私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q330 1日は夜から始まるのですか。
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330 1日は夜から始まるのか
Q:ユダヤ人にとって、1日は夜から始まると聞きました。どうしてそうなるのですか。
A:はじめに
私たち異邦人は、1日は午前0時から始まる、あるいは、夜明けとともに始まると考えています。しかし、聖書的にはそうではありません。この質問について、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、1日が夕から始まるという考え方は、創造の順番に基づくものです。
(1)天地創造の第1日目の記述は、闇の存在から始まっています。
(2)次に、光が造られました。この光はシャカイナグローリーです。
(3)「夕があり、朝があった」(創1:5)という記述は、創造の順番に従ったものです。
2番目に、この考え方は、ユダヤ人たちの習慣となりました。
(1)安息日は、金曜日の日没から始まり、土曜日の日没で終わります。
(2)イエス時代のユダヤ人たちも、この習慣を実行していました。
(3)アリマタヤのヨセフは、金曜日の日没前に、急いでイエスの遺体を自分の墓に葬
りました(ヨハ19:42)。
(4)福音書の記録は、イエスの死と復活が歴史的事実であることを示しています。
3番目に、この考え方は、今もユダヤ人たちの間で生きています。
(1)イスラエルでは、金曜日の午後になると、町の様子が一変します。
(2)安息日は、金曜日の日没から始まります。
(3)異邦人である私たちは、この考え方に束縛される必要はありません。
(4)多くの異邦人諸国は、グレゴリオ暦を採用しています。
(5)ただし、ユダヤ的考え方を知ることは、聖書理解のための助けとなります。
(6)この考え方には、適用があります。
「私たちの人生も、闇から始まり、光に向かいます」
参考になる聖句
「神は光を昼と名づけ、闇を夜と名づけられた。夕があり、朝があった。第一日」(創1:5)。
私たちの人生も、闇から始まり、光に向かいます。
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