私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q.75 ヘブル人、イスラエル人、ユダヤ人の違いはなんですか。
- このメッセージに感謝を贈る
-
この無料配信メッセージは、皆様の祈りと献金のサポートで成り立っています。
あなたの「ちょっとした感謝」を300円献金で贈ってみませんか?
このメッセージでは...
日本人女性のことを、大和撫子と呼ぶこともあるように(?)聖書を読んでいると「イスラエル」や「ヘブル人」など複数の呼び名でユダヤ人を呼んでいることに気がつきます。あえてその名前を使うとき、それぞれにどんな意図が込められているのでしょうか。
Q. 質問
ヘブル人、イスラエル人、ユダヤ人の違いはなんですか。私の頭の中では、少し混乱していますので、教えてください。
A. 回答
基本的には、3つの呼び名は同じ民族を指します。しかし、微妙な差があります。
「アブラハムの子孫」という言葉について、いつものように3つ申し上げます。
1.ヘブル人
(1)最初にヘブル人と呼ばれたのは、アブラハムです。
(2)創10:24のエベルから出た名だと考えられています。
(3)「川向こうから来た人」という意味です。
(4)アブラハムの子孫が、自分たちを外国人に紹介する時に使用しました。
2.イスラエル人
(1)ヤコブがイスラエルという名を神から与えられました。
(2)アブラハム、イサク、ヤコブの子孫がイスラエル人です。
(3)ヘブル人とイスラエル人は同じです。
3.ユダヤ人
(1)本来は、ユダ部族の者、あるいは、ユダヤ地方出身の者を指します。
(2)バビロン捕囚以降、イスラエル人全体を指してユダヤ人と呼ぶようになりました。
(3)バビロンから帰還したイスラエル人の多くが、ユダ部族の者たちでした。
ヘブル人、イスラエル人、ユダヤ人はすべて神の選びの民を指す言葉です。
週間アクセスランキング
ヨハネの福音書(18)仮庵の祭りでの教え(1)ヨハ7:10~24
ヨハネの福音書(17)説教への応答ヨハ6:60~7:9
Q430 クリスチャンでも鬱になりますか。
ヨハネの福音書(1)-前書き-
ヨハネの福音書(16)いのちのパンの説教(2)ヨハ6:41~59
ヨハネの福音書(3)「カナの婚礼」-最初のしるし―ヨハ2:1~12