Q293 新型コロナウィルスのワクチンは黙示録の獣の刻印ですか。

  • 2021.06.11
  • スピーカー 中川健一
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293 新型コロナウィルスのワクチンは黙示録の獣の刻印か。

Q:私の会社で近々新型コロナウィルスのワクチンの接種が始まるようです。ワクチンに関して、ネット上では、黙示録の獣の刻印ではないかという噂など様々な情報があります。医学や科学的な副作用等のリスクの観点ではなく、聖書的には接種しても問題ないことなのでしょうか。

A:はじめに

 
(1)ネット上には様々な情報があるが、そのすべてが正しいわけではない。

 (2)自分なりに判断する必要がある。

 (3)このテーマに関して、いつものように3つ申し上げる。

1番目に、コロナウィルスのワクチンは、獣の刻印ではない。

 (1)黙示録13章に「獣の刻印」が出て来る。

 (2)獣とは、反キリスト、つまり偽キリストである。

 (3)反キリストはまだ登場していないので、獣の刻印もない。

 (4)反キリストを礼拝し、右の手か額に刻印を受けないと、経済活動ができなくなる。

2番目に、反キリストが登場したなら、それを知ることができる。

(1)反キリストはイスラエルと平和条約を結ぶ。

(2)その時点から、7年間の大患難時代が始まる。

(3)反キリストの名前を数字に換算すると、666となる。

(4)反キリストは、獣の刻印を強要するようになる。

3番目に、ワクチンの接種は、各人が自分で判断すべきものである。

(1)ワクチン接種は、聖書的に問題になるようなことではない。

(2)現在開発中のものも含めて、さまざまな種類のワクチンがある。

(3)自分なりに情報を集め、どうするかを決める必要がある。

(4)お互いに、他の人の決断を尊重すべきである。

参考になる聖句

「また獣は、すべての者に、すなわち、小さい者にも大きい者にも、富んでいる者にも貧しい者にも、自由人にも奴隷にも、その右の手あるいは額に刻印を受けさせた」

(黙13:16)

コロナウィルスのワクチンは、獣の刻印ではない。

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