私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q363 どの訳の聖書が一番いいですか。
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363 どの訳の聖書が一番いいですか
Q:なぜ聖書には、さまざまな訳があるのですか。どの訳の聖書が一番いいですか。
A:はじめに
前回は、聖書にさまざまな訳がある理由を説明しました。今回は、どの聖書が一番いいのかという質問にお答えします。このテーマついて、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、翻訳理念の違いを理解しましょう。
(1)正確な訳文を目指す場合があります。
①ヘブル語やギリシア語の単語を、そのまま日本語に置き換えるという方法です。
②読みにくい訳文になりますが、聖書研究に役立ちます。
(2)意訳を目指す場合があります。
①著者が言いたいことを理解し、自然な訳文にまとめるという方法です。
②読みやすいですが、聖書研究には向いていません。
③リビングバイブルがその例です。
(3)その中間を目指す場合があります。
①原語の構文を破壊することなく、訳文の読みやすさを追求するという方法です。
2番目に、翻訳委員会の聖書観を確認しましょう。
(1)ハーベスト・タイムは、新改訳2017を使用しています。
(2)最大の理由は、新日本聖書刊行会が、「聖書は誤りなき神のことばである」という理解に立っているからです。
3番目に、複数の聖書を比較するのがよいです。
(1)私は、複数の聖書を読み比べます。
①新改訳、新改訳2017、文語訳、口語訳、新共同訳、リビングバイブル
(2)もし外国語の聖書が読めるなら、それを活用することもお勧めします。
①英語では、KJV、ASV、NIV、ESVなどがあります。
聖書にさまざまな訳があるのは、祝福です。
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