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Q410 サタンがユダに入ったとはどういう意味ですか。
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410 サタンがユダに入ったとは
Q:ヨハ13:27に、「そのとき、サタンが彼に入った」とあります。これはどういう意味ですか。
A:はじめに
サタンとは悪魔のことです。サタンは、人間を全面的に支配することができます。サタンがユダを支配するために用いたステップを、3つ申し上げます。
1番目に、サタンはユダの心に「思い」を入れました。
(1)それは、イエスを裏切ろうという思いです(ヨハ13:2)。
(2)この段階では、まだ単なる思いですから、ユダはそれを拒否することができました。
(3)イエスはユダの心の中をご存じでしたが、彼の足を洗い、食事を与えました。
2番目に、ユダはその「思い」と戯れました。
(1)彼は、イエスを裏切ろうという思いを捨てませんでした。
(2)食事中に、イエスはこう言われました。
「あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ります」 (マタ26:21)
(3)弟子たちは、こう言いました。
「主よ、まさか私ではないでしょう」(マタ26:22)
(4)ユダだけは、「主」ということばを使いませんでした。
「先生(ラビ)、まさか私ではないでしょう」(マタ26:25)
3番目に、サタンはユダの心に入りました。
(1)ユダには、サタンに心を開いたという道徳的責任があります。
(2)サタンは、ユダを完全に自分の支配下に置きました。
(3)ここにはいくつかの教訓があります。
①サタンは、同意なしには、人を支配することができない。
②サタンは、徐々に支配力を強めてくる。
③最も暗い時でも、神の計画は進んでいる。
(4)イエスはユダに言われました。
「あなたがしようとしていることを、すぐしなさい」(ヨハ13:27)
①十字架の時が来ました。
サタンの支配は、徐々に強まってきます。
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