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出エジプト記(36)—幕屋のための奉納物—

  • 2010.08.23
  • 出エジプト25章:1〜9
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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幕屋を通して父の愛を発見する。

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出エジ36 出エジプト記25章1節~9節

「幕屋のための奉納物」

1.文脈の確認

(1)創3:24以降、人はシャカイナグローリーから切り離された。

「こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、

ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた」

(2)シャカイナグローリーは、必要に応じて現れた。

  ①創15章 アブラハム契約とシャカイナグローリー

  ②出エジプト記では、頻繁にシャカイナグローリーの現れがある。

(3)出エジプトの目的は、民の中にシャカイナグローリーが宿ることにある。

  ①モーセの律法は、神の民に生きるための指針(理念)を与えた。

  ②幕屋は、神の民に礼拝の方法を教えた。

*神に近づくための方法を教えた。

*この啓示によって、神の民は神学的盲目から解放される。

(4)幕屋は、神の計画がすべて成就する前の一時的な仕組みである。

①神殿の役割も同じである。

②人が永遠の世界でシャカイナグローリーとともに住むことがゴールである。

2.きょうのアウトライン

(1)幕屋に関する一般的な解説

(2)幕屋を指す5つの言葉

(3)幕屋のための奉納物(25:1~7)

  (4)幕屋の目的(25:8~9)

  3.メッセージのゴール

(1)父の愛

(2)愛の啓示

(3)愛の犠牲

このメッセージは、幕屋を通して父の愛を発見するためのものである。

Ⅰ.幕屋に関する一般的な解説

  1.幕屋とメシアの型

(1)第1の極端な立場を避ける。

  ①幕屋の細部に至るまで、メシアの型として理解する。

  ②聖書的裏付けがなく、「聖なる想像」に基づく説明になる(ゲスワークである)。

  ③人によって意見が異なる。

(2)第2の極端な立場を避ける。

  ①幕屋の中には、メシアの型となるものはなにもない。

(3)第3の道を採用する。

  ①幕屋のある部分は、メシアの型(予表)となっている。

  ②それを証明するのは、新約聖書の聖句である。

  ③新約聖書の聖句による裏付けがあるものだけを採用する。

  ④空想的議論から自分を守る最善の方法である。

  2.幕屋と教会

(1)幕屋は、王なる神が住まう(臨在される)場所(王宮)である。

  ①創3章以降で初めて起こる、革命的な変化である。

  ②神の民はシャカイナグローリーとともに住み、なおかつ死なない。

(2)教会(建物としての)は、神の民が礼拝するために集まる場所である。

  ①後のユダヤ教の会堂に似ている。

  ②ある時期以降、神殿と会堂が併存するようになった。

Ⅱ.幕屋を指す5つの言葉

(1)聖所(25:8)

  ①ミクダッシュ

  ②聖さが強調されている言葉である。

  (2)幕屋(25:9)

  ①ミシュカン

  ②住まい。住む所という面が強調されている。

(3)天幕(26:36)

  ①オヘル

  ②一時的に住む所。一時的な面が強調されている。

(4)会見の天幕(29:42)

  ①オヘル・モエッド

  ②定められた時と場所、という面が強調されている。

    (5)あかしの幕屋(38:21)

  ①ミシュカン・エデュット

  ②神の律法が安置されているという面が強調されている。

Ⅲ.幕屋のための奉納物(25:1~7)

  1.奉納物の原則

  「わたしに奉納物をささげるように、イスラエル人に告げよ。すべて、心から進んでささ

げる人から、わたしへの奉納物を受け取らなければならない」

  (1)神はシナイ山の頂上、シャカイナグローリーの中からモーセに語っている。

①山から下りた時に語る内容が啓示される。

②イスラエル人だけに語る。

   (2)強制ではなく、心から進んで捧げる人から受け取る。

  ①身分、経済力、捧げものの多寡に関係なしに受け取る。

  ②自発的であるかどうかだけが条件となる。

  ③神殿建設の際にも、ダビデとその民は同じことをしている(Ⅰ歴29:6~14)。

  ④律法の時代でもそうなのだから、恵みの時代はなおさらそうである。

  ⑤金の子牛事件では、アロンが「金の耳輪を持ってこい」と命じている(32:2)。

  2.奉納物はエジプトから持ち出した物

  「【主】はエジプトがこの民に好意を持つようにされたので、エジプトは彼らの願いを聞き

入れた。こうして、彼らはエジプトからはぎ取った」(出12:36)

