私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
聞かれる祈り
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使徒3:1〜11から、聞かれる祈りについて学ぶ。
「聞かれる祈り」
使徒3:1~11
イントロ:
1.私の体験:経営者を対象としたセミナー 「祈りとは空中に向かって大声を出すことか」
2.祈りとは神との対話
3.祈りには効果がある。
驚くべき実話: 「クレイ」5月8日の例話 「祈りの力を発見した教会」
アリゾナ州フェニックスの教会: 160人を電話帳から選び、80人のために90日間祈った。69人が訪問を歓迎し、45人が家に迎えた。祈らなかった80人の中では、たった1人。
4.祈りのストレス
(1) 答が返ってこない。
(2) 祈ったことと逆のことが起こる。
(3) 祈りの力への疑い。
TS: 使徒3:1~11から、聞かれる祈りについて学ぶ。
Ⅰ. 同情心から出た祈りは、時には危険なことがある。
1.ペテロとヨハネは午後3時の祈りの時間に宮に上った(9時、12時、3時)。
2.2人で行動。
3.「美しの門」での情景。異邦人の庭から婦人の庭に入るための門(ニカノルの門)
4.生まれつき足のきかない男。施しによって生活。
5.最高のロケーション。エルサレム中で知らない者はいない。
6.神がその出会いを用意された。奉仕の機会、神の摂理。
7.その男は、施しを求めた。もしそれに答えていたら、それで終わっていた。
8.同情心から出た祈りは危険である。執りなしの祈り手は注意する必要がある。
(1) 憐れみの心はよいものであるが、それが効果的な祈りを妨げる場合もある。
(2) ハーベスト・タイムでも執りなしの祈りをするが、答を指定している場合が多い。
(3) 親の祈りは、時には危険である。
(4) そういう祈りは、神の計画に敵対する祈りである。
Ⅱ. 神の御心と調和した祈りは、効果的である。
1.ペテロの答え。「私たちを見なさい」
2.男は、大いに期待する。
3.「金銀は私にはない」。初代教会の指導者たちは、イスカリオテのユダから教訓を学ぶ。
4.「しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい」
5.御心との調和
(1) イエスの御名の権威(使徒4:12)。
(2) 「しかし」の世界、超自然的な世界を知っている。
(3) 180度の方向転換をした人だけが知る世界
(4) バプテスマ: ①主イエスとの一体化。
②旧いものとの決別。不信仰なユダヤ人との分離。
(5) イエス・キリストの権威の代行者となった。
6.男の右手を取って歩かせた。
7.神の計画こそが祈りの根拠である。それを知る知識と感性が必要。
Ⅲ. 真の執りなし手は、危険に対する備えをすべきである。
1.ペテロは、この男の究極的な願いに答えた。
2.ペテロの2回目の説教。
3.イエスの十字架と復活の証言。
4.ユダヤ人の罪を糾弾。
5.「悔い改め」とは、イエスに関する認識を変えること。
(1) 個人的な悔い改めは、個人的な救いをもたらす。
(2) 民族的な悔い改めは、主イエスの再臨をもたらす。
6.2人は、サンヘドリンに引かれていく。迫害の始まり。
7.その迫害が、ユダヤでの伝道、サマリヤでの伝道、そして異邦人伝道につながる。
8.「私を用いてください」と祈る人は、覚悟して祈る必要がある。
9.時代の風潮に反する生き方。その人には分かっている。聖霊には分かっている。
結論
1. 同情心や、人間的な期待感だけで祈ってはならない。
2. 神の計画を感じ取る感性を持ち、それに即して祈るべきである。
3. 危険に対する備えをして祈るべきである。
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