ルカの福音書(105)エルサレムの部屋にて ―旧約聖書からの解説―24:36~49

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弟子たちの経験について学ぶ。

ルカの福音書 105回

エルサレムの部屋にて ―旧約聖書からの解説―

24 :36~49

1.文脈の確認

(1)イエスの埋葬(23:50~56)

(2)イエスの復活(24:1~49)

  ①復活の出来事(1~12節)

  ②エマオ途上にて(13~35節)

  ③エルサレムの部屋にて(36~49節)

(3)イエスの昇天(24:50~53)

2.注目すべき点

(1)「エマオ途上にて」と「エルサレムの部屋にて」とには、同じ強調点がある。

(2)霊的な盲目状態は、聖書の解き明かしによって解決する。

3.アウトライン

(1)霊的な盲目状態(36~38節)

(2)復活の証明(39~43節)

(3)聖書の解き明かし(44~49節)

4.結論:復活のイエスを目撃した人たち

弟子たちの経験について学ぶ。

Ⅰ.霊的な盲目状態(36~38節)

1.36~37節

Luk 24:36

これらのことを話していると、イエスご自身が彼らの真ん中に立ち、「平安があなたがたにあるように」と言われた。

Luk 24:37 彼らはおびえて震え上がり、幽霊を見ているのだと思った。

(1)エマオで姿を現したイエスは、突如いなくなった。

  ①24:31

Luk 24:31 すると彼らの目が開かれ、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。

  ②エルサレムの部屋では、突如姿を現した。

(2)彼らは、おびえて震え上がった。

  ①幽霊を見ているのだと思った。

    *ギリシア語の「プニューマ」(霊)である。

  ②肉体のない存在

(3)ヨハ20:19の情報

Joh 20:19
その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちがいたところでは、ユダヤ人を恐れて戸に鍵がかけられていた。すると、イエスが来て彼らの真ん中に立ち、こう言われた。「平安があなたがたにあるように。」

  ①イエスの復活の体は、多次元の体である。

  ②11人の使徒集団(トマスはいない)が、イエスの復活の目撃者となった。

  ③ルカ2章では、イエスはマリアの子であり、同時に神の子である。

  ④エマオ途上の物語では、イエスの神性が強調されている。

  ⑤エルサレムの部屋の物語では、イエスの人間性が強調されている。

  ⑥イエスは、100%人間であり、100%神である。このバランスが重要である。    

2.38節

Luk 24:38

そこで、イエスは言われた。「なぜ取り乱しているのですか。どうして心に疑いを抱くのですか。

(1)弟子たちは、それがイエスだと気づくべきであった。

  ①彼らは、イエスが復活することを期待していなかった。

  ②イエスの復活を期待していたので、幻を見たという説には、説得力がない。

Ⅱ.復活の証明(39~43節)

1.39~40節

Luk 24:39

わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。幽霊なら肉や骨はありません。見て分かるように、わたしにはあります。」

Luk 24:40こう言って、イエスは彼らに手と足を見せられた。

(1)誰でも、自分が生きていることを示すためには、手や足を見せればよい。

  ①イエスは、自分にさわるように促した。

  ②肉や骨があるのは、幽霊ではなく、肉体を持った人であることの証拠である。

  ③イエスは、彼らに手と足を見せた。

    *両手には釘の跡があるので、すぐにイエスだと分かる。

2.41~43節

Luk 24:41

彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっていたので、イエスは、「ここに何か食べ物がありますか」と言われた。

Luk 24:42 そこで、焼いた魚を一切れ差し出すと、

Luk 24:43 イエスはそれを取って、彼らの前で召し上がった。

(1)弟子たちは、まだ信じられず、不思議がっていた。

  ①話がうま過ぎて、信じられない。

(2)イエスは、復活のさらなる証拠を示した。

  ①イエスは焼いた魚を一切れ食べた。

  ②これは、復活の体が食事によって支えられているということではない。

  ③復活の体は、朽ちることのない、栄光の体である。

Ⅲ.聖書の解き明かし(44~49節)

1.44節

Luk 24:44

そしてイエスは言われた。「わたしがまだあなたがたと一緒にいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについて、モーセの律法と預言者たちの書と詩篇に書いてあることは、すべて成就しなければなりません。」

(1)イエスによる聖書の解き明かし

  ①「モーセの律法と預言者たちの書と詩篇」とは、旧約聖書のことである。

  ②旧約聖書のメシア預言は、すべて成就しなければならない。

    *ギリシア語の「デイ」。神の視点から見た必然性。

2.45~48

Luk 24:45 それからイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、

Luk 24:46

こう言われた。「次のように書いてあります。『キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、

Luk 24:47その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、あらゆる国の人々に宣べ伝えられる。』
エルサレムから開始して、

Luk 24:48 あなたがたは、これらのことの証人となります。

(1)イエスは何度も受難の預言を語ったが、弟子たちは信じなかった。

  ①ここでイエスは、彼らの心を開いた。

  ②その方法は、メシア預言の解き明かしである。

(2)イエスによる解説

  ①キリストは苦しみを受ける。

  ②三日目に死人の中からよみがえる。

  ③全人類に、福音が伝えられる。

  ④それは、エルサレムから始まる。

    *イザ2:2~3、42:6、49:6、60:3

    *ヨエ2:28~29、32、ミカ4:1~2

  ⑤弟子たちは、「これらのことの」証人となる。

    *「これらのこと」とは、イエスがメシア預言を成就したこと。

(3)異邦人伝道は、ルカの福音書の重要なテーマである。

  ①当時のユダヤ人たちは、その考え方に反発していた。

3.49節

Luk 24:49

見よ。わたしは、わたしの父が約束されたものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」

(1)イエスは弟子たちに、聖霊を与えることを約束した。

  ①聖霊の傾注も、旧約聖書に預言されていた。

    *イザ32:15、44:3、エゼ39:29、ヨエ2:28~29

    *ヨハ14:16~17

(2)聖霊の傾注があるまで、弟子たちは都にとどまっていなければならない。

  ①この命令は、使徒の働きへの「つなぎ」となっている。

  ②使1:8

Act 1:8
しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」

結論:復活のイエスを目撃した人たち

  ①マグダラのマリア(マコ16:9~11)

  ②ガリラヤの女たち(マタ28:8~10)

  ③エマオ途上の2人の弟子たち(ルカ24:13~32)

  ④ペテロ(ルカ24:34)

  ⑤トマスを除いた使徒たち(ヨハ20:19~25)

  ⑥トマスを含めた使徒たち(ヨハ20:26~31)

  ⑦ガリラヤ湖畔の7人の弟子たち(ヨハ21章)

  ⑧500人以上の信者たち(1コリ15:7)

  ⑨ヤコブ(1コリ15:7)

  ⑩オリーブ山の使徒たち(使1:3~12)

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