえ、地上生涯の間に、キリストを救い主と信じる必要があります。
(5)前世の記憶があるという人について
①催眠状態
②病理現象
③悪霊現象
魂が前世から存在していた可能性は、ありません。
週間アクセスランキング
コリント人への手紙第二(11)エルサレム教会への献金(2)-献げる動機―8:8~24
Q418 相対的で消極的な信仰に救いはあるのでしょうか。
Q417 救われるためには何を信じなければなりませんか。
イスラエル旅2023#085中川洋が語る:【オリーブ山・ゲッセマネ】ゲッセマネの園で祈る
イスラエル旅2023#084中川牧師とめぐる旅:【ゲッセマネの園】史上最大の戦い
コリント人への手紙第二(10)エルサレム教会への献金(1)-マケドニアの諸教会の例―8:1~7