私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q326 祈りは誰に向かってすべきですか。
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326 祈りは誰に向かってすべきですか。
Q:私は、聖書の神は三位一体の神であることを信じています。ところで、祈りは、父、子、聖霊のどなたに向かって献げたらよいのですか。混乱していますので、教えてください。
A:はじめに
まず 三位一体を定義しておきます。神は唯一でありながら、父、子、聖霊という3つの位格において存在しておられます。では、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、父、子、聖霊はすべて神ですので、どなたに祈っても、間違いとは言えません。
(1)父に祈るとき、私たちは神に祈っているのです。
(2)子と聖霊に関しても、同じことが言えます。
2番目に、聖書に出てくる祈りの標準的な形は、父なる神に対するものです。
(1)祈りは、父なる神に献げるものです。
(2)祈りは、子なる神の御名によって献げるものです。
(3)祈りは、聖霊の導きによって献げるものです。
(4)「We pray to the Father through the Son by the Holy Spirit.」
(5)聖書的祈りは、三位一体の神との関係で献げるものです。
3番目に、祈りは礼拝そのものです。
(1)礼拝とは、神の主権を認め、そのお方に栄光を帰すことです。
(2)祈りには、賛美、感謝、懇願などが含まれます。
(3)誰に対して祈るべきでないかを知ることは、重要なことです。
(4)マリアや聖人に対する祈りは、神以外のものを礼拝することです。
(5)偶像や先祖に対する祈りも、神以外のものを礼拝することです。
(6)真の神に向けられた真実な祈りには、力があります。
(7)神は、私たちの祈りを聞いてくださいます。
参考になる聖句
「同じように御霊も、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどう祈ったらよいか分からないのですが、御霊ご自身が、ことばにならないうめきをもって、とりなしてくださるのです」(ロマ8:26)
祈りは、父なる神に向かい、子なる神を通して、御霊に導かれて献げるものです。
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