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ヨハネの黙示録(2)—ヨハネによる前書き—

  • 2016.08.22
  • 黙示録1章:1〜8
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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ヨハネによる前書きについて学ぶ

「ヨハネによる前書き」

黙1:1~8

1.はじめに

  (1)前回の復習

    ①歴史主義的アプローチ

    ②比ゆ的アプローチ

    ③預言既成的アプローチ

    ④未来的アプローチ

  (2)黙示録の3区分

    ①黙1:19は、黙示録を3区分している。

Rev 1:19 そこで、あなたの見た事、今ある事、この後に起こる事を書きしるせ。

    
②3区分の内容

      *「あなたの見た事」

*「今ある事」

*「この後に起こる事」

    (3)黙示録のアウトライン

      ①前書き(1:1~8)

      ②ヨハネが見た事(1:9~20)

      ③今ある事(2:1~3:22)

      ④この後に起こる事(4:1~22:21)

    (4)今回は、「前書き」を取り上げる。

2.アウトライン

  (1)序言(1~3節)

  (2)あいさつ(4~8節)

  3.結論:

    (1)黙示録が啓示する4つの時代

    (2)黙示録が与えてくれる3つの動機付け

ヨハネによる前書きについて学ぶ

Ⅰ.序言(1~3節)

  1.1節


Rev 1:1
イエス・キリストの黙示。これは、すぐに起こるはずの事をそのしもべたちに示すため、神がキリストにお与えになったものである。そしてキリストは、その御使いを遣わして、これをしもべヨハネにお告げになった。

    
(1)「イエス・キリストの黙示」

      ①「黙示」はギリシア語で「アポカリプシス」である。

        *覆いを取る、啓示するという意味がある。

      ②2つの解釈が可能である。

        *キリストが与えた啓示

        *キリストに関する啓示

      ③黙示録はヨハネが書いたので、ヨハネの黙示録と呼ばれる。

④しかし、神がお付けになったタイトルは「イエス・キリストの黙示」である。

    (2)啓示の流れ

      ①神→キリスト→御使い→ヨハネ→試練の中の信者たち(私たち)

      ②天使が誰であるかは書かれていないが、ガブリエルである可能性が高い。

        *ダニ9:21 ガブリエルはダニエルに70週の預言を伝えた。

        *ルカ1:19 ガブリエルはザカリヤにヨハネの誕生を伝えた。

        *ルカ1:26 ガブリエルはマリアにイエスの誕生を伝えた。

      ③天使が神の啓示の仲介者なった事例

        *モーセが律法を受けた出来事(ガラ3:19、使7:53)

    (3)「すぐに起こるはずの事」

      ①ヨハネが見た事が数年以内に起こるということではない。

      ②ギリシア語で「エン」+「タコス」で「エン・タケイ」である。

        *時が来たなら直ちに起こるという意味である。

      ③ルカ18:8参照

Luk 18:8
あなたがたに言いますが、神は、すみやかに彼らのために正しいさばきをしてくださいます。しかし、人の子が来たとき、はたして地上に信仰が見られるでしょうか。」

      ④「すぐに起こるはずの事」とは、ダニ2:28~29、45にある「終わりの日に起

こること」と同じである。

Dan 2:28
しかし、天に秘密をあらわすひとりの神がおられ、この方が終わりの日に起こることをネブカデネザル王に示されたのです。あなたの夢と、寝床であなたの頭に浮かんだ幻はこれです。

Dan 2:45
あなたがご覧になったとおり、一つの石が人手によらずに山から切り出され、その石が鉄と青銅と粘土と銀と金を打ち砕いたのは、大いなる神が、これから後に起こることを王に知らされたのです。その夢は正夢で、その解き明かしも確かです。」

  2.2節

Rev 1:2 ヨハネは、神のことばとイエス・キリストのあかし、すなわち、彼の見たすべての事をあかしした。

    
(1)ヨハネはキリストのしもべである。

      ①キリストの御心だけを行う。

      ②人を恐れない。たとえそれがローマであったとしても。

    (2)彼は、自分が見たすべての事をあかしした。

      ①その結果、私たちに黙示録が遺されたのである。

  3.3節


Rev 1:3 この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを心に留める人々は幸いである。時が近づいているからである。

    
(1)朗読する者と聞く者に祝福が約束されている唯一の書である。

      ①当時は、個人が聖書を所有することはなかった。

      ②礼拝の場に出て、聖書朗読を聞くしかなかった。

      ③この場合は、手紙の朗読である。

    (2)「時が近づいている」

      ①この書に書かれていることがすぐに起こるということではない。

      ②時が来たなら、すぐに起こるという意味である。

      ③ここでの「時」は「カイロス」である。

      ④神の預言プログラムでは、次に起こるのは携挙である。

Ⅱ.あいさつ(4~8節)

