私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q312 どういう場合に離婚は許されるのか。
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312 どういう場合に離婚は許されるのか。
Q
:娘婿が、ギャンブル依存症で多額の借金を作りました。そのことが明らかになり、娘は大変ショックを受けています。ふたりは現在別居中です。このような場合、聖書では離婚は許されるのでしょうか。
A
:はじめに
関係者全員が、大変辛い状況におられますね。お察し申し上げます。神様は離婚を嫌っておられます(マラ2:16)。これを前提に、いつものように3つ申し上げます。
1
番目に、離婚が許されるのは、次の2
つの場合だけです。
(1)相手方が不貞を働いた場合(マタ19:9)
(2)未信者の方が去って行く場合(1コリ7:15)
(3)ちなみに、これは許可であって、離婚せよという命令ではありません。
(4)結婚生活を修復する可能性があるなら、最大限努力すべきです。
2
番目に、それ以外の離婚理由があるかどうかについては、明確な教えはありません。
(1)それ以外の理由として考えられるのは、日常生活が破壊されるような状況です。
(2)家庭内暴力(精神的なものと肉体的なもの)
(3)児童虐待
(4)各種依存症
①アルコールや薬物
②ポルノ
③ギャンブル
(5)犯罪による投獄
(6)神は、このような状況を受け入れよと命じておられるのでしょうか。
3
番目に、最終的な判断は本人に委ねられていると思います。
(1)その場合は、離婚に至るステップを踏む必要があります。
①自分が置かれている状況は、耐えられないほど深刻なものか、よく考える。
②別居期間を設けて、修復の可能性を探る。
③神の前で、利己的動機がないことを確認し、離婚の決断をする。
(2)聖書に書かれていないことを話していますので、これはあくまでも参考意見です。
(3)最後は、神様とご本人の関係で決断すべきことです。
参考になる聖句
「妻を憎んで離婚するなら、 ──イスラエルの神、【主】は言われる── 暴虐がその者の衣をおおう。 ──万軍の【主】は言われる。」あなたがたは自分の霊に注意せよ。 裏切ってはならない。(マラ2:16)
離婚は軽く扱うべきテーマではありません。
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