  (1)民がエジプト人から富を得ることができたのは、【主】の働きのゆえである。

  ①奉納物は、もともと【主】から与えられたものである。

  ②私たちの捧げものも、これと同じ原則が適用される。

  (2)各人が異なった富を所有していた。

  ①ある者は1種類、ある者は2種類、あるいはそれ以上を捧げた。

  ②幕屋建設に必要な材料だけを捧げる。

3.15種類の建設資材

  ①金

②銀

③青銅

④青色の撚り糸

⑤紫色の撚り糸

⑥緋色の撚り糸

⑦亜麻布

*エジプトの名産。祭司の衣装となる。

⑧やぎの毛

*天幕の材料として最適である。

⑨赤くなめした雄羊の皮

*幕屋のおおいとして使用される。

⑩じゅごんの皮

*海に住む哺乳動物。紅海に住む。

⑪アカシヤ材

  *シナイ半島にある唯一の木

*根が地中深く張る。

⑫燈油

*オリーブ油

⑬そそぎの油とかおりの高い香のための香料

⑭エポデや胸当てにはめ込むしまめのう

⑮その他の宝石

Ⅳ.幕屋の目的(25:8~9)

 
 1.幕屋の2つの目的

  「彼らがわたしのために聖所を造るなら、わたしは彼らの中に住む」(8節)

(1)幕屋は、王が住まう王宮である。

①王に願いを届け、その返事を受ける場所。

(2)幕屋は、神を礼拝する場所である。

①神が自ら下ってくださる。

  2.民は、神が聖であることを認識する必要がある。

(1)「聖所」(ミクダッシュ)という言葉がそれを教えている。

(2)神は、俗世界から切り離されたお方

(3)その神に近づくためには、神の方法によらなければならない。

  3.幕屋建設の方法

  「幕屋の型と幕屋のすべての用具の型とを、わたしがあなたに示すのと全く同じように作

らなければならない」(9節)

  (1)原型は天にある。

「その人たちは、天にあるものの写しと影とに仕えているのであって、それらはモー

セが幕屋を建てようとしたとき、神から御告げを受けたとおりのものです。神はこう

言われたのです。『よく注意しなさい。山であなたに示された型に従って、すべてのも

のを作りなさい』」(ヘブ8:5)

(2)幕屋は神が指定された、神に近づく方法である。

結論:このメッセージは、幕屋を通して父の愛を発見するためのものである。

1.父の愛

  (1)創3:9

  「神である【主】は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。『あなたは、どこにいるのか』」

  (2)いなくなった息子の帰りを待つ父の愛(ルカ15:20)

  「こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは遠かっ

たのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけした」

(3)シャカイナグローリーは、罪人を招き、その中に住まわれる。

2.愛の啓示

  (1)幕屋は、罪人が父のもとに帰るための道である。

  (2)その道は、神が指定した道でなければならない。

①ヨハ14:6

「イエスは彼に言われた。『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わた

しを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません』」

②使4:12(ペテロの言葉)

「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、

私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです」

3.愛の犠牲

  (1)幕屋を機能させるためには、祭司といけにえの動物の制度(祭儀法)が必要である。

  (2)至聖所には、年に一度、大祭司だけが入って行く。

  (3)大祭司が犠牲の血を持って至聖所に入るのは、イエスの死を予表している。

①マタ27:50~51

「そのとき、イエスはもう一度大声で叫んで、息を引き取られた。すると、見よ。神

殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。そして、地が揺れ動き、岩が裂けた」

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