Q203どうしてウザは、神に打たれて死んだのですか。

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ウザとは、サムエル記第二6章に登場する人物です。「契約の箱」を運ぶ途中で牛がよろめいたので、触ってはいけない契約の箱に触ってしまったことで、神の怒りを受けます。

なんだかそこだけ聞くと、厳しすぎやしないか、という感じがしますが、何がそんなにいけなかったのでしょう。

さっそく解説をご覧ください。

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203 どうしてウザは、神に打たれて死んだのですか

 

Q:文脈上明らかに故意に罪を犯したとは思えないウザが、なぜ神に打たれて死んだのですか。

 

A:この質問の背景になっている聖書箇所は、サムエル記第二6章です。
当時、契約の箱(神の箱)はアビナダブという人の家に留まっていましたが、ダビデはその箱をエルサレムに運び上ろうとしました。契約の箱は牛車に載せて運ばれ、ウザとアフヨが御者を務めました。ところが、牛が途中でよろめいたために、ウザが契約の箱に手を伸ばし、それをつかみました。すると、神の怒りがウザに向って燃え上がり、ウザはその場で死にました。

 

この方の質問は、ウザに対する神の裁きは余りにも厳し過ぎないかというものです。この出来事にどういう教訓があるのかを考えながら、いつものように3つ申し上げます。

1番目に、神は契約の箱の運び方について、明確な指示を出しておられました。
民数記4:15によれば、契約の箱を運ぶ任務は、レビ人の中のケハテ族だけに与えられていました。ケハテ族であっても、運ぶ際には担ぎ棒を通して運ぶのであって、決して箱に触ったり、箱の中を覗いたりしてはなりません。この命令に従わない者は、殺されます。この命令は、神の聖さと神への畏怖の念を、イスラエルの民に教えるためのものでした。ダビデがなぜケハテ族の者に契約の箱を運ばせなかったのかは、疑問です。ダビデにも責任の一端があります。

 

2番目に、神は愛であると同時に、聖なるお方でもあります。
 私たちがウザに下った裁きについて抵抗感を覚える理由は、神の愛を強調する余り、神の聖さを軽視するところにあります。契約の箱は、超自然的な神の臨在が現れる場です。神は、契約の箱の上に栄光を現わすことによって、ご自身がイスラエルの民の間に住むということを示されました。罪人である人間が、聖なる神に近づくためには、神が定めた方法によらなければなりません。幕屋やいけにえの規定、さらに契約の箱の存在などはすべて、神が用意された「神に近づくための方法」です。その方法を軽視することは、重大な罪です。

 

3番目に、ウザの行為は、神への恐れの欠如を示しています。
ウザが善意で箱に手を出したと考えるのは、早計です。契約の箱は、相当長い期間アビナダブの家に留まっていました。そしてウザは、アビナダブの息子です。つまりウザは、生活の場で日常的に契約の箱を見ていたということです。慣れとは恐ろしいものです。ウザの心の中に、契約の箱を軽く見る思いが育っていたとしても、驚くべきことではありません。ウザが契約の箱に手を出した経緯を詳細に調べると、ウザの傲慢な思いが見えてきます。その場面では、牛は確かによろめいていますが、契約の箱が荷車から落ちそうになったということではありません。ウザは、神の面目を保つためには自分が介入しなければならないと考えたのです。これは、神の前における傲慢であり、神の命令よりも自分の判断を優先させる姿勢です。

 

私たちの場合も、神の愛と神の聖をバランスよく理解していなければ、イエス・キリストの十字架だけが救いの道であるという聖書の教えを否定するようになります。神が用意された救いの道に手を加える人は、現代版のウザです。

 

参考になる聖句

「すると、【主】の怒りがウザに向かって燃え上がり、彼を打った。彼が手を箱に伸べたからである。彼はその場で神の前に死んだ 」(1歴13:10)

 

神は愛であると同時に、聖なるお方であることを、常に覚えましょう。

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