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創世記(48)—ベテルへの帰還—

  • 2009.06.15
  • 創世記35章:1〜29
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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地上生涯における祝福と訓練について学ぶ。

創世記48 創世記35章1節~29節

「ベテルへの帰還」

イントロ:

1.創世記は11のトルドット(歴史、経緯)に分かれる。

(1)今私たちは、第8番目のトルドットにいる。

(2)創25:19~35:29 「これはアブラハムの子イサクの歴史である」

(3)きょうの箇所で、第8番目のトルドットが終了する。

2.文脈を確認する。

(1)ヤコブの安心(ラバンやエソウとの葛藤が終了した)

(2)それが危険をもたらす(ディナ事件)

(3)私たちもまたシェケムにとどまるようなことがあるが、それは危険である。

①神に頼らなくなる。

②神への義務(約束)を忘れてしまう。

(4)ディナ事件は、神がヤコブの背中を押した事件である。

3.きょうの箇所

(1)義務(約束)の履行(35:1~8)

(2)更なる祝福(35:9~15)

(3)更なる訓練(35:16~22a)

(4)「イサクのトルドット」の終結

4.きょうのメッセージは、私たちに何を教えているか。

(1)聖書を読む際の注意点

①その箇所が今の私たちに語られたものかどうか、考える。

②どの箇所にも、霊的適用や教訓が含まれている。

(2)地上生涯における祝福と訓練について学ぼうとしている。

このメッセージは、
地上生涯における祝福と訓練について学ぼうとするものである。

Ⅰ.義務(約束)の履行(35:1~8)

1.神からの直接的啓示(4回目の直接的啓示である)。2つの命令

(1)「立ってベテルに上り、そこに住みなさい」

①強い決断を促している。

②ある期間、ベテルに住めという命令。

(2)「そしてそこに、あなたが兄エサウからのがれていたとき、あなたに現れた神のために祭壇を築きなさい」

①創28章のベテルの体験

②ヤコブは「この石は神の家となり、…10分の1を必ずささげます」と言った。

③神はその履行を迫っておられる。

④これまで族長たちは自発的に祭壇を築いてきたが、ここでは命令が下っている。

2.ヤコブの呼びかけ(家族と、彼といっしょにいたすべての人に)

(1)「あなたがたの中にある異国の神々を取り除き」

①ラケルが盗んできたテラフィムがあった(ヤコブは知らなかったか?)。

②シェケムで手に入れた奴隷たちは、偶像礼拝者であった。

(2)「身をきよめ、着物を着替えなさい」

①ともに、清めの儀式を指している。

②シェケムの奴隷たちは清めを必要としていた。

③シメオンとレビの手と衣は、血に染まっていた。

(3)「そうして私たちは立って、ベテルに上って行こう。私はそこで、私の苦難の日に私に答え、私の歩いた道に、いつも私とともにおられた神に祭壇を築こう」

①「私の苦難の日」とは、ラバンとエソウとの葛藤日々を指している。

②ヤコブの一家にリバイバルが起きている。

3.一家の霊的清め

(1)手にしていたすべての異国の神々をヤコブに渡した。

(2)耳につけていた耳輪も渡した。

①この文脈では、「耳輪は偶像礼拝と関係がある」と理解すべき。

②ホセア2:13参照

(3)「ヤコブはそれらをシケムの近くにある樫の木の下に埋めた」(新共同訳)

①「隠した」(新改訳)よりも、「埋めた」の方がよい。

②偶像は死んでいるので埋葬することができる。

4.旅立ち

(1)カナン人たちは後を追わなかった。

(2)2人でここまでできるのだから、11人が協力したら恐ろしい。

(3)神が彼らに恐怖を与えた。

5.ベテル到着

(1)以前はルズと呼ばれた。

(2)ヤコブは祭壇を築き、「エル・ベテル」と呼んだ。「ベテルの神」という意味。

(3)「それはヤコブが兄からのがれていたとき、神がそこで彼に現れたからである」

①エロヒムという言葉(神の複数形)

*偶像を指す場合(動詞、形容詞なども複数形)

*真の神を指す場合(動詞、形容詞は単数形)

②ここは例外的用法

*エロヒムに動詞の複数形(現れた)が使われている。

*ラビたちは、天使であるとする。

*三位一体の暗示である。

6.リベカのうばデボラの死

(1)想像できるシナリオ:リベカが死んで以降、デボラはパダン・アラムに住んだ。

(2)ベテルの下手にある樫の木の下に葬られた。

(3)その木の名は「アロン・バクテ」(嘆きの樫)と呼ばれた。

(4)リバイバルの進行と同時に、悲しいことが起こっている。

(5)いかなることが起こっても、目的地に向かって前進せよ。

Ⅱ.更なる祝福(35:9~15)

