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2026年 ハーベスト秋期聖会 「40という数字の意味(2)」—出エジプトから王国成立前まで―
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命題:「40」は偶然の数字ではなく、神が用意されたものである。
そのことを3つの事例から学んでみよう。
「40という数字の意味(2)」
—出エジプトから王国成立前まで—
はじめに
(1)ハーベスト・タイム40周年記念メッセージシリーズ
(2)シリーズ全体の基本命題
①「40」は、神が民を試し、整え、使命へと送り出すために定められた期間。
②それは裁きを含むことがあるが、最終目的は回復と前進にある。
(3)1回目のメッセージ(創世記から出エジプト記まで)
①ノアの洪水の期間
②イサク40歳で結婚
③モーセの三つの40年
(4)2回目のメッセージ(出エジプト記から王国成立前まで)
①荒野の40年
②シナイ山での40日40夜
③士師時代の40年
④ゴリアテの40日
命題:「40」は偶然の数字ではなく、神がご自身の目的のために用意されたものである。
そのことを4つの事例から学んでみよう。
Ⅰ.荒野の40年
1.聖句(民14:33~34)
Num 14:33
おまえたちの子どもは、この荒野で四十年の間羊を飼う者となり、おまえたちがみな、屍となるまで、おまえたちの背信の責めを負わなければならない。
Num 14:34
おまえたちが、あの地を偵察した日数は四十日であった。その一日を一年と数えて、四十年の間おまえたちは自分の咎を負わなければならない。こうして、わたしへの反抗が何であるかを思い知ることになる。
2.文脈
(1)エジプト脱出からシナイ山まで
①イスラエルは、過越の出来事によってエジプトを出た(出12章)。
②紅海を渡った(出14章)。
③シナイ山で律法を受けた(出19~24章)。
④幕屋が完成した(出25~40章)。
⑤シナイ山を出発した(民10章)
(2)シナイ山からカデシュ・バルネアまで11日(申1:2)
①12部族から1人ずつ斥候が派遣された(民13章)。
②40日間の偵察の後、ヨシュアとカレブは積極的な報告をもたらした。
③残り10人は「住民は強大で勝てない」と報告した。
④民は10人の否定的報告を信じ、神に反抗した。
*エジプトに帰ろうとした。
*モーセに反逆した。
*神の約束を信じなかった。
⑤斥候が40日間偵察したことに対応して、40年間の放浪が定められた。
3.荒野の40年間の目的
(1)不信仰に対する神の裁きの期間
①出エジプトを経験した世代は、ヨシュアとカレブを除いて死に絶えた。
②不信仰には、重大な結果が伴う。
(2)古い世代から新しい世代への移行期間
①ヨシュアとカレブを中心とする新しい世代が約束の地に入る。
(3)神に依存することを学ぶ訓練期間
①荒野では、人間的な資源ではなく、神に依存しなければ生きられない。
(4)神の恵みと真実を経験する期間
①「この四十年の間、あなたの衣服はすり切れず、あなたの足は腫れなかっ
た」(申8:4)
②失敗によって神の計画が終わるのではなく、神は失敗さえも用いて次の世
代を準備される。
Ⅱ.シナイ山での40日40夜
1.シナイ山での「40日40夜」は、くり返し出てくる。
(1)出24:18
Exo 24:18 モーセは雲の中に入って行き、山に登った。そして、モーセは四十日四十夜、山にいた。
①十戒が書かれた石の板と幕屋の啓示を受ける。
(2)申9:18、25
①金の子牛の罪のために執りなす。
(3)出34:28、申10:10
①新しい石の板を受ける。
2.「40日40夜」の意味
(1)神の臨在の中にとどまる期間(出24:18、34:28)
①日常生活から切り離され、神だけに集中する期間である。
(2)神のことばを受ける期間
①律法、幕屋、祭司制度など、イスラエル国家の基礎が示された。
②指導者が使命を果たす前に神から教えられる期間であった。
(3)民の罪が明らかになる試しの期間
①民にとっては待つことを要求される試しの期間であった。
