Q292 コロナ禍は、なぜ起こっているのですか。

  • 2021.06.04
  • スピーカー 中川健一
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292 コロナ禍は、なぜ起こっているのか。

Q:神様は、なぜコロナ禍が起こるのを許しておられるのでしょうか。これは人類の罪に対する裁きなのでしょうか。

A:はじめに

(1)この質問に明確に答えることが出来る人はいません。

(2)神様の思いを完全に理解するのは、人間には不可能なことです。

(3)このテーマに関して、一般論として3つ申し上げます。

1番目に、被造世界はアダムの堕落によって呪われた状態にあります。

 (1)パウロは、ローマ人への手紙8章22節でこう語っています。

 「被造物が虚無に服したのは、自分の意志からではなく、服従させた方によるものなので、彼らには望みがあるのです」(ロマ8:20)

 (2)私たちが住んでいる世界は、今「虚無に服した」状態にあります。

 (3)COVID-19もまた、他の病や災害と同じように、自然界の歪みの一部です。

 (4)「パンデミック人工説」。もしそうなら、自然界の歪みを悪用していることになる。

2番目に、神は、すべてのことを支配しておられます。

(1)神は、すべての人の命に責任を持っておられます。

(2)神は、人が誕生する時と、死ぬ時を定めておられます。

(3)また神は、死に勝利するための計画を持っておられます。

(4)それゆえ、神に信頼する者は失望させられることがないのです。

3番目に、試練は、神の声に耳を傾けるチャンスとなります。

(1)試練の時、私たちは人生のはかなさに思いを馳せます。

モーセは、詩篇90篇10節でこう語っています。

「私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年。そのほとんどは 労苦とわざわいです。瞬く間に時は過ぎ 私たちは飛び去ります」(詩90:10)

(2)試練の時、私たちは神に目を向け始めます。

(3)試練の時、私たちは永遠の世界への憧れを抱くようになります。

(4)試練の時、そこに隠された祝福を、信仰によって発見することができます。

参考になる聖句

「どうか教えてください。自分の日を数えることを。そうして私たちに、知恵の心を得させてください」
(詩90:12)

信仰によって、試練を祝福に変えることができます。

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