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人生の謎を解く(5)—復活は歴史的事実か—

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このメッセージでは...

キリストの復活の事実を検証する。

人生の謎を解く(5)

―復活は歴史的事実か―

イントロダクション

  (1)これまでの復習

    ①「人はどこから来たのか」

      *進化論ではなく、創造論。

    ②「人はなぜ苦難に会うのか」

      *神への反逆(創3章)

      *神の解決策(創3:15)

       わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵

意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく」

*この聖句を「原福音」という。聖書全体を読むための原則となる。

    ③「イエス・キリストとは誰か」

      *イエスは女の子孫として登場した方である。

      *イエスは救い主(メシア、キリスト)である。

    ④「なぜ十字架が重要なのか」

      *罪の代価が支払われた。

      *世(罪人)を神と和解させた。

はじめに

  (1)復活は事実か神話か。

(例話)ある著名な映画解説者のコメント

「もちろん、この映画にあったイエス・キリストの復活は、神話です」

(2)多くの人が、客観的証拠を調べようとせずに復活の事実を否定している。

(3)復活と蘇生の違いを理解しておく必要がある。

  ①蘇生

*死の状態、あるいは、死んだと思われる状態から再び生の状態に戻ること。

*蘇生した人は、やがて死ぬ。

②復活

*今までとは違う肉体(栄光のからだ、あるいは、霊のからだ)を持つこと。

*再び死がその人を襲うことはない。

1.復活の重要性

(1)復活はキリスト教の土台である。

   ①もし、それが単なる作り話なら、クリスチャンは最も哀れな人々である。

   ②もし、それが真実なら、私たちは死の問題に解答を与えられたことになる。

(2)キリスト教信仰の中で、絶対に譲ることのできない教理である。

   ①キリスト教は、復活によって立ちもすれば、倒れもする。

2.復活を説明する諸説

   はじめに

    ①イエス・キリストが死んだこと、そして墓に葬られたこと、また、その墓が3日目

に空になったことは、どの立場の人も認めている。

②しかし、なぜ墓が空になったかを説明する方法にはさまざまなものがある。

  (1)墓に行った女たちが墓を間違えた。

    ①日没前に、イエスの遺体は埋葬されている。

    ②ペテロとヨハネが同じ墓に行き、確認している。

    ③もし墓が違っているなら、ユダヤ人たちは、どうして正しい墓を指摘しないのか。

    ④当時、婦人の証言は正式には認められていなかった。

      *婦人が第一目撃者として記録されているのは、それが事実そのものだから。

  (2)弟子たちが死体を盗んだ。

    ①ローマ兵たちが番をしていた。

      *祭司長、パリサイ人たちが、3日目まで墓の番をすることをピラトに願った。

      *ピラトはそれを許可した。

      *墓石を封印(ローマの権威の象徴)し、番兵が墓の番をした。

      *神の方法の不思議。イエスの友が番をしたのではない。

    ②ローマ兵たちの証言は信じられない(マタ28:11~14)

    「女たちが行き着かないうちに、もう、数人の番兵が都に来て、起こった事を全部、

祭司長たちに報告した。そこで、祭司長たちは民の長老たちとともに集まって協議し、

兵士たちに多額の金を与えて、こう言った。『「夜、私たちが眠っている間に、弟子た

ちがやって来て、イエスを盗んで行った」と言うのだ。もし、このことが総督の耳に

入っても、私たちがうまく説得して、あなたがたには心配をかけないようにするから』」

    ③ユダヤ人たちは今日まで、この説明を信じている。

    ④しかし、人は嘘のためには死ねない。

  (3)弟子たちは幻を見た。

①多くの人が、何度も目撃している。

「その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました。その中の大多数の

者は今なお生き残っていますが、すでに眠った者もいくらかいます」 (1コリ15:6)

②弟子たちは信じられないのに信じざるをえなくなった。

③復活したイエスは、肉体を持っていた。

「これらのことを話している間に、イエスご自身が彼らの真ん中に立たれた。彼らは

驚き恐れて、霊を見ているのだと思った。すると、イエスは言われた。『なぜ取り乱

しているのですか。どうして心に疑いを起こすのですか。わたしの手やわたしの足を

見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。霊ならこんな肉

や骨はありません。わたしは持っています』。それでも、彼らは、うれしさのあまり

まだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、『ここに何か食べ物があります

か』と言われた。それで、焼いた魚を一切れ差し上げると、イエスは、彼らの前で、

それを取って召し上がった」 (ルカ24:36~43)

  (4)イエスは、墓の中で息を吹き返した。

    ①18世紀になってから考えられた説である。

    ②物理的に不可能である。

*布にくるまれた状態にあった。

*墓の内部から墓石を転がすのは難しい。

③これでは、栄光のイエスが現れたとはとても言えない。

④もし息を吹き返したとするなら、その後イエスはどこへ行ったのか。

  (5)事実、復活した。

    ①弟子たちの証言によって判断するしか方法はない。

    ②弟子たちは、証人として十分に信頼できる人格を備えている。

    ③弟子たちの変化は、復活が事実であることを示している。

    ④この証言のために、彼らは殉教の死を遂げて行った。

    「ペテロとヨハネは彼らに答えて言った。「神に聞き従うより、あなたがたに聞き従

うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。私たちは、自分の見たこと、

また聞いたことを、話さないわけにはいきません」 (使4:19~20)

3.復活の結果

(1)イエスの信頼性が証明された。

  ①イエスは、人であり神である。

(2)福音の信頼性が証明された。

  ①福音の3要素は、死、埋葬、復活である。

  ②罪の赦しが確認された。

    ③もし復活がないなら、私たちの信仰はむなしい。

  (3)復活後のイエスの働きが可能になった。

    ①イエスは大祭司、仲介者、教会の頭である。

  (4)弟子たちに権威と聖霊と命令が与えられた。

  (5)復活の体が初めて登場した。

    ①それまでの復活は、厳密には蘇生であった。

    ②復活の体は、地上での体との連続性があった。

    ③しかし、新しい要素も持っていた。

  (6)信者の復活の初穂となった。

    ①後に続くものがあるから、「初穂」と言う。

  (7)キリスト教と他の宗教の違いが明らかになった。

    ①創始者が、今も生きていて、救いの計画を完成へと導いておられるということ。

「イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです」 (へブ13:8)

まとめ

  以下の質問に答えましょう。

  (1)なぜ復活が事実かどうかが、そんなに重要なのでしょうか。

  (2)復活と蘇生の違いは何でしょうか。

  (3)あなたの考えでは、復活が事実であると信じられる理由は何ですか。

  (4)復活は、あなたにとって個人的にどんな意味がありますか。

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