  1.4~5節a


Rev 1:4 ヨハネから、アジヤにある七つの教会へ。今いまし、昔いまし、後に来られる方から、また、その御座の前におられる七つの御霊から、


Rev 1:5a
また、忠実な証人、死者の中から最初によみがえられた方、地上の王たちの支配者であるイエス・キリストから、恵みと平安が、あなたがたにあるように。

    
(1)「ヨハネからアジア州にある七つの教会へ」(新共同訳)

      ①7つの教会は、激しい迫害に会っていた。

      ②その内の5つは、内的問題を抱えていた(2~3章)。

      ③黙示録執筆の目的は、苦しんでいる信徒たちを励まし、過ちを矯正すること。

      ④7つの教会は、「教会全体」を象徴的に表していると理解すべきであろう。

        *当時アジアには7つ以上の教会があった。

        *コロサイの教会がその例である。

    (2)「恵みと平安が、あなたがたにあるように」

      ①「恵み」とは、信者に与えられる神の変わることのない愛である。

      ②「平安」とは、神との正しい関係である。

      ③「恵み」と「平安」は、イエスの十字架上の御業を土台としたものである。

    (3)三位一体の神

      ①「今いまし、昔いまし、後に来られる方」とは、父なる神である。

②「その御座の前におられる七つの御霊」とは、聖霊なる神である。

*7人の天使と解釈する学者もいるが、聖霊の方が正解だと思われる。

*7という数字は、完全、完成、満たし、などを意味する。

*イザ11:2は、聖霊の7つの特性を記している。

Isa 11:2 その上に、【主】の霊がとどまる。/それは知恵と悟りの霊、/はかりごとと能力の霊、/主を知る知識と【主】を恐れる霊である。

      ③「忠実な証人、死者の中から最初によみがえられた方、地上の王たちの支配者」

とは、子なる神である。

  *キリストは復活の初穂である。

  *キリストは再臨し、地上に千年王国を設立される(19~20章)。

  2.5b~6節

Rev 1:5b イエス・キリストは私たちを愛して、その血によって私たちを罪から解き放ち、


Rev 1:6
また、私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった方である。キリストに栄光と力とが、とこしえにあるように。アーメン。

    
(1)キリストは血を流すことによって、私たちに祝福を与えてくださった。

①私たちを罪から解放してくださった。

②私たちは、神の御国の一員となった。

  *王であるキリストの支配と守りの下に置かれている。

③私たちは、祭司として天の御座に近づけるようになった。

    (2)キリストを称える言葉が出てくる。

      ①この頌栄は、キリストを信じたすべてのクリスチャンが唱えるべきものである。

  3.7節


Rev 1:7
見よ、彼が、雲に乗って来られる。すべての目、ことに彼を突き刺した者たちが、彼を見る。地上の諸族はみな、彼のゆえに嘆く。しかり。アーメン。

    
(1)これが黙示録のテーマ聖句である。

①キリストは栄光の雲に乗って地上に戻って来られる。

②時制は現在形。すでに起こったのと同じことである。

③キリストは栄光の雲に包まれて昇天された(使1:9)。

④ここでは、携挙と再臨の違いを認識しておこう。

*黙3:10では「全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう」

となっている。

      ⑤黙示録は、再臨の前後に何が起こるかを預言している。

    (2)再臨の目撃者

      ①「彼を突き刺した者たち」とは、地上に残されたユダヤ人たちのことである。

        *ゼカ12:10参照

      ②「地上の諸族」とは、全人類のことである。

        *嘆きの理由は、キリストの裁きを恐れるからである。

      ③再臨は、ある程度の時間の経過を要する出来事なのかもしれない。

      ④あるいは、インターネットが利用される可能性もある。

  4.8節


Rev 1:8 神である主、今いまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

    
(1)これは、キリストの神性宣言である。

①「今いまし、昔いまし、後に来られる方」は、キリストの永遠性を示す。

②「万物の支配者」は、キリストが歴史をも含むすべてを支配しておられること

を示す。

③「アルファであり、オメガである」とは、キリストの神性を示す。

  *旧約聖書では、神を指す呼び名である。

  *イザ44:6、48:12~13

結論:

  1.黙示録が啓示する4つの時代

    (1)1~3章 教会時代 ?年

    (2)4~19章  大患難時代 7年

    (3)20章 御国の時代 千年

    (4)21~22章 永遠の時代 無限

  2.黙示録が与えてくれるクリスチャン生活のための3つの動機付け

    (1)「わたしはアルファであり、オメガである」(8節)

      ①キリストは、歴史の支配者である。

      ②聖書の中に、本物の歴史哲学がある。

    (2)「見よ、彼が、雲に乗って来られる」(7節)

      ①再臨の希望を抱く者は、日々敬虔な生活を送るようになる。

    (3)「ヨハネは、神のことばとイエス・キリストのあかし、すなわち、彼の見たすべ

ての事をあかしした」(2節)

      ①イエス・キリストのあかし

      ②ヨハネの証言

      ③黙示録は、2重に信頼できる書である。

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