361　天使と人間はどこが違いますか

Q ：天使と人間の違いについて、教えてください。

A ：はじめに

天使は現実に存在します。天使と人間の違いについて、いつものように3つ申し上げます。

1 番目に、天使と人間には似ている点があります。

（1）天使と人間はともに、被造物です。

　　①天使ということばの意味は、「メッセンジャー」です。

　　②天使は、神のことばを伝えるために造られました。

（2）天使も人間も、知性、道徳性、霊性を持っています。

（3）天使も人間も、その知識は有限です。

　　①神だけが、無限の知識を持っています。

（4）天使は、人間を守り、導き、励ますために造られました。

2 番目に、天使と人間には異なる点があります。

（1）天使は霊的存在であり、人間のように体を持っていません。

　　①天使は、肉体の苦しみを経験することがありません。

　　②天使は、肉体の死を経験することがありません。

（2）天使が現れるときは、人間の姿を取るのが普通です。

（3）天使は、霊的存在であるため、物理的制約を受けないで動くことができます。

　　①投獄されている人を助けることができます。

3 番目に、救いの計画が用意されているのは、人間だけです。

（1）天使は、聖なる者として造られ、その従順が試されました。

（2）従順のテストに合格した者たちは、聖なる天使としての性質が確定しました。

（3）3分の1の天使たちは、悪魔に従う道を選び、悪霊となりました。

　　①彼らは、悪魔とともに永遠の裁きを受けます。

（4）罪人である人間には、救いの道が用意されていますが、悪霊には用意されていません。

（5）人間は、被造物の冠であり、神の愛の対象です。

人間には、救いの道が用意されています。