ヨハネの黙示録(37)—新しい天と新しい地—

  • 2017.05.29
  • 黙示録21章:1〜8
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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新しい天と新しい地について学ぶ。

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「新しい天と新しい地」

黙21:1~8

1.はじめに

  (1)旧約聖書の預言のハイライトは、メシア的王国である。

①旧約の預言者たちは、くり返しメシア的王国の到来を預言している。

  *これは、苦難の中を通過している契約の民への励ましとなった。

②メシア的王国は、永遠の御国ではなく、文字どおり千年で終わるものである。

*黙示20章で、それが啓示された。

*それゆえ、クリスチャンはメシア的王国を千年王国と呼ぶ。

③千年王国の先については、旧約の預言者たちは何も預言していない。

④それを預言しているのが、黙示21章と22章である。

    (2)旧約聖書にはない新しい預言

①創世1章以来続いていた被造世界は、やがて過ぎ去る。

②新しい天と新しい地が創造される。

*これは、罪の影響の全くない新しい宇宙の秩序、理想郷である。

③新しいエルサレムが天から下ってくる。

  2.アウトライン

    (1)新しい天と新しい地(1節)

    (2)新しいエルサレム(2節)

    (3)第1の宣言(3~4節)

    (4)第2の宣言(5~8節)

3.結論:天のエルサレムに関する3つの聖書箇所

  (1)ガラ4:25~26

  (2)ヘブ11:9~10

  (3)ヘブ12:22~24

新しい天と新しい地について学ぶ。

Ⅰ.新しい天と新しい地(1節)

  
1.1節

Rev 21:1 また私は、新しい天と新しい地とを見た。以前の天と、以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。

  
  (1)聖書の物語の流れ

      ①エデンの園で始まった。

      ②エデンの園で、アダムとエバは、神に対して罪を犯した。

③そのため、神は地をのろわれた。

  *創3:17~18

        *ロマ8:20~22

      ④千年王国は、エデンの園の状態の回復であるが、罪は依然として存在する。

      ⑤永遠の秩序が現れる前に、「以前の天」と「以前の地」はなくなる。

        *「最初の天と最初の地」(新共同訳)

        *「先の天と先の地」(口語訳)

        *「以前の天」とは、第1の天と第2の天である。このふたつは消滅する。

      ⑥新しい天と地が、古いものに取って代わる。

    (2)他の聖書箇所も、天と地は過ぎ去ると教えている。

      ①詩102:25~26

      ②イザ51:6

      ③マタ24:35

Mat 24:35 この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。

      ④2ペテ3:10~11

2Pe 3:10
しかし、主の日は、盗人のようにやって来ます。その日には、天は大きな響きをたてて消えうせ、天の万象は焼けてくずれ去り、地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます。

2Pe 3:11
このように、これらのものはみな、くずれ落ちるものだとすれば、あなたがたは、どれほど聖い生き方をする敬虔な人でなければならないことでしょう。

    (3)今の地球とは異なった環境が出現する。

      ①今の地球は、その大半が海で覆われている。

*その海がなくなる。

*千年王国には海が存在する。

      ②海に代わって、「命の水の川」(默22:1)が用意される。

Ⅱ.新しいエルサレム(2節)

  
1.2節


Rev 21:2
私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとを出て、天から下って来るのを見た。

    
(1)「新しい天と新しい地」の中に、「新しいエルサレム」が据えられる。

①新しいエルサレムは、新たに創造されるのではなく、天から下ってくる。

②新しいエルサレムは、第三の天にすでに存在していた(ガラ4:26参照)。

③アブラハムが求めていたのは、天のエルサレムである(ヘブ11:9〜10)。

    (2)新しいエルサレムには、罪や不義は存在しない。

      ①新しいエルサレムは、実際に存在する都である。

      ②「夫のために飾られた花嫁のように整えられて」という比喩が用いられている。

      ③私たちは、栄光の体をもってそこに住むようになる。

Ⅲ.第1の宣言(3~4節)

  
1.3節


Rev 21:3
そのとき私は、御座から出る大きな声がこう言うのを聞いた。「見よ。神の幕屋が人とともにある。神は彼らとともに住み、彼らはその民となる。また、神ご自身が彼らとともにおられて、

    
(1)新しい天と新しい地の幻に続いて、2つの宣言が聞こえてくる。

      ①第1の宣言は、神が人とともに住んでくださるという約束である。

    (2)「神の幕屋が人とともにある」

      
①シャカイナ・グローリー(神の栄光)が人とともにあるという意味である。

        *旧約聖書では、シャカイナ・グローリーは幕屋の中の至聖所に宿った。

*この宣言は、ヘブル12:22〜24の成就である。

      ②私たちは、新しいエルサレムで永遠にシャカイナ・グローリーに囲まれて生活

するようになる。

    
(3)「神ご自身が彼らとともにおられて、」

      
①創造主と被造物を遮断するものは、何もなくなる。

      ②私たちは、神と直接的に交わるようになる。

  
2.4節


Rev 21:4
彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。」

    
(1)「彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる」

      
①新しいエルサレムにも、悲しみがあるという意味ではない。

②悲しみの原因が、すべて取り去られるという意味である。

③そこには、涙を流す理由がないのである。

    (2)創世3:16〜19ののろいがすべて取り去られる。

①アダムとエバが罪を犯したとき、のろいが被造世界に侵入してきた。

②それが、死であり、病であり、悲しみであり、苦しみであった。

③古い秩序と世界がすべて消え去り、罪から来たのろいも取り去られた。

Ⅳ.第2の宣言(5~8節)

