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人類はどこから来て、どこへ行こうとしているのか
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創世記1章〜3章から、私たちがどこから来てどこに行こうとしているかを学ぶ。
人類はどこから来てどこに行こうとしているのか
創世記1章~3章
イントロ:
1.ハーベストフォーラム東京では、創世記の講解メッセージに入った。
2.今回は、創世記1章~3章を1回で語りたい。
3.きょうのメッセージをなぜ聞かなければならないのか。
(1)日本は自殺大国
①自殺者数は、2007年に33,093人。連続10年3万人以上(警察庁統計資料)
②交通事故死。2006年に6,352人。
③3分の2以上が男性。年齢と自殺者数とは正比例する。
(2)自殺の原因(3大原因で84パーセントを占める)
①健康問題48%、②経済・生活問題24%、③家庭問題12%
(3)旧ソ連邦の例:ストレス、そして心の病気、特に、うつ病の状態
(4)うつ病は、ありふれた病気。一生のうちでうつ病にかかる人は14人に1人とも。
(5)問題は、人間の価値の源泉をどこで見出すかに尽きる。
創世記1章~3章は、私たちがどこから来てどこに行こうとしているかを教えている。
Ⅰ.イントロダクション(1:1~2:3)
1.1節と2節の間に、ギャップがある(Gap Theory、Restitution Theory)
(1)創世記1:1と2の間に、時間的な隔たりがある。
(2)1節:天地は完璧な状態で創造された。無から有の創造。
(3)2節:完璧な天地が、カオスになっている。
①1節と2節の間に、サタンの堕落がある。
②長い時間を想定する必要はない。
③恐竜の生存をここに入れようとする人がいるが、それは不必要であり、非聖書的。
(4)3節以降:神による回復の業
2.1~3日目と、4~6日目とが対応している。
(1)すべてよかった。
(2)7日目に神は安息された。
3.人の創造
(1)「われわれに似るように、…人を造ろう」。それまでは、「○○あれ」。
(2)神の創造の御業がクライマックスを迎えたことを示している。
(3)「神のかたち」とはどのようなものか。
①「神のかたち」の外面的な性質。
*人間は言葉を使用する。
*顔に表情がある。
*恥を感じることができる(顔が赤くなる)。
*自然界を支配する能力がある。
②「神のかたち」の内面的な性質。
*知性
*感情
*意志
*霊性(神を認識する能力)
Ⅱ.第1のトルドット:天と地の経緯(2:4~3:23)
イントロダクション
(1)第1のトルドットが終わる時には、もとのカオス状態になっている。
(2)その原因は、1節と2節の間にカオスがあるのと同じ理由。
1.エデンの園の創造
(1)再記述の法則
(2)エデンという地域。植物がなかった。
(3)そこにエデンの園が設けられた。
(4)理想的な環境
(5)いのちの木
(6)善悪の知識の木
2.エデン契約(2:15~17)
(1)どの木からでも思いのまま食べてよいが、善悪の知識の木から食べてはならない。
①人は、創造されたままの聖なる状態にあったが、それが定着していたわけではない。
②人は、罪を犯す能力も、犯さない能力も、併せ持っていた。
③この木は、人が神の権威を認めるか、神の命令に忠実であるかどうかを試すもの。
④この命令は、時限立法であり、人がそのテストに合格したなら、取り去られるもの。
⑤合格すれば、人は罪を犯すことが出来ない状態、聖なる性質が確定した状態になる。
⑥これは、サタンと天使たちに起こったこと。
*サタンの反逆に加担した3分の1の天使たちは堕天使となった。
*残りの3分の2は、聖なる天使であることが確定した。
(2)善悪の知識の木から取って食べるその時、人は必ず死ぬ。
①これは、霊的な死のこと、神との断絶のことである。
②神の命令に違反した瞬間に霊的死が人を襲った。
③しかし、肉体的な死は徐々にやって来た。
3.助け手の創造
(1)エデン契約の後のこと。
(2)助け手のいない男は未完成。
(3)「エゼル」という語は、否定的なものではない。
(4)「エリエゼル」の意味
(5)堕落の前には、上下関係はない。
4.アダムの違反と罪の広がり
(1)神から自立し、自らが神になること。
(2)人は、罪を犯さずにはおれなくなった。
(3)エバよりも、アダムの責任の方が重い。
(4)子孫への影響。カインとアベル。
5.アダム契約
(1)蛇に対して
(2)女に対して
(3)アダムに対して
(4)創世記3:15が最も大切。
①「蛇の子孫」とは誰か。
②「女の子孫」とは誰か。
③「両者の戦い」の内容は何か。
結論 私たちが向かう先
1.メシアの死と復活は、創世記3:15の成就。
2.千年王国は、エデンの園の状態の回復。
3.新しい天と新しい地は、創世記1:1の状態の回復。
(1)創世記1:3の光は、シャカイナグローリー
(2)黙示録22:5の光も、シャカイナグローリー
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