私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
出エジプト記 再発見
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このメッセージでは...
現代的な意味で出エジプト記を再発見する。
出エジプト記1章1節~14節
「出エジプト記再発見」
イントロ:
1.ハーベストフォーラム東京のメッセージは、出エジプト記に入った。
(1)名称
①日本語で出エジプト記
②ギリシア語でExodos、英語でExodus
③ヘブル語で「ヴァエレー・シュモット」(さて、これらが名前である)
(2)創世記とのつながりを無視できない。
(3)出エジプト記は解放の書であるが、それ以上のメッセージが込められている。
(4)出エジプト記は極めて現代的な書である。
①10月末から国会での論戦が始まっている。
②民主党は、マニフェスト違反を批判されている。
③神は、創世記で宣言されたマニフェストを実行されるだろうか。
2.メッセージのアウトライン
(1)マニフェストの内容(創世記)
(2)マニフェストの実現
(3)実現の先にあるもの
3.きょうのメッセージは、私たちに何を教えているか。
(1)救いの必要性
(2)救いの方法
(3)救いの目的
このメッセージは、現代的な意味で出エジプト記を再発見しようとするものである。
Ⅰ.マニフェストの内容(創世記)
1.創世記は、光と命から始まり、死と闇で終わった。
(1)アダムの罪と、罪の広がりがその原因である。
2.神は解決策を用意された。
(1)アブラハムの選び(アブラハム契約)
(2)イサク、ヤコブ、ヨセフに与えられた数々の約束
①イスラエルの民は、カナンの地で自由な民として生きるようになる。
②イスラエルの民を通して全世界の民が祝福を受けるようになる。
3.しかし、現実は厳しい。
(1)イスラエルの民は400年間奴隷となっている。
(2)エジプトの反ユダヤ主義政策
①過酷な労働
②助産婦を使った民族抹殺
③全国民への命令
Ⅱ.マニフェストの実現(出1~18章)
1.解放者の準備(モーセのこと)
(1)パロの命令が、結果的にモーセを宮殿に送り込んだ。
(2)騙されている人はひとりもいない。
(3)神の御手が働いていた。
2.モーセの生涯
(1)最初の40年 宮殿で育った。
(2)次の40年 ミデヤンの地で羊飼いとなった。
(3)最後の40年 荒野で指導者となった。
3.モーセの誤解
(1)彼の勇気、信仰、行動力は尊敬に値する。
(2)神の時を誤解していた。
(3)神の方法を誤解していた。
4.出エジプトの出来事
(1)40年後に起こった。
(2)神は、エジプトに10の災害をもたらすことで出エジプトを可能にした。
①エジプトの偶像の裁き
(3)紅海の奇跡は、イスラエルの民に神の力を見せるために起こった。
(4)しかし、そこで終わってはならない。
(5)出エジプト体験(1~18章)は、いわば洗礼を受けるところまでの物語。
Ⅲ.実現の先にあるもの
1.神がどういう方であるかを知る。
(1)シナイ契約とモーセの律法(19~24章)
(2)神の義と聖なることを表している。
2.神との交わり
(1)幕屋建設と神の臨在(25~40章)
(2)祭儀法(犠牲の動物)は、神の恵みによって与えられたもの。
(3)和解させられる者は、神の方法によって和解を求めなければならない。
(4)マタ11:28
(5)洗礼を受けた者は、神を知り、神との交わりを楽しむこと。
結論:このメッセージは、現代的な意味で出エジプト記を再発見しようとするものである。
1.救いの必要性
(1)出 1章は解放の必要性について語り、2章は解放者の準備について語っている。
(2)イスラエル人の状況は、解放の必要性を雄弁に語っている。
(3)私たちもまた、霊的には罪からの解放を必要としている。
①認罪は救いの前提条件である。
②パウロはロマ1~2章で、野蛮人もギリシア人もユダヤ人も同罪だとする。
(4)私たちのモーセはすでに現れた。
①ロマ3:23~24
2.救いの方法
(1)旧約時代の罪の赦し
①神が定めた犠牲の動物
(2)旧約時代の神に近づく方法
①神が定めた幕屋
(3)旧約時代の犠牲の動物や幕屋は、キリストを予表していた。
(4)この方(イエス・キリスト)以外に救いの道はない。
3.救いの目的
(1)神と交わり、神を楽しむこと。
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