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メシアの生涯(183)—ゲツセマネ途上での説教(4)—

  • 2015.12.28
  • ヨハネ16章:5〜15
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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このメッセージでは...

恵みの時代における聖霊の働きについて学ぶ。

「ゲツセマネ途上での説教(4)」

ヨハ16:5~15

1.はじめに

  (1)文脈の確認

    ①最後の晩餐の後、イエスの最後の長い説教が続く。

②ヨハ15、16章 ゲツセマネの園に向かう途中で語られた。

    ③イエスは、数時間後に逮捕されることになっている。

④人類救済計画の時代区分(ディスペンセーション)が移行しつつある。

      *律法の時代→恵みの時代

      *子なる神が中心的に働く時代→聖霊なる神が中心的に働く時代

    (2)A.T.ロバートソンの調和表

    §150 ゲツセマネの園に向かう途中でのメッセージ

2.アウトライン

  (1)ぶどうの木とその枝(15:1~10)

  (2)イエスの友(15:11~17)

  (3)この世から受ける憎しみ(15:18~16:4)

  (4)聖霊の働き(16:5~15)

  (5)悲しみから喜びへ(16:16~33)

  3.結論:

    (1)罪について

    (2)義について

    (3)さばきについて

恵みの時代における聖霊の働きについて学ぶ。

Ⅳ.聖霊の働き(16:5~15)

  
1.5~6節


Joh 16:5
しかし今わたしは、わたしを遣わした方のもとに行こうとしています。しかし、あなたがたのうちには、ひとりとして、どこに行くのですかと尋ねる者がありません。


Joh 16:6 かえって、わたしがこれらのことをあなたがたに話したために、あなたがたの心は悲しみでいっぱいになっています。

  
  (1)弟子たちは悲しみに満たされた。

      ①この世から受ける憎しみについての予告があった。

      ②イエスが去って行くので、この世からの憎しみは弟子たちに向けられる。

      ③彼らは、自分たちの将来に関して悲しみに満たされた。

*イエスなしにはやって行けないと考えた。

      ④彼らは、イエスの将来については、さほどの関心を示さなかった。

⑤もしイエスが去って行く理由と、その行先を知っていたなら、喜びに満たされ

たはずである。

    (2)彼らは、「どこに行くのですか」と尋ねなかった。

      ①トマスでさえも、尋ねなかった。

      ②ヨハ14:5

      「トマスはイエスに言った。『主よ。どこへいらっしゃるのか、私たちにはわかり

ません。どうして、その道が私たちにわかりましょう』」

    (3)彼らは、時代が移行しつつあることを理解することができなかった。

      ①「今」という時を理解できなかった。

      ②イエスの死、埋葬、復活、昇天という出来事の重要性を理解できなかった。

  
2.7節


Joh 16:7
しかし、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。

    
(1)イエスが去って行くことは、弟子たちにとって益である。

      ①イエスの死、埋葬、復活、昇天

      ②それがなければ、伝えるべき福音のメッセージが存在しないことになる。

      ③昇天がなければ、イエスが栄光の座に着くこともない。

      ④イエスが栄光の座に着かなければ、聖霊が降臨することもない。

    (2)栄光の座に着いたイエスは、聖霊を弟子たちのところに遣わされる。

      ①これまでも、聖霊は常に働いておられた。

      ②しかし、ペンテコステの日以降、聖霊は別次元の働きを開始する。

      ③イエス(わたし)が聖霊を遣わされる。

④聖霊は、「助け主」と呼ばれている。

        *イエスが去った後の聖霊の働きは、「助け主」としてのそれである。

  
3.8節

Joh 16:8 その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさせます。

(1)「エケイノス」は、「その方」とも「それ」とも訳せる。

  ①聖霊は第3位格の神である。

(2)訳文の比較

    「その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認め

させます」(新改訳)

「その方が来れば、罪について、義について、また、裁きについて、世の誤りを明ら

かにする」(新共同訳)

「それがきたら、罪と義とさばきとについて、世の人の目を開くであろう」(口語訳)

「かれ來らんとき、世をして罪につき、義につき、審判につきて、過てるを認めしめ

ん」(文語訳)

「その方が来られると、世間の人に誤りを認めさせます。 罪、心の正しさ、神との正

しい関係、さばきからの救いということで、人々はまるで考え違いをしているのです」

(リビングバイブル)

