私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q301 イエス・キリストは歴史上の人物ですか
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301 イエス・キリストは歴史上の人物ですか
Q :新約聖書を読んでも、イエス・キリストが歴史上の人物かどうか確信がないので、心に響きません。どうか私に確信を与えてください。
A:はじめに
このテーマに関しては、第80回「イエス・キリストは実在の人物ですか」で回答しました。一部繰り返しになりますが、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、歴史家たちはイエス・キリストが実在の人物だと証言しています。
(1)紀元1世紀のローマ人の歴史家タキツス
(2)紀元1世紀のユダヤ人の歴史家ヨセフス
(3)ユダヤ教の経典であるバビロニア・タルムード
(4)イスラム教の経典であるコーラン
(5)イエスの歴史性については、圧倒的な証拠があります。
2番目に、旧約聖書は、実在の人物としてのメシアの登場を預言しています。
(1)旧約聖書には、種々のメシア預言があります。
①ベツレヘムで生まれる。
②ダビデの家系から出る。
③モーセのような預言者である。
④人々の病を癒す。
⑤苦難の死を遂げた後に栄光に入る。
(2)これらすべてが、イエス・キリストによって成就しました。
3番目に、新約聖書は実在の人物としてのメシアについて証言しています。
(1)最初の福音書は、イエスの死からおよそ10年後に書かれたと思われます。
(2)パウロの最初の手紙は、イエスの死からおよそ25年後に書かれました。
(3)新約聖書は、イエスを実際に目撃した人たちが生きている間に書かれました。
(4)イエスは、紀元1世紀にイスラエルの地で実際に生活された方です。
(5)福音の内容は信頼できます。
①イエスは、私たちのために十字架について死なれた。
②死んで墓に葬られた。
③3日目に甦られた。
(6)福音を信じることが救いの道です。
参考になる聖句
「初めからあったもの、私たちが聞いたもの、目で見たもの、じっと見、また手でさわったもの、すなわち、いのちのことばについて、──このいのちが現れ、私たちはそれを見たので、そのあかしをし、あなたがたにこの永遠のいのちを伝えます。すなわち、御父とともにあって、私たちに現された永遠のいのちです。──」(1
ヨハ1:1~2)
イエス・キリストは、歴史上の人物です。
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