Q.192 聖書は、独身について どう教えていますか。

このメッセージに感謝を贈る

この無料配信メッセージは、皆様の祈りと献金のサポートで成り立っています。
あなたの「ちょっとした感謝」を300円献金で贈ってみませんか?

ハーベスト・タイム・ミニストリーズへのサポーター献金はこちら

このメッセージでは...

最近は結婚しないという人も増えてきています。パウロは第1コリントで「皆がわたしのように独身ででいてほしい」と書いていて、それについてのご質問をいただきました。

 

引用された聖書箇所の「後半」、かなり重要です。

192 聖書は、独身についてどう教えていますか

 

Q:パウロは、独り身でいられるなら、それに越したことはないと書いています。この点について、もう少し詳しく教えてください。

 

A:パウロは、こう述べています。「私の願うところは、すべての人が私のようであることです。しかし、ひとりひとり神から与えられたそれぞれの賜物を持っているので、人それぞれに生き方があります」1コリ77)。この聖句を基に、いつものように3つ申し上げます。

 

1番目に、この聖句のキーワードは、「賜物」です。

大半の人たちが結婚するというのは事実ですが、独身生活をする人たちもいます。これは、どちらが正しいかという問題ではなく、どのような賜物が与えられているかという問題です。神の御心は、すべての人が結婚するということではありません。独身の賜物が与えられているなら、その人にとっては、独身でいることが神の御心です。パウロは、コリントの教会の中にいる未婚の者とやもめに、自分のように独身でいるのが良いと助言しました。その方が、より神に仕えることができるからです。独身の賜物があるかどうかを判定するひとつの方法は、性的自制心があるかどうかです。もしそれがないなら、その人には独身の賜物はないのだから、結婚したほうが良いと言うのです。パウロは、結婚を軽視しているわけではありません。彼は、理想主義者であると同時に、現実主義者なので、このような助言を書いているです。

 

2番目に、独身の利点について考えてみましょう。

パウロを例に取って考えてみましょう。もしパウロが独身でなかったとしたら、彼はあのように自由に飛び回り、世界宣教の働きを展開することはできなかったでしょう。結婚した者には、妻や子どもたちを養い守るという責任があります。また、結婚関係がもたらす種々の問題に対処する必要があります。パウロには、独身の賜物が与えられていました。賜物が与えられている目的は、神に仕えるためです。パウロは、その賜物を活用して、キリストの福音を伝えるために、自分のすべてを神に捧げました。

 

3番目に、結婚の利点について考えてみましょう。

独身と同じように、結婚もまた神の賜物です。賜物が与えられている目的は、神に仕え、神の栄光を表すためです。独身でいるよりも、パートナーがいる方が、より良い奉仕ができる人たちがいます。彼らは、夫婦で、あるいは、家族全体で神に仕えるように召された人たちです。

人生で最も大切なことは、配偶者を見つけることでも、子どもを産むことでもありません。神に仕えることこそ、クリスチャンにとっての最優先課題です。私たちは、神の栄光のために生かされています。このような人生観は、この世の価値観とは大いに異なります。

 

参考になる聖句

「私の願うところは、すべての人が私のようであることです。しかし、ひとりひとり神から与えられたそれぞれの賜物を持っているので、人それぞれに生き方があります」1コリ77

 

各人が、自分に与えられた賜物に従って生きるべきです。

週間アクセスランキング

1

コリント人への手紙第二(18)最後のあいさつ13:11~13

2

ルカの福音書(9)羊飼いたちへの告知2:8~20

3

コリント人への手紙第二(17)訪問を前提とした勧告12:19~13:10

4

ルカの福音書(8)イエスの誕生2:1~7

5

ヨハネの黙示録(9)—7つの封印を開く前の天の様子—

6

Q425 天にいるイエスのからだには、十字架の傷跡が残っているのでしょうか。

ハーベスト・タイムを応援する

ハーベスト・タイムの働きは、サポーターの皆様のお祈りと、献金により維持されております。
ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。

ハーベスト・タイムのSNSでは、新着メッセージなどをお知らせしています。

聖書箇所の引用には新改訳聖書を使用しています。その他の場合は明記いたします。
聖書 新改訳2017(C)2017 新日本聖書刊行会 許諾番号4-2-856号
Copyright © Harvest Time Ministries, All Rights Reserved.