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Q391 女のかぶり物
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391 女のかぶり物
今回は、「女のかぶり物」について補足説明を記します。
コリント人への手紙第一19回目のメッセージ(3月31日)のタイトルは、「女のかぶり物」(11:2~16)でした。配信後、適用に関する質問を何人かの方々からいただきました。確かに、メッセージの最後に語る適用の部分が情報不足でした。そこで、補足説明を以下のように追加しますので、ご覧ください。私の願いは、このテーマによって分裂や分派が起こらないようにということです。
1.1コリ11:2~16は、釈義よりも適用のほうが難しい。
(1)真剣に釈義に取り組んだ。
(2)適用に関しては、知恵が必要である。
2.適用に関して、考慮すべき点がいくつかある。
(1)1コリ11:2~16全体の文脈は、神が創造した秩序への服従である。
①父なる神、キリスト、男、女
②これは上下関係ではなく、役割の違いに基づく秩序である。
(2)かぶり物は、妻が夫の権威に従っていることの象徴である。
①かぶり物とは、帽子ではなくベールである。
②コリントでは、娼婦は、かぶり物を着けないで公の場に出た。
(3)この箇所を基にかぶり物を着ける女性の信仰は、受容されるべきである。
①その女性は、神の命令を真剣に受け止めている方だと類推される。
②特に、既婚者の女性に関しては、そう言える。
(4)内面の実質が伴っていないなら、外面を整えることには、なんの意味もない。
①神は、私たちの外面ではなく、内面を見て喜ばれる。
②妻の役割を果たしていない人がかぶり物を着けても、神は喜ばれない。
(5)かぶり物は、現代の私たちの文化の中では違和感を与える。
①カトリックの修道女やイスラム教徒の女性
②かぶり物を着けようとする女性は、周りの人への影響も考えるべきである。
(6)すべてのことを、愛の原則に基づいて判断する必要がある。
①主の栄光のために与えられている命令を、分派の原因としてはならない。
②愛の関係を確認しながら、互いの信仰を尊重すべきである。
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