申命記(18)第3戒と第4戒

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第3戒と第4戒について学ぶ

申命記18回

「第3戒と第4戒」
申5:11~15

 

1.はじめに

(1)申命記の構造(宗主権契約に基づく4つの説教)
①第1の説教:歴史の回顧(1:5~4:43)
②第2の説教:契約に基づく義務(4:44~26:19)
*総論:臣下の義務(4:44~5:33)
*全的従順の呼びかけ(6~11章)
*律法の解説と日常生活への適用(12:1~26:15)
*【主】に対する誓約(26:16~19)

 

(2)シナイ山での契約締結とモアブの地での契約更新の対比
①シナイ山での契約締結では、恐ろしい光景が展開された。
②モアブの地での契約更新では、恵みと希望に満ちた光景が展開された。
③申5:6以降で、律法の内容が解説される(613の命令)。
④最初に出て来るのは、十戒である。

 

2.メッセージのアウトライン
(1)第3戒(5:11)
(2)第4戒(5:12~15)

 

3.結論
(1)クリスチャンとモーセの律法
(2)クリスチャンとキリストの律法

 

第3戒と第4戒について学ぶ。
Ⅰ.第3戒(5:11)
1.11節
あなたは、あなたの神、【主】の名をみだりに口にしてはならない。【主】は、主の名をみだりに口にする者を罰せずにはおかない。
(1)第3戒は、神の尊厳や性質を引き下げてはいけないということを教えている。
①ヘブル的には、名は実態を表わす。
②「【主】の名をみだりに口にする」とは、神を価値なき者として扱うこと。
③実行する気がないのに、神の名によって誓うのも第3戒違反に当たる。

 

(2)ユダヤ人は、偶然に御名を口にすることを恐れ、御名を発音しなくなった。
①【主】をヘブル語で読むと、「ヤハウェ」という発音が最も近いと思われる。
②ユダヤ人たちは、「ヤハウェ」を「アドナイ(わが主)」と読み替えている。
③(新改訳2017)で「【主】」と表記されているのは、「ヤハウェ」である。

 

(3)英語圏の人たちは、神の御名を「呪いや罵倒の言葉」として使うことがある。
①あたかも、意図的に第3戒を破っているかのようである。
②彼らには、神への恐れがない。

 

(4)カルト的指導者が語る惑わしの言葉にも注意しよう。
①「神が私にこう語られた」
②「今私は、聖霊によって語っている」
③霊的リーダーがこのような言葉を頻繁に語り始めると、注意が必要である。
④そのような言葉は、聞く人たちを束縛する力となる。
⑤霊的リーダーには、謙遜さが求められる。
⑥【主】の御名をあがめる生き方とは、神を神として認め、日々みことばに親
しみ、謙遜になって、聖霊に導かれて歩むことである。

 

Ⅱ.第4戒(5:12~15)
1.12~14節
安息日を守って、これを聖なるものとせよ。あなたの神、【主】が命じたとおりに。
六日間働いて、あなたのすべての仕事をせよ。
七日目は、あなたの神、【主】の安息である。あなたはいかなる仕事もしてはならない。あなたも、あなたの息子や娘も、それにあなたの男奴隷や女奴隷、牛、ろば、いかなる家畜も、また、あなたの町囲みの中にいる寄留者も。そうすれば、あなたの男奴隷や女奴隷が、あなたと同じように休むことができる。
(1)イスラエルの民は、神との契約関係に入った。
①それゆえ、彼らは神がなさるようにするのである。
②神は、6日間で被造世界を造り、7日目に休まれた。
③イスラエルの民も7日目に休むのである。

 

(2)安息日は、シナイ契約のしるしである。
①出31:13
「あなたはイスラエルの子らに告げよ。/あなたがたは、必ずわたしの安息を守らなければならない。これは、代々にわたり、わたしとあなたがたとの間のしるしである。わたしが【主】であり、あなたがたを聖別する者であることを、あなたがたが知るためである。

 

(3)安息日は、神からの恵みの贈り物である。
①安息日の規定は、イスラエルの共同体すべてに適用される。
*男奴隷や女奴隷、牛、ろば、いかなる家畜も
*あなたの町囲みの中にいる寄留者も
②安息日の恵みが、イスラエルの共同体に普遍的に適用される。

 

3.15節
あなたは自分がエジプトの地で奴隷であったこと、そして、あなたの神、【主】が力強い御手と伸ばされた御腕をもって、あなたをそこから導き出したことを覚えていなければならない。それゆえ、あなたの神、【主】は安息日を守るよう、あなたに命じたのである。
(1)また安息日は、奴隷から自由の民となったことのしるしでもある。
①奴隷には安息の日はない。
②週に一度労働から離れるのは、自由の民だけが持っている特権である。
②その日には、イスラエルの民は、いくつかのことを思い出す。
*【主】が彼らをエジプトから解放してくださったこと
*【主】がすべての必要を満たしてくださる方であること