1.神からの直接啓示の5回目

(1)ヤコブが追い求めてきた祝福が彼のものとなる。

(2)アブラハム契約の2度目の確認。

2.名前の変更

(1)ヤコブからイスラエルへ。再確認である。

(2)「あなたの名は、もう、ヤコブと呼んではならない」

①これは、「ヤコブという名だけではない」という意味。

②これ以降神は、彼をヤコブとイスラエルの2つの名で呼ぶ。

3.神の御名

(1)「わたしは全能の神である」

①エル・シャダイ

②創17:1 アブラハムが99歳の時に神はこの御名で現れた。

4.神の命令と約束

(1)「生めよ。ふえよ」

①ヤコブの子どもたちへの命令。

(2)「一つの国民、諸国の民のつどいが、あなたから出て」

①一つの国民とは、イスラエルの民のこと。

②諸国の民のつどいとは、12部族のこと。

(3)「王たちがあなたの腰から出る」

①これは、創17:6でアブラハムに与えられた約束である。

②創17:16でサラに与えられた約束。

(4)「わたしはアブラハムとイサクに与えた地を、あなたに与え、あなたの後の子孫にもその地を与えよう」

①ヤコブの子孫への約束

②ヤコブ個人への約束。

③これが成就するのは、メシア的王国(千年王国)においてである。

5.ヤコブの応答

(1)記念の石の柱を立てた。

(2)その上に油を注いだ。

(3)以上のことは、創28:18~22の行為の繰り返しである。

①注ぎのぶどう酒を注ぐのは、新しい要素。

②ベテルが文字通り「神の家」(礼拝の場)となった。

(4)「ヤコブは、神が自分と語られたその所をベテルと名づけた」

①繰り返しの行為である。

②今やここが、名実ともにベテル(神の家)となった。

Ⅲ.更なる訓練(35:16~22a)

1.ベニヤミンの誕生と、ラケルの死

(1)エフラテは、ベツレヘムの近辺にある。

(2)エフラテへの途上、ラケルは産気づいた。

①サマリヤの山地、ユダの山地を南北に通過する道がある。

②この事件は、エルサレムの北、ラマで起こった。

(3)創30:24で、彼女はもう一人の子が生まれることを期待した。

①ベニヤミンは、約束の地で誕生した唯一の子。

②子が与えられなければ死ぬと言ったラケルが、子が誕生する時に死んでいる。

(4)息子の命名

①助産婦の励まし

②ラケルは、「ベン・オニ」(私の苦しみの子)と命名した。

③ヤコブは、「ベニヤミン」(私の右手の子)と改名した。

(5)ラケルの埋葬

①現在、ラケルの墓は、ベツレヘム郊外にあるが、これは後代の伝承である。

②墓の上に石の柱を立てた。今日に至っている。

*モーセがこれを書いた時には、まだ残っていた。

*サムエルの時代にも墓はあった。Ⅰサム10:2

2.ミグダル・エデルの事件

(1)ルベンは、父のそばめ(ラケルの女奴隷)と寝た。

①長子が、父の権威を奪おうとしている。

②王のそばめと寝ている例。Ⅱサム3:7、12:8、16:20~22

(2)ヤコブの沈黙

①後に呪いの言葉が出てくる。

②創49:3~4。ルベンは長子の権を失った。

3.その後、ヨセフを失う。

Ⅳ.「イサクのトルドット」の終結

1.ヤコブの12人の息子

(1)レアの息子たち

(2)ラケルの息子たち

(3)ラケルの女奴隷ビルハの息子たち

(4)レアの女奴隷ジルパの息子たち

2.イサクとヤコブの再会

(1)約30年ぶりの再会

(2)ヤコブは1人で出て行き、民族として帰ってきた。

3.イサクの埋葬

(1)180歳で死んだ。

(2)この時のヤコブは、120歳。

(3)ヤコブは130歳でエジプトに下る。創47:9

(4)イサクの死をここで出しているのは、このトルドットを終えるため。

①イサクは、ヨセフを失ったヤコブの悲しみを目撃している。

②イサクは、ヨセフがエジプトにいる間に死んだ。

③ヨセフは17歳でエジプトへ。

④ヨセフが39歳の時に、ヤコブは130歳でエジプトへ。

⑤つまり、ヨセフがエジプトに売られたのはヤコブが108歳の時である。

⑥この時イサクは、168歳でまた生きている。

(5)エサウとヤコブが、イサクを葬った。

結論

1.神の訓練法

(1)義務(約束)の履行

(2)更なる祝福

(3)更なる訓練

2.人生は、箴言15:15

(1)【口語訳】

悩んでいる者の日々はことごとくつらく、心の楽しい人は常に宴会をもつ。

(2)【新改訳改訂3】

悩む者には毎日が不吉の日であるが、心に楽しみのある人には毎日が宴会である。

(3)【新共同訳】

貧しい人の一生は災いが多いが/心が朗らかなら、常に宴会にひとしい。

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