  
1.5節


Rev 21:5
すると、御座に着いておられる方が言われた。「見よ。わたしは、すべてを新しくする。」また言われた。「書きしるせ。これらのことばは、信ずべきものであり、真実である。」

  (1)第2の宣言は、すべてを新しくするという約束である。

    ①これは、新しい天と新しい地が確実に創造されるという約束である。

②これらのことばを書きしるせ、との命令が与えられる。

③神が、「これらのことばは、信ずべきものであり、真実である」と言われる。

*これ以上の保証はない。

  
2.6~7節


Rev 21:6
また言われた。「事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。最初であり、最後である。わたしは、渇く者には、いのちの水の泉から、価なしに飲ませる。

Rev 21:7 勝利を得る者は、これらのものを相続する。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。

    
(1)「事は成就した」

      ①全能の神が、計画の完成を宣言された。

      ②神が約束されたことは、すべて成就する。

    (2)「わたしはアルファであり、オメガである。最初であり、最後である」

      
①神の永遠性と全能性を表現する御名である。

    (3)「いのちの水の泉」が用意されることが約束された。

①これは、信じる者が無代価で受けることのできる祝福である。

      ②この水は、永遠に渇きを癒す水である。

Joh 4:13 イエスは答えて言われた。「この水を飲む者はだれでも、また渇きます。

Joh 4:14
しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます。」

    (2)信者が相続するもの

      ①「勝利を得る者」とは、信者のことである。

「これらのもの」とは、新しい天と新しい地、新しいエルサレムのことである。

③私たちは、神の子としてこれらのものを相続する。

*これは、朽ちていく財産ではない。

  
3.8節


Rev 21:8
しかし、おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。これが第二の死である。」

    
(1)不信者が相続するもの

①それは、「火と硫黄との燃える池の中」にある。

②それは、第二の死のことである。

「火と硫黄との燃える池の中」に投げ込まれることを、「第二の死」と呼ぶ。

    (2)黙示録のメッセージを真剣に受け止めるなら、私たちの世界観は革命的に変化せ

ざるを得なくなる。

結論

  1.ガラ4:25~26


Gal 4:25
このハガルは、アラビヤにあるシナイ山のことで、今のエルサレムに当たります。なぜなら、彼女はその子どもたちとともに奴隷だからです。

Gal 4:26 しかし、上にあるエルサレムは自由であり、私たちの母です。

    (1)パウロは、律法による義と信仰による義を対比させている。

    (2)それは、奴隷の子と自由の子の対比でもある。

      ①ハガルとサラの対比

      ②地上のエルサレムと天のエルサレムの対比

      ③地上のエルサレムはローマの奴隷であり、天のエルサレムは自由である。

    (3)律法による義を求めるなら奴隷の子になり、信仰による義を求めるなら自由の子

になる。

  2.ヘブ11:9~10


Heb 11:9 信仰によって、彼は約束された地に他国人のようにして住み、同じ約束をともに相続するイサクやヤコブとともに天幕生活をしました。

Heb 11:10 彼は、堅い基礎の上に建てられた都を待ち望んでいたからです。その都を設計し建設されたのは神です。

    (1)アブラハムは、地上では寄留者として生活した。

      ①彼は、忍耐深く生活することができた。

      ②神の約束を信じたからである。

    (2)アブラハムは、2つのものを待ち望んだ。

      ①約束の地が与えられること

      ②天の都が与えられること

  3.ヘブ12:22~24


Heb 12:22 しかし、あなたがたは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の御使いたちの大祝会に近づいているのです。

Heb 12:23 また、天に登録されている長子たちの教会、万民の審判者である神、全うされた義人たちの霊、


Heb 12:24 さらに、新しい契約の仲介者イエス、それに、アベルの血よりもすぐれたことを語る注ぎかけの血に近づいています。

    (1)「新しいエルサレム」は、以下のグループにとって永遠の住まいとなる。

①三位一体の神がそこに臨在される。

②無数の御使いたちがそこに住む。

③教会時代の聖徒たちもそこを永遠の住まいとする。

④「全うされた義人たち」(旧約時代の聖徒たち)も、そこに住む。

⑤大患難時代と千年王国の期間に救われた聖徒たちも、そこに住むようになる。

  *これは、書かれていない。

    (2)アブラハムの信仰から教訓を学ぼう。

      ①信仰義認の原則

      ②終末を見据えた人生

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