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メシアの生涯(119)—継続した祈り—

  • 2014.08.04
  • ルカ11章:1〜13
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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このメッセージでは...

継続した祈りの重要性を学ぶ。

「継続した祈り」

ルカ11:1~13

1.はじめに

  (1)文脈の確認

    ①なぜイエスは、祈る必要があったのか。祈りは霊的生命線であった。

②イエスは、重要な局面で必ず祈っておられる。

③ルカは、イエスの祈りの生活を克明に記録している。

    *バプテスマの時 ルカ3:21

    *一人での祈り ルカ5:16、9:18

    *弟子を選ぶ時 ルカ6:12

        *変貌の山で ルカ9:28~29

    *シモンの信仰がなくならないように ルカ22:32

        *ゲツセマネの園で ルカ22:40~44

    *十字架上で ルカ23:46

      ④弟子たちは、イエスの祈りの生活に感銘を受けていた。

      ⑤「主の祈り」は、山上の垂訓の中に出ていた(マタ6:9~15)。

      ⑥ここでは、簡単に解説をする。

  (2)A.T.ロバートソンの調和表

「イエスは再び祈りのひな型を示す」(§105)

ルカ11:1~13

  2.アウトライン

  (1)祈りのひな型(1~4節)

  (2)たとえ話(1)(5~10節)

  (3)たとえ話(2)(11~13節)

  3.結論:

    (1)山上の垂訓での「主の祈り」との対比

(2)ユダヤ教の祈りとの対比

    (3)聖霊を求める祈り

継続した祈りの重要性を学ぶ。

Ⅰ.祈りのひな型(1~4節)

  
1.場面設定(1節)


Luk 11:1
さて、イエスはある所で祈っておられた。その祈りが終わると、弟子のひとりが、イエスに言った。「主よ。ヨハネが弟子たちに教えたように、私たちにも祈りを教えてください。」

    
(1)ユダヤ教の習慣

      ①ラビは弟子たちに、状況にあった祈り方を教えた。

      ②バプテスマのヨハネは、弟子たちに祈り方を教えていた。

    (2)弟子のひとりがイエスに願った。

      ①弟子たちは、イエスの祈りの生活に感銘を受けていた。

      ②祈りを中断させるような行動や質問は、慎むべきである。

      ③イエスが祈り終わったのを見て、弟子のひとりがイエスに願った。

    (3)イエスの回答

      ①祈りの6つの要素を教えた。

      ②この言葉の通りに祈りを再現せよ、ということではない。

  2.前半の3つの要素(2節)


Luk 11:2 そこでイエスは、彼らに言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように』」

    
(1)呼びかけ

      ①「父よ」(アバ)

  (例話)米国でのホームステイでの出来事

      ②「天にいます私たちの父よ」(山上の垂訓)

      ③「アバ」と呼びかけるのは、神を愛に溢れた父とみているから。

④この呼びかけは、旧約時代の聖徒たちが知らなかったことである。

    (2)「御名があがめられますように」

      ①人々が神を恐れますように。

②神の評判が、人々の間で高められますように。

(例話)聖書を題材にした映画や演劇

③この祈りは、神への愛の表現である。

    (3)「御国が来ますように」

      ①ヨハネ、イエス、弟子たち、そして70人は、御国の福音を宣べ伝えた。

      ②この祈りをするとき、私たちは彼らのメッセージを受け入れている。

      ③やがてメシアが再臨され、地上にメシア的王国が成就する。

      ④これは、信仰による祈りである。

  3.後半の3つの要素(3~4節)

Luk 11:3 「私たちの日ごとの糧を毎日お与えください。


Luk 11:4 私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します。私たちを試みに会わせないでください」

    
(4)日ごとの糧

      ①肉体的な糧と、霊的な糧

      ②日々、神に信頼して生きることの表明である。

      ③生かされているという認識が重要である。

    (5)罪の赦し

      ①罪の告白をすれば、神は私たちの罪を赦してくださる。

②これは、神の赦しを信じる、信仰の祈りである。

      ③信仰があるということを、他者を赦すという行為で表現する。

    (6)誘惑からの解放

      ①自らは、誘惑に弱いという認識がある。

      ②誘惑に陥るような状況に会わないようにという祈りである。

      ③これは、自分自身を信頼していない人の祈りであり、健全な祈りである。

  (例話)鎖につながれた猛犬

Ⅱ.たとえ話(1)(5~10節)

  
1.諦めない人(5~8節)


Luk 11:5
また、イエスはこう言われた。「あなたがたのうち、だれかに友だちがいるとして、真夜中にその人のところに行き、『君。パンを三つ貸してくれ。

Luk 11:6 友人が旅の途中、私のうちへ来たのだが、出してやるものがないのだ』と言ったとします。


Luk 11:7
すると、彼は家の中からこう答えます。『めんどうをかけないでくれ。もう戸締まりもしてしまったし、子どもたちも私も寝ている。起きて、何かをやることはできない。』


