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30日でわかる聖書 マタイの福音書(3)バプテスマのヨハネから学ぶ
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バプテスマのヨハネの働きを3つの部分に分解することによって、現代のクリスチャンが何を為すべきか学ぶ。
「マタイ3章 バプテスマのヨハネから学ぶ」
イントロ:
1. マタイの福音書を毎回1章ずつ取り上げ、時代性を考慮しながら解説する。
2. 9月21日のメールマガジンの内容:現代の牧師は何を語るべきか。
(1) 裁きか愛か。
(2) 講解説教か主題説教か。
(3) バプテスマのヨハネという人物から学ぶ。
3. 3つの部分に分けて、先駆者の働きを考える。
(1) 人々の心を整える。ホップ。
(2) メシアを紹介する。ステップ。
(3) 働きの結果を見る。ジャンプ。
バプテスマのヨハネの働きを3つの部分に分解することによって、現代のクリスチャンが何を為すべきかが明らかになる。
Ⅰ.人々の心を整える。ホップ。
1.場所:荒野
2.人物
(1) 服装と食事:らくだの毛の着物、皮の帯、食べ物はいなごと野蜜。
(2) 旧約聖書のエリヤの姿を彷彿とさせる。
(3) イザヤ40:3、マラキ3:1の預言の成就(「預言が文字通り成就した」)。
(4) 神の準備があるから、人々が動く(恵比寿は荒野である)。
3.メッセージ
(1) 「悔い改めなさい」
①当時のユダヤ人の考え方。悔い改めが必要なのは異邦人だけ。
②これは、新鮮なメッセージである。
③裁きのメッセージではなく、愛を前提としたメッセージである。
④ローマ5:8
(2) 「天の御国が近づいたから」
①神の国の到来。「神の国の福音」。
②十字架による罪の赦しという福音ではない。
③神の国の王、メシアが来られる。
(3) 「バプテスマを受けよ」
①一体化。
②ヨハネのメッセージに同意。
③ヨハネが示すメシアを受け入れる。
4.人々の反応
(1) 一般の人々
(2) パリサイ人とサドカイ人
①サンヘドリンからの使者
②メシア運動の調査の第一段階
③洗礼を受けに来たのではない。直訳:「彼(ヨハネ)のバプテストに来た」
④「まむしのすえたち」。外側は美しいが、内側には毒がある。
⑤「先祖はアブラハムだと思うな」
⑥「石」とは異邦人のこと。異邦人の救いの預言。
⑦「斧が置かれている」とは、紀元70年のエルサレム陥落が近いという意味。
(例話) 語るべきことを語る。イスラエル聖書大学のヨエルさんと奥さんの救い。
「自分で聖書を読んだら」。イザヤ53章はイエスの預言。
ヨエルさんが救われた後、奥さんはマタイの福音書を読み、ひと月後に救われた。
「どうして誰もこのことを教えてくれなかったの」
Ⅱ.メシアを紹介する。ステップ。
1. メシアと自分との比較
(1) 奴隷として仕える資格さえない。
(2) あなたがたが神の器だと思っているこの私でもその程度である。
2. バプテスマの比較
(1) 水のバプテスマ(ユダヤ人の方法は、浸礼のみ)
(2) 聖霊と火のバプテスマ
①本物と偽物とのより分け。
②麦とはメシアを受け入れる者。倉とは「神の国」。
③殻とは不信仰者。消えない火で焼き尽くすとは「地獄に投げ込む」。
④信じる者は聖霊によるバプテスマを受け、神の国に入る。
Ⅰコリント12:13
⑤信じない者は火のバプテスマを受け、地獄に投げ込まれる。
Ⅲ.働きの結果を見る。ジャンプ。
1. イエスがガリラヤからヨルダンに到着。
(1) 収穫の喜び。
(2) 日々の体験として、「収穫の喜び」がある。
2. なぜイエスはバプテスマを受ける必要があったのか。
(1) 「正しいこと」を実行するため。モーセの律法。
(2) ヨハネのメッセージに同意するため。神の国の福音。
(3) 罪人と一体化するため。Ⅱコリント5:21.
(4) メシアであることを証明し、公生涯を開始するため。
3. 予想しなかった祝福
(1) 今回私は、バプテスマのヨハネの目で見ることができた。
(2) 三位一体の神の自己啓示。悟りでも、努力でもなく、啓示である。
①子なる神であるイエス
②鳩の姿をとって下った聖霊
創世記1:2
後代のラビ文書はその鳥を鳩とする。
ユダヤ人たちに分かるように。
③父なる神の声
マラキ以来、預言者は絶えた。
福音書に、「バット・コル」は合計3回ある。
マタイ17:5
ヨハネ12:28
(3) 破壊された天地を再創造する業は、いよいよ最盛期を迎えた。
(4) 私たちはその壮大な事業に召されている。
結論
1. 人々の心を整える。ホップ。
愛の関係を築き、悔い改めの必要性を説く。
2. メシアを紹介する。ステップ。
イエスの栄光と尊厳
イエスの犠牲的な愛
3. そして、働きの結果を見る。ジャンプ。
すべて主の自己啓示と権威による。
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