私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
成長したクリスチャンになるための3原則
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出エジプト記にある金の子牛事件と幕屋建設の記事を通して、成長したクリスチャンになるための3原則が語られます。クリスチャンとして成長したい方、必聴です。信徒の成長を願う牧師、教職者の方々にもおすすめします。
成長したクリスチャンになるための3原則
イントロダクション
1.はじめに
(1)現在、出エジプト記の講解メッセージを続けている。
①48回目を終えた。
②32章以降の金の子牛事件が印象に残った。
③幕屋建設の途上で起こった妨害事件
④モーセの執りなしの祈りによって、神は裁きを思い直された。
(2)金の子牛事件と、幕屋建設の対比
①出32:1~6
②出35:20~29
2.アウトライン
(1)自発的であること
(2)奉仕に必要な知識を持っていること
(3)幻を持っていること
このメッセージは、金の子牛事件から教訓を学ぼうとするものである。
Ⅰ.自発的であること
1.金の子牛事件の場合、命令されている。
①アロンが民に命じて、金を捧げさせた。
2.幕屋建設の場合、民が自発的に捧げた。
①神は、自発的な捧げ物以外は受け取らない。
②その結果、あり余るほどの捧げ物があり、途中でストップするほどであった。
3.インターネット時代
①飴とムチの時代は終わり、創造性の時代に入った。
②強制されてする仕事は疲れるが、自分から進んでする仕事は疲れない。
③強制されたクリスチャン生活は疲れるが、自発的なクリスチャンは喜びで満ちる。
4.人間理解の基本は、「自発的」ということである。
①神はなぜ人間を、罪を犯すものとして創造したのか。
②イエスはなぜイスカリオテのユダに、「あなたがしようとしていることを、今すぐし
なさい」と言われたのか。
③愛の自発性:キルケゴールの例話:貧しくなった王子の話
Ⅱ.奉仕に必要な知識を持っていること
1.金の子牛事件の場合、アロンに任せきりである。
①アロンが金の子牛を作り、民がそれを礼拝した。
2.幕屋建設の場合、すべての民が参加した。
①金の子牛事件では、捧げたものは金だけであった。
②幕屋建設では、15種類の品物が捧げられている。
③誰もが参加できる。
④自分の能力に応じて参加できる。
⑤出35:25 女たちの働き。労働を提供した。
⑥キリストのからだなる教会のイメージがある(エペ4:16)。
3.知恵と英知と知識の霊で満たされた人が、神によって用意された。
①ユダ族のフルの孫、ベツァルエル
②最小部族のダン部族出身、オホリアブ
③心に知恵のある多くの工人
4.一般社会でも、創造的な仕事は基本的な技能の上に成り立つものである。
5.現代の日本のキリスト教界の問題点
①講解メッセージを語らない説教者
②指導者に任せ切りの信徒
③聖書を学ばない信者
④人間に都合のよい神を作りだす信者
Ⅲ.幻を持っていること
1.金の子牛事件の場合、幻を持っていなかったために好き勝手に振舞った。
2.幕屋建設の場合、少なくともモーセだけは幻(神の意図)を見ていた。
3.出エジプト記のクライマックスは、40:30~37である。
(1)雲が幕屋をおおった。
(2)【主】の栄光が幕屋に満ちた。
(3)出エジプトの目的は、神を知ることである。
(4)神を体験的に知らなければ、約束の地は祝福の地とならない。
(5)シャカイナグローリーが民を約束の地へと導く。
4.クリスチャンの自己認識
(1)神とともに天の都を目指して歩む者である。
(例話)スターバックス
(2)自らのブランド・イメージを失うようなことがあってはならない。
結論:成長に必要な3つの要因
(1)自発的であること
(2)奉仕に必要な知識を持っていること
(3)幻を持っていること
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