  ①聖霊の働きの中心は、過ちを認めさせることである。

  ②これは、回心(conversion)ではなく、認罪(conviction)である。

  ③認罪は、回心に先立つ。

  ④聖霊は、通常、信者を通して働かれる。

  
4.9~11節

Joh 16:9 罪についてというのは、彼らがわたしを信じないからです。

Joh 16:10 また、義についてとは、わたしが父のもとに行き、あなたがたがもはやわたしを見なくなるからです。

Joh 16:11 さばきについてとは、この世を支配する者がさばかれたからです。

    
(1)罪とは、神への反抗である。

      ①通常人々は、道徳律や法律に反することを罪と考える。

      ②それゆえ、自分を罪人とは考えない。

      ③苦難の中から救いを求める人にも、そのような傾向がある。

    (2)義とは、イエスが罪のないお方であることが証明されるということである。

      ①イエスは、復活し、昇天される。

      ②父なる神は、イエスが義であることを証明される。

    (3)さばきとは、サタンが裁かれるということである。

      ①イエスの復活と昇天により、サタンは大打撃を被った。

      ②この世に属する者は、それを知って神を恐れるべきである。

  
5.12~13節


Joh 16:12 わたしには、あなたがたに話すことがまだたくさんありますが、今あなたがたはそれに耐える力がありません。


Joh 16:13
しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。

    
(1)弟子たちの霊性には限界があった。

      ①メシア的王国での栄誉を求めていた。

      ②自分たちの将来に不安を感じていた。

      ③イエスの死と復活が必要とは感じていなかった。

    (2)真理の御霊の役割

      ①イエスとその御業についての真理を弟子たちに教える。

      ②父なる神から聞いたことだけを話す。

        *三位一体の神の位格は、独立している。

        *父が御子に関する真理を聖霊に語り、聖霊がそれを弟子たちに教える。

      ③やがて起ころうとしていることを弟子たちに示す。

        *この中には、終末論の情報が含まれている(新約聖書の中の預言)。

        *これは、新約聖書が完成することの保証である。

  
6.14~15節

Joh 16:14 御霊はわたしの栄光を現します。わたしのものを受けて、あなたがたに知らせるからです。


Joh 16:15
父が持っておられるものはみな、わたしのものです。ですからわたしは、御霊がわたしのものを受けて、あなたがたに知らせると言ったのです。

    
(1)御霊の役割は、イエスの栄光を現すことである。

      ①これは、クリスチャンの奉仕や集会を評価するための基準である。

      ②イエスの御名があがめられているなら、それは聖霊が働いている証拠である。

      ③聖霊に関心が向いているなら、この基準からは逸脱している。

        *聖霊を強調したり、聖霊に向かって祈ったりすること

    (2)御霊は、イエスに関する真理を教える。

      ①イエスに関する真理は、すべて父から出たものである。

      ②父のものはイエスのものであり、イエスのものは父のものである。

      ③ここには、三位一体の神の統一性と調和がある。

結論:伝道は、聖霊との共同作業である。

  はじめに:聖霊が導かれる方向で福音を伝える必要がある。

  1.罪について

    (1)罪とは、神への反抗である。

    (2)イエスを十字架につけたのは、その反抗が頂点に達したということである。

(3)人々が容易に自分は罪人だと認めないのは、神に反抗しているという意識がな

いからである。

(4)現代の私たちが犯す罪とは何か。

  ①イエスを信じないこと

  ②ヨハ3:18


Joh 3:18 御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている。

      ③神の真理をはばんでいる(妨げている)こと

      ④ロマ1:18


Rom 1:18 というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。

    (5)聖霊は、人々に罪を認めさせる。

①聖霊の到来そのものが、人々の罪を証明している。

      ②人々がイエスを拒否し十字架につけたので、聖霊が来られた。

  2.義について

    (1)ユダヤ人たちは、イエスは悪霊に憑かれていると主張した。

    (2)イエスが不義であると信じたので、イエスを十字架にかけた。

      ①申21:23


Deu 21:23
その死体を次の日まで木に残しておいてはならない。その日のうちに必ず埋葬しなければならない。木につるされた者は、神にのろわれた者だからである。あなたの神、【主】が相続地としてあなたに与えようとしておられる地を汚してはならない。

      ②ガラ3:13


Gal 3:13
キリストは、私たちのためにのろわれたものとなって、私たちを律法ののろいから贖い出してくださいました。なぜなら、「木にかけられる者はすべてのろわれたものである」と書いてあるからです。

    (3)しかし、復活と昇天は、イエスが義であることを証明した。

      ①使3:14~15

Act 3:14 そのうえ、このきよい、正しい方を拒んで、人殺しの男を赦免するように要求し、


Act 3:15 いのちの君を殺しました。しかし、神はこのイエスを死者の中からよみがえらせました。私たちはそのことの証人です。

    (4)イエスの復活が伝えられる時、聖霊は、イエスが義であることを証しする。

  3.さばきについて

    (1)イエスの死と復活は、この世の支配者であるサタンをさばくものとなった。

      ①ヨハ12:31

Joh 12:31 今がこの世のさばきです。今、この世を支配する者は追い出されるのです。

      ②コロ2:15


Col 2:15 神は、キリストにおいて、すべての支配と権威の武装を解除してさらしものとし、彼らを捕虜として凱旋の行列に加えられました。

    (2)「死の力を持つ悪魔」は滅ぼされた(ヘブ2:14)。

      ①悪魔は今も活動している。

      ②しかし、それは刑期を待つ死刑囚のような状態である。

    (3)神の反抗する者は、悪魔がさばかれたことを知るべきである。

      ①悪魔と罪人に下ろうとしているさばきを恐れるべきである。

      ②使17:30~31


Act 17:30 神は、そのような無知の時代を見過ごしておられましたが、今は、どこででもすべての人に悔い改めを命じておられます。


Act 17:31
なぜなら、神は、お立てになったひとりの人により義をもってこの世界をさばくため、日を決めておられるからです。そして、その方を死者の中からよみがえらせることによって、このことの確証をすべての人にお与えになったのです。」

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