 

(2)安息日は、キリストを信じた人が経験する霊的状態(平安)の型である。
①そのことを論じたのが、ヘブル人への手紙の4章である。
②救いに至る信仰告白をしたなら、その人の心に平安が与えられる。
③この平安は、新天新地において完璧なものとなる。

 

(3)新約時代の聖徒たちは、土曜日ではなく、どの日に礼拝をしてもよい。
①ロマ14:5
ある日を別の日よりも大事だと考える人もいれば、どの日も大事だと考える人もいます。それぞれ自分の心の中で確信を持ちなさい。
②ヘブ10:25
ある人たちの習慣に倣って自分たちの集まりをやめたりせず、むしろ励まし合いましょう。その日が近づいていることが分かっているのですから、ますます励もうではありませんか。
③この教えを実践するなら、定期的に集まり、神を礼拝することになる。
④定期的に集まるとは、最低週に1回は集まるということになる。
⑤土曜安息の時代は終わり、どの日に礼拝してもよいという時代になった。

 

結論
1.クリスチャンとモーセの律法
(1)エペ2:12
そのころは、キリストから遠く離れ、イスラエルの民から除外され、約束の契約については他国人で、この世にあって望みもなく、神もない者たちでした。
①異邦人は、望みもなく、神もない人たちであった。
②「約束の契約」(複数形)については他国人であった。
③神がイスラエルと結んだ無条件契約は、4つある。
*アブラハム契約
*土地の契約
*ダビデ契約
*新しい契約
④異邦人も信仰により、無条件契約の祝福に与ることができるようになった。
*その理由が、エペ2:14~16に記されている。

 

(2)エペ2:14~16
実に、キリストこそ私たちの平和です。キリストは私たち二つのものを一つにし、ご自分の肉において、隔ての壁である敵意を打ち壊し、
様々な規定から成る戒めの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、この二つをご自分において新しい一人の人に造り上げて平和を実現し、
二つのものを一つのからだとして、十字架によって神と和解させ、敵意を十字架によって滅ぼされました。
①敵意とは、律法のこと。
②それは、二つのもの(ユダヤ人と異邦人)を分けていた「隔ての壁」である。
③十字架によって、敵意(律法)は葬り去られた。

 

2.クリスチャンとキリストの律法
(1)2コリ3:6~8
神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格を下さいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者となる資格です。文字は殺し、御霊は生かすからです。
石の上に刻まれた文字による、死に仕える務めさえ栄光を帯びたものであり、イスラエルの子らはモーセの顔にあった消え去る栄光のために、モーセの顔を見つめることができないほどでした。そうであれば、
御霊に仕える務めは、もっと栄光を帯びたものとならないでしょうか。
①文字は殺す。
②「石の上に刻まれた文字」(7節)とは、十戒のことである。
③十戒だけは有効とする考え方は、この聖句によって否定されている。
④律法には、義認の力も、聖化の力もない。
⑤御霊がそれをするのである。
⑥ラビ的議論
*文字に仕えることが栄光に富んだものであるなら、御霊に仕えること
はなおさらそうである。

 

(2)ガラ6:2
互いの重荷を負い合いなさい。そうすれば、キリストの律法を成就することになります。
①「キリストの律法」は、新約時代の信徒に与えられている。
②パウロは、自分は「キリストの律法を守る者です」と書いている。
*1コリ9:21
律法を持たない人たちには──私自身は神の律法を持たない者ではなく、キリストの律法を守る者ですが──律法を持たない者のようになりました。律法を持たない人たちを獲得するためです。
③キリストの律法の条項の中には、十戒の中の9戒まで含まれている。
④含まれていないのは、第4戒(安息日の規定)だけである。
⑤聖霊が降臨して以降の聖書の内容が、キリストの律法である。
⑥キリストの律法の実行を可能にするのは、聖霊の働きである。

 

(3)新約時代の信者は、モーセの律法から多くの適用を学ぶことができる。
①モーセの律法の7つの側面(申命記17回目のメッセージ)

 

(4)6番目が「人を信仰に導く」である。
①ガラ3:23~24
信仰が現れる前、私たちは律法の下で監視され、来たるべき信仰が啓示されるまで閉じ込められていました。
こうして、律法は私たちをキリストに導く養育係となりました。それは、私たちが信仰によって義と認められるためです。
*律法は、業による救いが不可能であることを示す。
*その結果、信仰による救いを求めるようになる。
*最終的には、キリストに対する信仰へと導かれる。
*旧約時代の聖徒たちは、血の犠牲の必要性を認識するようになった。
②キリストの福音を信じた人には、大いなる希望がある。

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