Luk 11:8
あなたがたに言いますが、彼は友だちだからということで起きて何かを与えることはしないにしても、あくまで頼み続けるなら、そのためには起き上がって、必要な物を与えるでしょう。

    (1)旅の途中の友人が、夜中に訪ねてきた。

      ①ユダヤ文化の中では、「おもてなし」が極めて重要である。

  ②食事を出さねばならないが、パンが残っていない。

      ③庶民の家では、その日のパンはその日の内に消費していた。

    (2)彼は、友人の家にはパンがあることを知っている。

      ①旅人には、割って硬くなったパンではなく、新しいパンを出す必要があった。

      ②そこで、友人の家に行って、パンの塊3つを貸してほしいと願った。

    (3)友人は、起きたくない。

      ①かんぬきをかけた。

      ②家族は寝ている。

      ③めんどうをかけないで欲しい。

    (4)しかし、あくまでも頼み続けた。

①友人は起き上がってパンを与えないわけにはいかなくなった。

②村中に知れる恐れがある。

  
2.適用(9~10節)


Luk 11:9
わたしは、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。

Luk 11:10 だれであっても、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。

    
(1)継続した祈りの重要性(徐々に段階が上がっている)

      ①求め続ける。

      ②捜し続ける。

      ③たたき続ける。

    (2)父なる神といやいや起き上がった友人の対比

      ①カル・バホメル(大から小へ)の議論

      ②人間でも、ましてや、神は。

      ③願いは聞かれる。

        *より良いもの

        *「NO」という答えも、より良いものである。

Ⅲ.たとえ話(2)(11~13節)

  1.人間の親子関係(11~12節)


Luk 11:11 あなたがたの中で、子どもが魚を下さいと言うときに、魚の代わりに蛇を与えるような父親が、いったいいるでしょうか。

Luk 11:12 卵を下さいと言うのに、だれが、さそりを与えるでしょう。

    
(1)子どもが魚を求める。

      ①父親は、蛇を与えるようなことはしない。

      ②魚と蛇の類似性

    (2)子どもが卵を求める。

      ①父親は、さそりを与えるようなことはしない。

      ②卵とさそりの類似性

  
2.適用(13節)


Luk 11:13
してみると、あなたがたも、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう。」

    
(1)ここでも、カル・バホメル(大から小へ)の議論が展開されている。

      ①人間の父と天の父の対比

    (2)父なる神が私たちに与えてくださる最高のものは、聖霊である。

      ①ペンテコステ前なので、ここでは「外側を覆う聖霊の力」である。

      ②信者としての生活を可能にする聖霊の力

      ③弟子としての奉仕を可能にする聖霊の力

      ④旧約聖書の世界観からすると、これは預言者として召されること。

      ⑤このことばを聞いた人たちは、驚いたに違いない。

結論:

  1.山上の垂訓での「主の祈り」との対比

    (1)山上の垂訓は、メシアによるモーセの律法の解釈である。

      ①パリサイ人たちの律法解釈と対比されるべきものである。

      ②モーセの律法は、教会時代には適用されない。

      ③「主の祈り」もまた、モーセの律法の一部である。

    (2)しかし、ユダヤ人たちがイエスを拒否して以降、状況が変わる。

      ①山上の垂訓の中のある要素は、再び取り上げられている。

      ②それらの要素は、教会時代に適用されるメシアの教えとなった。

      ③「主の祈り」もまた、再度教えられているので、教会時代に適用される。

  2.ユダヤ教の祈りとの対比

    (1)ラビたちは、祈祷書を使用した祈りを奨励した。

      ①即興の祈りは奨励しなかった。

      ②今もユダヤ人たちは、祈祷書を用いて祈る。

    (2)イエスは、即興の祈りを奨励した。

      ①イエスが示したのは、文字通り祈る祈りではない。

      ②祈りのひな型を示し、それに従って即興で祈るように教えた。

      ③この祈りは、形式的なものではなく、心のこもったものである。

  3.聖霊を求める祈り

    (1)使2章で、聖霊がユダヤ人信者たちに下り、教会が誕生した。

      ①聖霊を求める祈りは、教会誕生前の信者の祈りである。

    (2)今は、信じた者はその瞬間に聖霊を受けている。

      ①まだ何かに欠けているかのごとく、聖霊を受ける祈りをするのは間違っている。

      ②大事なのは、すでに内住の聖霊が与えられているという認識を持つことである。

      (例話)失くしたパスポート

    (3)教会時代の信者の祈り

      ①エペ5:18

      「また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たさ

れなさい」

②「聖霊に満たされよ」と命令されている。

③この満たしとは、聖霊の支配のことである。

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