②山の下では、人間が神を可視化しようとして金の子牛を作っていた。
(4)執りなしと契約更新の期間
①モーセは罪を犯した民のために断食しながら祈った(申9:18)。
②啓示 → 罪の露呈 → 執りなし → 契約の回復
3.「40」という数字の意味は、後の時代に引き継がれる。
(1)エリヤの40日40夜(1列19:8)
①ベエル・シェバからホレブまで歩いた。
(2)イエスの40日40夜(マタ4:2)。
①荒野で悪魔の試みを受けた。
Ⅲ.士師時代の40年
1.聖句
(1)士3:11(オテニエルの時代の40年)
Jdg 3:11 国は四十年の間、穏やかであった。こうして、ケナズの子オテニエルは死んだ。
(2)士5:31(デボラの時代の40年)
Jdg 5:31
このように、【主】よ、あなたの敵がみな滅び、/主を愛する者が、/力強く昇る太陽のようになりますように。」/こうして、国は四十年の間、穏やかであった。
2.士師記における40年の意味
(1)40年という期間が、一世代に及ぶ長い平安の期間として描かれている。
①荒野の放浪:40年
②ダビデの統治:40年
③ソロモンの統治:40年
(2)「40年穏やかであった」=「その世代の間、神が平安を与えられた」
①これは、永続的な平和ではない。
*40=神から与えられた機会
②40年の平和の後に再び民は堕落する。
③士師記のテーマは「人間の指導者による救いは一時的」ということ。
④最終的に必要なのは、完全な王であるメシアである。
Ⅳ.ゴリアテの40日
1.聖句(1サム17:16)
1Sa 17:16 例のペリシテ人は、四十日間、朝早くと夕暮れに出て来て立ち構えた。
2.「40日間」の意味
(1)イスラエルの信仰が試された期間
①ゴリアテは40日間にわたってイスラエル軍を挑発し続けた。
②朝と夕方に現れる。
③神の民を辱める。
④誰も立ち向かわない。
(2)人間的な王サウル王の限界が明らかになる期間
①本来ならば、王であるサウルが出て行くべきであった。
②しかしサウルは、民と同じように恐れていた。
③40日間は、サウルの霊的破綻が明らかになる期間でもあった。
(3)ダビデ登場の舞台を準備する期間
①サウルは40日間何もできなかった。
②しかし神はすでに新しい王を備えておられた。
③沈黙しているように見える期間にも、神は次の働きを準備しておられる。
(4)恐れに支配された状態から、信仰による勝利へ移行する期間
①イスラエルは恐れている。
②誰も敵に勝てない。
③一人の代表者が出て行く。
④「この戦いは【主】の戦いだ」(17:47)
⑤ここに40日の結論がある。
結論:今日の信者への適用
1.40の期間の後に神の新しい段階が始まる。
(1)荒野の40年の後には約束の地への入国があった。
(2)シナイ山の40日40夜の後には、神のことばと使命が与えられた。
(3)士師時代の40年の後には、次の世代が神への応答を迫られた。
(4)ゴリアテの40日の後には、神が備えておられたダビデが登場した。
2.「40」は終着点ではなく、新しい始まりへの準備期間である。
(1)私たちも人生の中で、「40」に相当する時期を経験する。
①病との闘いの期間
②祈り続けているのに答えが見えない期間
③奉仕の実が見えない期間
④神が沈黙しておられるように感じる期間
(2)私たちの人生の「40」もまた、神の御手の中にある。
3.「40」は、神がご自身の民を整え、次の段階へ送り出すための恵みの数字である。
(1)今置かれている場所で主に従い続けようではないか。
(2)申2:7
Deu 2:7
事実、あなたの神、【主】はあなたのしたすべてのことを祝福し、この広大な荒野でのあなたの旅を見守っていたのだ。この四十年の間、あなたの神、【主】はあなたとともにいて、あなたには何一つ欠けたものがなかった。」
聖書に出てくる「40」のすべてに同じ象徴的意味があると断定することはできない。しかし、重要な転換点に40という期間が繰り返し現れ、試練、訓練、準備、そして新しい段階への移行と結びついていることは注目に値する。




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