私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q371救われた人が救いを失うことはありますか。
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371 救われた人が救いを失うことはあるか
Q:救われた人は救いを失わないということは、どこの聖書箇所からきているのでしょうか。
A:はじめに
これは非常に重要な質問です。結論から言いますと、救われた人(クリスチャン)が救いを失うことはありません。このテーマについて、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、クリスチャンということばを定義する必要があります。
(1)自称クリスチャンがすべてクリスチャンだというわけではありません。
①洗礼を受けただけでは、クリスチャンとは言えません。
②信仰熱心なだけでは、クリスチャンとは言えません。
(2)クリスチャンの特徴は、次の2点です。
①イエス・キリストを救い主と信じ、心からの信頼を置いた。
②聖霊が内にとどまっている。
(3)救いを失わないというのは、真のクリスチャンに関して言えることです。
2番目に、救いを表現する比ゆは、すべて取り消し不可能なものです。
(1)救いは、神からの贈り物です(ヨハ3:16)。
①贈り物(永遠のいのち)が取り消されることはありません。
(2)救いは、新しい創造です(2コリ5:17)。
①古いものは過ぎ去り、すべてが新しくなりました。
(3)救いは、新生です(ヨハ3:5)。
①誕生した赤子は、母の胎内に戻ることはできません。
(4)救いは、贖いです(1ペテ1:18~19)。
①キリストの血による贖いは、取り消されることがありません。
3番目に、信者になってから信仰を捨てる人は、最初から救われていなかった人です。
(1)信者が罪を犯せば、神はその人を訓練されます。
(2)罪にとどまり続ける人やイエスを拒否する人がいることは事実です。
①その人は、最初から救われていなかった可能性が大です。
②聖霊の内住があるなら、イエスを拒否するのは不可能です。
(3)「罪にとどまるなら救いを失う」というのは、脅迫であり、真理ではありません。
一度救われたなら、救いを失うことはありません。
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